今回紹介の写真はホテル・オークラ別館から集古館を見た様子。
この日、虎の門、丘の上は暑かったです
さて、今回の集古館、展示は2つに分かれていましたが、それぞれは関連していました。
最初は美術品の中に刻まれた楽器その他の展示。
そして、2階に移ると、大倉男爵が尽力したというオークラウロ、尺八の洋楽器バージョン開発の歴史展示です。
その展示の中で、福田蘭堂さんの名前を発見しました。
同じ時、ブリジストン美術館で青木繁展が行われていますが、ご存知のように彼は青木繁の息子。お母さんが正式に結婚しなかったため福田姓を名乗っています。
でもtokyoboy的には祖父と尺八を通じて親しかった人物、という認識。確か、蘭堂さんが弟子だっか、と…
で、奇遇だなあ、と思って展示を見続けると、その母方の祖父の名前(芸名?)を昭和7年での尺八名人番付表の中にそれこそ”発見”しました
前頭に「山内澄月(ちょうげつ)」、住所が日暮里町1107、澄風会会長、とありました。
はい、子供の頃に小振りの尺八を貰ったんですが、今も実家にあると思われます… 全く音出せませんでしたけどね
大倉卿から贈られたものも保管されているということでした。昔行った場所で”ホテル・オークラ”で私が結婚式を挙げた、と書きましたが、その時参列していた祖父からはそんな話聞かなかった…
ちゃんと習っておけば良かったかなあ
と、懐かしく亡くなった祖父を思い出したこちらの入場料は800円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計4,060円となりました。
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