答えは国立博物館。閉館の午後8時の30分ちょい前飛び込んで阿修羅展に訪問した帰りの写真です。
事前に前売り券+阿修羅クラブ加入と阿修羅ピン、ゲットの達人。とはいえ、大混雑のニュースとシノギでそれなり、が続き、なかなか足を運べませんでした。
そこで、達人が取った奇襲攻撃は週末、午後8時まで展示延長の終了少し前に飛び込む作戦。これは見事に当たりました。
教科書なので見ては”ハンサムだよな”と思っていた阿修羅さま。実物も綺麗でした。八部衆像も含め、734年に麻を漆で何層も塗り固めて作られたこれら仏様。1,300年近く経った今でも極めて現代的な印象を与えます。普遍的でコンテンポラリー性を失っていない、という点では多分日本芸術史ダントツNO.1が阿修羅さまであること、間違いないでしょう。今後1,000年でも日本人なるものが存続するならそのステータスは変わらない…
法隆寺にある光明皇后阿弥陀三尊像と厨子まで展示は殆ど反則技^^
それに対して、第2展示場の運慶ら鎌倉時代の作家の手になる大型四天王像とかの方が時代を感じさせる不思議さ。
中金堂再建の資金集めに八部衆以下が東京まで駆り出されたのでしょうが、入場者の多さは充分期待に応えたでしょうか?
いらっしゃった方達は皆さん終了時間まで阿修羅像の周りに佇んでいました。素晴らしい時間でした、ありがとうございます。
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