四季折々

~感じるままに~

梅雨明け

2024-07-22 05:21:06 | 写真・花
気象庁は昨日午前、中国地方(山口県を除く)と近畿地方の梅雨明けを発表しました。
それぞれ平年より2日遅く、昨年より5日遅い梅雨明けだったとか。   

見出し画像と次の写真は、昨朝06:20頃に写していたものです。

発表より5時間弱前でしたが、梅雨明けを感じる朝(青空)でした。

以下は昨日15:50頃、我が家近くの公園から写した夏の空です。


「栗の花が散り落ちる頃梅雨入りする(墜栗花=ついり)」
といわれる栗の実もこんなに大きくなっていました。


北西の空には早速、入道雲らしき雲が!

夏の強い日差しによって、地面付近の湿った空気がすごい勢いで上昇して雲になるためとか。

昨日は、早朝から久しぶりに青空を見ることができました。
前日までのむし暑さは感じない爽やかな朝でした。
「これは間違いなく梅雨明けだな」と思える爽やかさでした。
ただ、朝は爽やかでしたが、日中は焼けるような暑さとなりました。
広島市の最高気温は35.0℃の猛暑日でした。

いよいよこれからが夏本番、
特に、向こう2週間にかけては平年よりかなりの高温傾向が続く予想 とか。
熱中症に警戒するとともに、体調を崩さないよう気をつけなければなりません。

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小紫の花

2024-07-21 05:16:57 | 写真・花
コムラサキ(小紫)の花が咲いていました。
通称「ムラサキシキブ(紫式部)」と呼ばれているようですが・・・

一昨日06:10頃写していたものです。







咲いている花の後方(根元側)には実のようなものがたくさんついていました。
既に結実した実のように見えました。


花より枝先の方のつぼみはこんな形でした。


こんなひと株でした。

写していると、家の方(男性)が出てこられ、
「この紫式部はたくさん実がついてきれいですよ」と話されました。
確かに、実らしき粒が枝という枝にたくさんついていました。

ところで、家の方も話されたとおり、普通は「ムラサキシキブ(紫式部)」の名で流通しているようですが・・・
本当の名前は「コムラサキ(小紫)」のようで、クマヅラ科ムラサキシキブ属だとか。

本来のムラサキシキブ(紫式部)は、やや大型(背が高い)で、実も大きめだそうです。
そして、実が比較的バラバラなのに対し、
小紫の実は枝に沿ってかたまるようにびっしりつけるとか。
そして、実の(花)の柄のつけ根が紫式部は葉のつけ根とほぼ同じに対し、
小紫のそれは少しずれたところにつくそうです。
写真をよく見ると、今回写したこの花は小紫に間違いないようでした。
 
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フヨウ(芙蓉)

2024-07-20 05:09:37 | 写真・花
フヨウ(芙蓉)の花が咲くころになりました。
フヨウの花は、朝開いて夕方にはしぼむ一日花とか。

昨朝05:55頃写したものです。







開いたばかりのようで、みずみずしくてきれいでした。

前日に開花したものは次の朝にはこのようになっているようです。


こんなひと株でした。

フヨウ(芙蓉)は、アオイ科フヨウ属の落葉低木とか。
花の形は近縁種(フヨウ属)のムクゲやハイビスカスと似ています。
特に、ムクゲとはよく似ているものの、大きな違いは、
◎葉(フヨウは大きくて5角形、ムクゲは小さくて尖っている)
◎メシベの向き(フヨウのめしべは上向き、ムクゲは正面を向く)
◎花の咲き始め(ムクゲは6月下旬ころ、フヨウは8月上旬ころ)
◎花径(フヨウ15センチ前後、ムクゲ6~10センチ)
だそうです。
なぜメシベが上向き? 調べてみましたが分かりませんでした。
思うに、花が大きいため、真っ直ぐだと昆虫に受粉してもらいにくいからではないでしょうか???

フヨウは8~9月に見頃を迎え、次々に新しい花を咲かせるそうです。
この木も大小たくさんのつぼみがついていました。


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ミセバヤの不思議

2024-07-19 05:10:52 | 写真・花
今、我が家のミセバヤのつぼみがきれいです。
チラホラ咲き始めていて、咲いた花はすぐに枯れています。
本来の開花時期は10月~11月のようですが・・・ ちょっと不思議な経過です。

昨夕17:50頃写したものです。

この中では1輪だけ咲いています。

それぞれの茎の先端にたくさんのつぼみを付けています。



咲いた花はなぜかすぐに茶色になって枯れています。

こんなにまとまって枯れた花も見られます


葉に紅色のふちどりがあり、これがこのミセバヤの特徴のようです。


こんなひと鉢です。

7~8年くらい前、近所の方から小苗を頂き育てているものです。
その方の話では、佐渡から持ち帰られたものをいただいたとのことでした。

ミセバヤは日本古来より万葉の植物として親しまれている多年草だそうです。
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多肉植物とか。
ヒダカミセバヤ、カラフトミセバヤ、ユウバリミセバヤ、ツガルミセバヤ、エッチュウミセバヤ
などがあり、それぞれ、葉や茎に特徴を有しているそうです。
その中で、我が家のものはエッチュウミセバヤ(富山県の固有種)に一番似ているようです。
(似ているところ~葉縁の紅色が鮮やかで、灰青色の葉との対比が美しい)
多分、富山から佐渡に渡って広がっていたものと思います。
ともあれ。つぼみも葉も本当にきれいです。
葉だけの時は観葉植物そのもので、秋にはきれいな赤色に紅葉します。

ただ、不思議なことに今年はチラホラと咲いてすぐに枯れた状態になっていることです。
ちなみに、以前このブログでとりあげていた花を見てみると、こんな状態でした。



2019.10.30にUPしていました。
今のつぼみが10月末頃まではとても持てそうにはないようです。
不思議です。
どうなっていくのか見守ってゆきたいものです。

なお、その年の11月28日は、こんなに紅葉した葉をUPしていました。



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小坊主

2024-07-18 05:16:26 | 写真・花
“小坊主” はコボウズでも、「コボウズオトギリ(小坊主弟切)」です。
オトギリソウ属の仲間です。この実の姿が名の由来だそうです。

昨朝06:00頃写したものです。


黒色に変わっていくようです。








既に黒く変わっているものも。


ちなみに、春にはこんなきれいな花が咲いていました。



違う場所のものですが、昨年6月2日にアップしていました。

花径は 2~2.5㎝でした、長いシベや花の形は大きな花のビョウヤナギ(未央柳)にそっくりでした。
コボウズオトギリ(小坊主弟切)の名は、赤い実を「小坊主」に見立てたものだそうです。
オトギリソウ(弟切草)科 オトギリソウ属で、草ではなく半常緑低木だそうです。

オトギリ = “弟を切る“ ちょっと物騒な名前ですが・・・
弟切草の名は、
「この草(葉?)を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺した」
という平安時代の伝説によるものだそうです。

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