四季折々

~感じるままに~

キジバトの子育て その5 ~ ???

2020-09-11 09:17:25 | キジバトの子育て
不思議なことが起こりました。
親鳥も卵も消えました。
今朝、雨の中・・・・???

   
今朝  08:30 に写したものです。もぬけのからでした。信じられません。
巣は全く乱れておらず、この下にはゴミ一つ落ちていません。
06:45 頃新聞を取りに出た際、のぞいて見ると、確かに親鳥(メス)が座っていたのです。
本当に不思議です。

最後に写していた親鳥
   
昨日の朝 08:29 に写していたものです。オス鳥のようです。
カメラに残っていた写真はこれが最後でした。

一つ考えられることは、ブドウを荒らしに来る小動物のテンか、何かが襲ったということです。
しかし、今朝座っていた 06:45 から、消えていた 08:30 の間に襲われたということは考えられません。
夜中に襲われ、06:45 頃座っていたときはもう卵はなかった?・・・???
もし、何かが襲ったのであれば、巣が乱れ、下に何かが落ちているはず・・・???
親鳥たちが、卵をどこかに移動させた・・・???

不思議です。本当に不思議です。


追記(9月11日20:30) ~ 推理 ~
いろいろ考えてみました。そして、私の推理をここに綴っておくことにしました。

今朝、雛が生まれた(通常2週間くらいでかえるらしいが今日は13日目)。
親鳥の交代時期(8:00頃)に、体の大きいオス鳥が生まれたばかりの小さい雛を加えてどこかへ搬送。
メス鳥は残りの1羽の雛を見守り、オス鳥が再び飛来してもう1羽を搬送。
その後、メス鳥は卵の殻をどこかに遺棄して処分。
雛を運んだ先は、以前使った古い巣。
昼間にオスがあたためている間に、メスが古い巣を修復していた。
(キジバトは年に数回子育てをし、前の古い巣を使用することがままあるそうです)

たぶんこの推理に間違いないと思います。なぜ、こんなことを?
実は台風9号が襲来した9月3日の未明、ブドウ棚の上の簡易雨よけビニールが少し破損したため、
夜が明けてからこの雨よけビニールを撤去しました。
そのため、巣は雨をもろに受けるようになってしまった。
その後、9月7日に再び台風10号が襲来。この雨風にも耐えて無事でした。
しかし、この際、ここでの子育ては厳しいと感じたのだろうと思います。
そうしたことから、雛がかえるのを待って(卵は大きくて運べない)、今朝、巣の移動を敢行した。
残った巣の状況、巣の下など周囲の状況などから、たぶん間違いないのではないかと思います。

今は、引っ越した先の巣で雛が無事巣立つこと。
そして親鳥が飛べるようになった雛を連れ、我が家の庭先を訪れてくれること。
そんなことを祈りたい気持ちです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キジバトの子育て その4 ~ 無事でした !

2020-09-07 10:26:09 | キジバトの子育て
特別警報級といわれた台風10号、当地方は無事通過してくれたようです。
ブドウ棚で抱卵中のキジバトも卵も無事でした。
当地方への最接近は今朝の09:00頃? その頃やや強い風が断続的に吹いていました。

06:45撮影
   
「あと少し頑張れよ」と言ってやりました。この頃やや強めの雨が降っていました。

07:45撮影
   
雲は南から北に勢いよく流れていましたが、時に雲間から陽が差し、青空も見えていました。

09:05撮影 08:30頃から断続的に強い風が吹いていました。
   
オスに変わっていました。ちょっと腰を浮かし気味で足で踏ん張っているように見えました。

10:00現在
   
離れつつあるようです。
今も(10:20)、時折やや強い風が吹いていますが、もう大丈夫でしょう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キジバトの子育て その3 ~ 嵐の前の静けさ

2020-09-06 14:34:43 | キジバトの子育て
特別警報級の台風10号が近づいています。
朝から午前中は、まさに “ 嵐の前の静けさ ”  青空がきれいでした。
広島に一番近づくのは7日未明から朝頃 ? 抱卵中のキジバトが心配です。

   
抱卵8日目。昼間はオスが温め、夜間はメスが温めています。
この下は、ガレージでコンクリートです。
ひとときも巣を離れず温めていますが、糞を全くしていません。感心します。
たぶん、天敵に悟られないようにするためだろうと思います。

強い風にブドウの幹や枝があおられないよう対策を講じました.
   

   
巣の近くを中心に、ロープで8か所の幹や枝を固定しました。
ほかに風よけ等の方法は思いつきませんでした。
台風9号のかなり強い風にはしっかりと耐えていましたが・・・ 心配です。
ブドウの赤い網袋は、小動物のテン対策です

暴風圏内にはギリギリ入らないようですが・・・ (13:45発表)
   

先ほど(14:10頃)から雨が降り始めました。
風はまだそよ風程度です。
もう少し西にずれてほしいものです。
祈るほかありません。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キジバトの子育て その2「母は強し!」

2020-09-03 12:47:07 | キジバトの子育て
未明から朝にかけ、台風9号の強風が吹き荒れました。
母鳥が抱卵中のブドウ棚の葉や枝は音を立てて揺れていました.
03:30~04:30頃はかなり強い風でした。「耐えられないだろうなー」と感じていました。
 
「 母は強し! 」  しっかり抱いて守っていました。(07:00撮影)
   

   
夜の抱卵はメスの役目のようです。体もしっぽもちょっと小さいのがメスです。

昼間はオスの役目のようです。(08:20撮影)
   
いつの間にか、体が大きいオスが変わって温めていました。

卵は2個でした。
   
8月30日、「キジバトの子育て その1」で卵は1個と書いていましたが、
同日の写真をよく確認してみると ↑ の写真のとおり2個でした。

(8月30日7:00頃撮影していたものをトリミング)
習性どおり2個の卵を抱卵し始めたようでした。
温めだして今日で5日目、15日ほどで雛がかえるそうです。

ただ、今度の台風10号が大変心配です。
“ 特別警報級 ” の台風だそうです。
今のところ土・日頃、九州に上陸の恐れがあり、広島も暴風圏内に入りそうな予報です。
どうしようもありません。
 9号程度の風でおさまってくれることを祈るのみです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キジバトの子育て その1

2020-08-30 16:00:12 | キジバトの子育て
キジバト(別名ヤマバト)が我が家のブドウ棚で抱卵を始めました。
巣作りに気づいたのが2日前、今朝は卵が見え、朝から抱卵しています。
通常2つの卵を抱卵するらしいですが、今、卵は1個のようです。

①巣作りの状況

8月28日 8:00頃撮影
   

   
オス(たぶん)が1羽で小枝を持ってきていました。
頻繁に持ってきていました。

   
メス(たぶん)は、とまったままで、オスから小枝を受け取って巣を作っているようでした。
(こういう作り方がキジバトの習性のようです)


②抱卵の状況
8月30日 06:55撮影
   
ウズラの卵より少し大きくて真っ白な卵が1個見えました。胸あたりで抱いているようでした。
早朝ウォークに出かける05:30ころは、巣だけで卵は見えませんでした。
出かけていた間に産んで温め始めたものと思います。
巣は粗末なもので、皿状に小枝を粗く積み重ねただけで、隙間から卵が見えました。

8月30日 13:50撮影
   
焼けるような日差しの昼過ぎもしっかり温めていました。ただ、体や巣は葉陰になっているようです。
巣の上50センチくらいのところはビニールの簡易雨よけを設置しています。
そのため、気温は相当上がっているものと思われます。
すぐ下からカメラを向けてもビクともしません。

キジバトは、一般的に2個の卵を産み、昼はオス、夜はメスが抱卵し、15日ほどで雛がかえるようです。
そして、ふ化後15日ほどで巣立つそうです。

我が家では7年前の夏、ヒヨドリが生け垣で子育てをし4羽が巣立ちました。
そのとき、約1か月間子育ての状況を見させてもらい、親鳥の献身的な姿に感動しました。

また1か月余り、今度はキジバトの子育てを観察してみようと思います。
 時々このブログでも取り上げていこうと思っています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする