tokyoboy大好きの浮世絵師、国芳。又、謎の絵を発見?してしまいました。
タイトルは「東都三ツ股の図」と言って、隅田川と小名木川が合流する地点が「三ツ股」だそうです。
右手の大きい橋は永代橋で今よりちょっと上流に掛かっていたとか。
そして、左手小さく見えるのが万年橋(と推定されています)。
本ブログでは水天宮前から深川芭蕉記念館へトコトコ歩いた時渡った様子をリポートしています。
その万年橋の右側袂に黒い火の見櫓が在って、で、その横に”送電塔”…って、この時代にあるのかよ!と、突っ込みが入りますよね。
そして、同様に疑問に思うのは、この”送電塔”、東京スカイツリーに似ている…で、
隅田川の流れは、実は結構変わってきているので把握は難しいのですが、絵は深川の対岸から描かれていると思われます(現在のランドマークで言うと、水天宮前、ロイヤルパーク・ホテルから隅田川に向かった付近)し、かつ永代橋が近くに見えるとなると、この方向に東京スカイツリーが(当時在れば)見えることになる。そうなると、橋の右側に見える筈、ではあります。
それにしても、概ねその方向に東京スカイツリーは現在伸び上っているだけに、この国芳の作品にミステリアスな何かを感じざるを得ません。
ところでこの作品、tokyoboyが行った太田浮世絵美術館国芳展の後期に展示されていたんですね。前期に行って、後期はぐるっとパス参戦後でパスしちゃったんですが、まあいずれ何処かで近々拝見することでしょう…
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