シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

谷中の桜 桜2010

2010-03-26 | 

 

P3220057 P3220058

P3220059 上野に長谷川等伯展を見に行くのに、何時もは帰り際に使う日暮里で電車を降りました。事前情報で結構な行列が出来ている、ということだったのでブラブラ時間を使ってなるべく遅くに国立博物館入りしようという作戦

その際通った、未だ0分咲きの谷中墓地の様子です。

本当にもう直ぐです^^

P3220060 ちなみにこの日は春分の日の振り替え休日。お墓参りもあって、でしょうが谷中はこの一方通行も言問通りも大渋滞。ただでさえ細い道が多いですし、交差点の信号も短い上に歩行者が多い、というのが原因でしょう。

まあ、お墓参りはお年寄りを連れて、というニーズもあるので止むを得ないかも知れませんが、お花見には公共交通機関がmustでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長谷川等伯展

2010-03-26 | アート・文化

P3220107 P3220106

3月22日振替休日を以って東京国立博物館での没後400年展は終了してしまいましたが、その最終日午後遅く、もう列も短くなったか、と期待して上野の山に行ってきました。

P3220108 P3220109

それにしてもピーク時は大変だったのでしょう、平成館の前に何層にも亘って行列が出来るようコーンがディズニー・ランド状態に並んでいました。それと、写真にあるように建物の間にスカイ・ツリーが顔を出しています。未だ半分の高さなんですよね…

Photo_2  うん、予想通り、と言えば予想通りだったですね。

初期の仏教関連の宗教画はちょっと退屈。その後、桃山期の金箔などを使った豪奢な作品位から”同じ作家?”という位大胆なタッチになって、来たぞーという感じになりました。石川県で生まれ、その後京に出てからしばらく雌伏の時があったようですが、何があったんでしょうか。

Photo_3 水墨画では東洋文明の粋、って偉そうに言えるtokyoboyではありませんが、思い切った省略と筆使いで来た甲斐があった、としみじみ思いましたねえ^^

超満員の場内、今回は色々なタイプの方々でしたが、”墨の魔術師”とか”日本水墨画の頂点”とか、結構踏み込んだキュレーター方のコピーに異様な反応をしていて面白かったです。

3 トータルで見て、人物画よりもこういった作品が好きになりました。

さて、本企画展に先立って、イタリア・バロック派の巨匠、カラヴァッジョもやはり没後400年ということで、東京都美術館リニューアル前最後のボルゲーゼ美術館展にも行った訳ですが、同時代、シルクロードの両端で活躍した絵画の巨匠の作風の違い、ってとても興味が湧きました。

どっちも凄いのは当然として、目にしたもののみを光と影、豊かな色彩で絵画化した前者と省略、想像の中に世界観を表した後者。いずれにしても、400年経ってどちらも大変な集客力を持っていることに美術の魅力を感じざるを得ませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする