咋日10:00~10:30、みだしの御開帳法要が行われました。
室町時代中期作、木造薬師如来坐像(県重文)が安置されています。
室町時代中期作、木造薬師如来坐像(県重文)が安置されています。
5月第2週土曜日に年一度だけ御開帳法要が執り行われるものです。


安佐北区深川4丁目です。JR芸備線中深川駅から徒歩5分の位置にあります。
右側が明光寺の本堂で、左奥が薬師堂です。

明光寺住職(右)は第14世だそうです。
法要終了後お参りし、中に入らせていただき、写真も撮らせてもらいました。



像高270㎝、坐像としては広島市内では最も大きな仏像だそうです。

側面から拝観すると多少前倒れ気味でした。これは室町時代以降の傾向だそうです。
平成5年(1993年)に解体修理が行われ、その際、頭部から墨書が発見されたそうです。
それにより、享禄3年(1530)の作と判明したのだそうです。
過去何回も修理はなされているようですが、500年余も、よくぞ守られてきたものです。
薬師堂(市重文)は室町時代末期の建立。薬師堂も平成5年に大修理がなされたそうです。
薬師如来は、仏教が日本に伝えられた最も初期から信仰されている仏様だそうです。
病気を平癒し、身心の健康を守ってくださる現世利益の仏様として、日本中に信仰が広まったそうです。
これからまた1年、家族ともども健康で過ごせるようお祈りしました。
また来年も元気でお参りしたいものです。
なお、明光寺薬師堂はこんな町にあります。(昨朝06:15ころ撮影)


雨上がりの早朝ウォーク中、高陽A団地(安佐北亀崎)から写していたものです。