職場のある目黒では、全面リノベーションで休館中の時ですら庭園美術館のバナーが目黒通り沿いに掲げられています。
そして、今回もこんなバナーが出現した直後に開幕となったマスク展。
フランスの美術館から展示品が来るとなると、西アフリカとかのおどろおどろしいものかなあ、なんて同僚と話していたのですが、写真の前半2枚はインドネシアに日本。
さあ、どうな感じの展示なのでしょう…??
どうやら美術館再開後も立ち入り適わなかった庭園が一部オープンになったようです。
仮面を身に着けることによって、人々は自然と向き合い、神や精霊といった目には見えない存在と通じ、物語を演じる表現者となりました。仮面は、肉体と意思をもつ人間と、それを取り巻く世界の境界に位置します。人は動物や精霊や神々、そして物語の登場人物を模(かたど)った仮面を纏い、時に音楽やリズムとともに踊り、舞い、それと一体化することによって、我と仮面(=他者)という両者の力を併せ持つ存在(‘ハイブリッド’)となって、未知なる時空の扉を開こうとしたのです。
とは成程、という説明なのですが、
いずれもそのユニークな形その他を楽しむのに私は精一杯。
アジア、アフリカ、オセアニア、南米…
何となく地域差が見えてくるのは当然と言えば当然。
勿論、楽しかったのは内緒でも何でもありません。
上述のように、今回の企画展のタイミングで修復中だった庭園の一部が開放されました。
写真は以前想像していた新館の位置関係を確認しました、の図。
基本は企画展入場が庭園訪問の条件ですが、前庭芝生の部分だけだったら入場料100円という記述もあった気がします。
さて、今回の入場料は1,200円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計8,290円となりました。