私はドラマは全くと言っていいぐらいに見ない。でも、会社の同僚たちはドラマを見ているらしく、昨日はどうこうといつも話している。そこでこの作品がドラマ化され放映されはじめたので、とっとと読んでラストを言ってやろうと意地悪なことを考えてこの本を購入したのだが、なんとこのラストがドラマでは冒頭に放映されたという。そこで反対にそのドラマ見ている子からしっかりとあらすじを教えられるというとんでもないことになってしまったのですが・・・(^^;)。やっぱ悪いことは出来ませんなぁ~。
でも、あらすじを聞いてもネタばれという気にもならず・・・だって、最初の方で大体の見当は付きますからね。とりあえず淡々と読み進めていたのですが、読み終わっての感想は「面白い」。だけどねぇ、この桐原亮司はともかく、唐沢雪穂って女がどうにもこうにも許せない。この女の発想、行動には読んでてムカつくムカつく。物語の中には二人の感情は一切表されてないんですけど、桐原亮司に関しては闇をしょってるというのが充分に理解できるし、そういう生き方しか出来ないんだろうなと、ふと哀れを誘うところがあるんですが、雪穂って女はねぇ・・・闇をしょってるっていうよか、こいつは人間じゃないよ。過去が人を悪人に変えるというのはありますが、人であることをやめさせてしまうってのもあるんだなぁ。どんな悪人でも人であるうちはどこかにそれはいけないとか、そこまでは・・・というためらいや惑いが出てくるんだと思うんですが、この雪穂って女には全くそれがない。
なんでもドラマの方は純愛路線で進んでいるそうなんですが、確かに純愛であると言えなくはない・・・というか純愛でしょうな。ひたすら闇の中をただ雪穂のためだけに走り続ける亮司の姿。そこに人間ではなくなってしまった雪穂が絡むからこの作品は面白いんでしょうね。面白いけど気分が悪くなる作品だな。(^^;)
でも、あらすじを聞いてもネタばれという気にもならず・・・だって、最初の方で大体の見当は付きますからね。とりあえず淡々と読み進めていたのですが、読み終わっての感想は「面白い」。だけどねぇ、この桐原亮司はともかく、唐沢雪穂って女がどうにもこうにも許せない。この女の発想、行動には読んでてムカつくムカつく。物語の中には二人の感情は一切表されてないんですけど、桐原亮司に関しては闇をしょってるというのが充分に理解できるし、そういう生き方しか出来ないんだろうなと、ふと哀れを誘うところがあるんですが、雪穂って女はねぇ・・・闇をしょってるっていうよか、こいつは人間じゃないよ。過去が人を悪人に変えるというのはありますが、人であることをやめさせてしまうってのもあるんだなぁ。どんな悪人でも人であるうちはどこかにそれはいけないとか、そこまでは・・・というためらいや惑いが出てくるんだと思うんですが、この雪穂って女には全くそれがない。
なんでもドラマの方は純愛路線で進んでいるそうなんですが、確かに純愛であると言えなくはない・・・というか純愛でしょうな。ひたすら闇の中をただ雪穂のためだけに走り続ける亮司の姿。そこに人間ではなくなってしまった雪穂が絡むからこの作品は面白いんでしょうね。面白いけど気分が悪くなる作品だな。(^^;)
だから、ドラマの雪穂が没頭のシーンで(小説ではラストの)泣くところを見て、「そりゃないだろー!」と思いました。
もっと、高潔な、強いオーラを感じるのに、あの配役はありえないです。
一つの話というより、二つの話が一冊の本の中に収まっているといった方がいい。
もしかして二人は最後まで逢わないんじゃ?(小説の中で)と思ってたら果たせるかな、でした。
僕的には雪穂もアリなんですが(つーかけっこう好き(笑))、とめ姐が大嫌っい!ってのは良~く解りますよ。いや、雪穂を許せたらとめさんじゃない、と思う。(笑)
と言う事で、ドラマは一切観てません。
(桐原亮司がピーピー泣くかっての。)
ま、これだけでは何なのでもう少し書きますと。
雪穂には一切共感しなかった、というよりは、彼女のことは
小説の一要素としてしか考えてなかったような気が。
私にとっての『白夜行』はあくまでも亮司の物語でした。
あの桐原亮司がピーピー泣くかよ!!(そーだそーだ)
ところで舞台は大阪なんですか?
友人が「三ノ瀬公園とか出てくるんですよ。ケイケイさんは面白いと思いますよ」と言われました。
うちのご近所満載だとか。そうなんですか?
私はただそれだけで読むつもりなんですが(笑)。
ドラマ化映画化されると原作に手を染める人間なのですが「白夜行」はぶ厚さにぎょえい(^^;ノノ となってこないだ買うのをやめたんだけど原作と結構違うみたいだしやっぱり読もうかなあ。
ドラマでは雪穂をみてて「やっぱ女ってこえ~~;」と思いましたが(^^;
嫌いじゃないって言うより、興味があるって言った方がいいのか。
この続編的な作品にあたる「幻夜」になると、ちょっと反感持つんだけど(笑)。
(続編的って言うのは、登場人物の名前が違ったりするんだよね)
こちらの方も、女の主人公の感情等は一切描かれていないってのは一緒なんだけれども。
ドラマは見てないけど、キャスティングがねぇ、やはりそれはないだろう…ってのがデカイなぁ。
memeさ~ん。
私もドラマのあらすじ聞いて驚きましたよ。ドラマは全然見ていないんですが、完全に別物ですね。しかも笹垣刑事が武田鉄也さんって・・・(^^;)。私の中では山崎努さんなんですが・・・(笑)。
9番さ~ん。
確かにハードな作品ですね。でも雪穂というキャラにとことんムカつきましたが、なかなかにすごく面白い作品だと心底思いますよ。
雪穂が許せたら私じゃないって・・・(^^;)。任侠好きは情が優先ってことでしょうか?(笑)。
ルシアンさ~ん。
『白夜行』は亮司の物語。ってのはすご~く納得です。
「亮司がピーピー泣く」ってのは今日このドラマ見ている会社の子に詳細を聞きました。どう考えても絶対におかしい。「もうやめようよ」なんて言った時点で桐原亮司ではないですな。
ケイケイさ~ん。
辛くてドーンと落ち込むということは私はなかったですよ。ある種のせつなさは残りましたが、読み終わったあと「すげ~」って感じました。
しょっぱなに近鉄布施駅が出てきます。これで掴みはOKですね。そのあとイカ焼きが出てきて、巽なんて地名も出てきて、ジモティにはツボかもしれません(笑)。
らららさ~ん。
お薦めですよ。ドラマのお話聞いていたら、絶対に原作の方がいいって思いましたから。原作では「女はこえ~」じゃなくって、雪穂って人間が怖いです。というよりやはり私はこの雪穂ってのは人間を辞めてしまった人間だと思います。しかもダミアンより性質が悪いです(笑)。
モクさ~ん。
え?続編みたいな作品もあるんですか。なんかそそられるなぁ~。でも『白夜行』で雪穂にムカつかなかったモクさんが読んで反感持つってことは、私にはかなりハードル高そうですねぇ。
ドラマのキャスティングは公式HPでチェックしました。あのキャスティングで唯一私が納得したのって唐沢礼子の八千草薫さんだけでした(笑)。
亮司は山田孝之じゃないよね~。でもなにより許せんのは笹垣刑事が武田鉄也なんだわー(^^; ああ、いやいや、金八なんて;
で、らららさ~ん。
武田鉄也さんの笹垣刑事は絶対に許せないですよねぇ!しかもなんでもドラマではギトギトしているとか・・・。原作ファンに喧嘩売ってるようなドラマ化ですね。(^^;)
映画でもドラマでも刑事モノもいっぱい見るけどあいつの刑事は過去最高に許せない私です。
ぐおー!