最近こんな出だしが多い本ブログ💦
この日は猛暑日には東京ならなかったものの暑い中先ずは本展のために上野の山に久し振りに上がりました。
この日からトーハクで始まった内藤礼展、訪れた都美術館ではキリコ展が8月後半まで、いずれも訪問必須なのですが、この日全部はどうみても無理…
フライヤーでお馴染み?、3回目となる旧樺太に残された日本人の様子を語る新田樹さんの写真でこれは伺おうと思っておりました。
そして、前日報告のように藝大陳列館で結構ふむふむやってしまったし、平日というにキリコ展はご年配の女性中心に列こそ出来ていないけど状態。
後日リポートするのは展示スペースが広いのでこれもこの日は無理だな、と思ったトーハク内藤礼展で入って何故かこの日は仏像に特化して拝見してきた記となっております。
今回の3団体は以下の通り。訪問前に下書きしましたので、訪問順とは異なりますが、以下が私的リポート:
「Still Echo: 境界の風景」
こちらはB2になるのか、最も広いスペースの壁際に何人かの方の写真が並んでいました。
上のリンクにもあるのは旧日本統治時代にアジア(樺太なども含む)で建立された神社の今の姿。稲宮康人さんのシリーズ。
そして、記事最初にも言及しましたが、写美と確かソニーか何かのギャラリーでも拝見した新田樹さん「Sakhalin」シリーズ。ここまで新田さんの文章含めて詳細な展示は今回が初めてです:
次はなかなかに人が入り込むのが難しいようなところに教会が存在する、といったモチーフの笹岡啓子さん「Shoreline」シリーズ。ここには東日本大震災も入ってきます:
「Unforeseen Deviations: ずれはからずもぶれ」
B2奥の暗いスペースのこちら。これはある意味分かり易いモチーフで、例えば在日韓国人が韓国に行ってみたら、とか外国にある日本庭園(多分サンフランシスコ)とか移民1世(中国人じゃなかったかな)の写真と今などなど…。最後の写真はこうした関連の図書群でした:
「海遊する風景」
これが1階降りたフロアだったのですが、掴みの場所なんですが、今一展示を構成する作家の方達の作品群が絡み合っていない気がしました。
前2枚がピロティ部分、左に入った暗い部屋が残り2枚:
ということで頭のマッサージになった訪問でありました。
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