にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!』

2006年11月09日 | MOVIE
『ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!』-Veera-(1994/印・タミル語)
監督:スレーシュ・クリシュナ。
出演:ラジニカーント。ミーナー。ロージャー。

音楽コンテストに出場するために街にやってきたムトゥは、コンテストの主催者であるピラミッド社を訪れるが、出場申し込みは既に締め切られ門前払いされてしまう。いろんな手段を試みるも悉く失敗。ところが街のならず者ハリッチャンドラに絡まれるラミッド社社長の娘ルーパーを見つけ彼女を助けたことで念願のコンテストに出場し、見事に優勝まで勝ち取る。目当てだった優勝賞金を手に村へ帰ったムトゥはそのお金で母の借金を返し、結婚を誓ったデヴィの元へ急ぐが、彼女の家は跡形もなくなっていた。彼が街に出ている間に洪水が起こり彼女の家は流され、彼女も彼女の父も亡くなったという。デヴィを忘れられないまま人気歌手ヴィーラとして生活を始めた彼にルーパーとの縁談が持ち上がる。母の勧めでルーパーと結婚したヴィーラだったが、彼の心からデヴィは消えてはいなかった。しかし一途なルーパーの心を知りデヴィへの思いを断ち切ったとき・・・。

ってとりあえずあらすじ切っときましたが、インド映画にネタバレも何もあったもんじゃないかってことで・・・(笑)。でもとりあえず改行。



デヴィがさぁ生きてたんですよねぇ。洪水で流された先で助けられたんだけどショックで記憶を失くしてて、ヴィーラの歌をラジオで聞いて記憶が蘇ったんだと(笑)。ベタですよねぇ。でもって、こっからの展開にもうびっくり。デヴィは体が弱っていて、ちょっとのショックでも命に関わるってことから、既にルーパーと結婚してるってことは言えないし、ルーパーは、ショックで自殺してしまうかも・・・で、どうする!?
二重生活がはじまるんですよねぇ。怖いですねぇ。そんなのありなんですかねぇ。しかもデヴィをなんとかショックなく納得させよう作戦は、「神様は二人の妻を持っている作戦」なんなんでしょうか?神様がやってんだからいいって話はないと思うんですけど(^^;)。まぁ、この二重生活のドタバタは、笑いの王道って感じで気持ちよく笑わせていただきましたけどね。ラジニの作品で言うと日本をインド映画ブームにまでした『ムトゥ』や『アルナーチャラム』が一級品とすれば、この作品は二級品クラス・・・いや三級品かも。しかも今まで観たことがないくらにやたらと下ネタに走っているような・・・(^^;)。何よあの歌。なんなんですかあの歌詞は?一瞬呆然としてしまったよ。「先っぽ」に「入れ物」って・・・(^^;)。『寝ずの番』の歌よりもある意味すごくないかい?おまけにあの美しく可憐なミーナちゃんが「夜は激しいの」なんてセリフ言っちゃうし。しかも!この作品ラジニ様の肌の露出度が高い!ある意味ラジニファンにはうれしい作品なのかもしれませんけどね(笑)。
ちょっぴり下品でドタバタなコメディで・・・っていうのはいいんだけど、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁ・・・(^^;)。私としては出来れば最後は二人ともに別れを告げて・・・なんてラジニにかっこよく決めて欲しかったな。

-2006.11.6 動物園前シネフェスタ-

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2 Comments

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たくさんの…… (ゆきざね)
2006-11-09 23:40:35
こんばんわ。

いや~、すんばらしいダンスシーンでしたねあれ。たくさんの先っぽ、おもわずにやにやしちゃいました(笑)

でもってあの展開は……、いやいやお母さんあなたそんな逆切れされても……(汗)
わたくし個人的には絶対にミーナちゃんなので、どっちか選べといわれればルーパーには申し訳ないけど迷わずミーナちゃん、じゃなくってデヴィです。っていうか、おかんになに言われてもわたしゃあの火文字の思い出を胸に生きていきます。もっとも、真相を知ったら死ぬはずなのにピンピンしてるくらいですから、一生尻に敷かれるでしょうけども(笑)

ってことで、明日が大阪最終上映です。もうチケットを買ってあるので仕事が終わったら観に行きます。ええ、三流でも四流でも、可憐なミーナ嬢を見られればそれでいいんです、ってくどいですね(汗)
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あの火文字はすごい。 (とめ)
2006-11-10 22:27:01
ゆきざねさ~ん。
可憐なミーナちゃんですべてOK。ってよ~くわかりますよ。
私もラジニがかっこよければそれでOKですから(笑)。
それにしてもあの灯明。すごすぎですよね。ルーパーの巨大ラジニ似顔絵よりも、あの火文字の方に軍配はあがりますよ。

あ・・・あと神戸残ってますけど?(笑)
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