2009年は年始に”一年の計”を立てましたが、今年からは自然体。表件と銘打って、ダラダラ紹介を続けます^^
1. 「西尾さん」さん (新宿2丁目)
え、店名に間違えありません。”さん”まで加えて、食べログでも高い評価のこちら。新宿2丁目の交差点近く、入口が裏の通りにあって何回通っても”本日満席”という看板を目にし続けて3年余、ついに予約を入れてお邪魔しました。
人気の理由は明々白々。美味しいおつまみと和やかな雰囲気、そしてリーズナブルなプライシング。ご主人(多分、西尾さん?)の穏やかで丁寧(しかもハンサム)な対応もあってでしょう、伺った時の客筋は殆ど女性。確かに親父同士で行かない方が良いかも。
500円位だったか、の”かき酢”は大振りな牡蠣10個位が酢に漬かって出て来るし、マグロの中落ち…どれもオリジナリティあふれる、美味しいもので、酒のチョイスは少ないもののよく選ばれていて、大満足の一夜でありました。
心に留めておくべきは、瓶ビールを頼んだら後ろの冷蔵庫から自分で取ってくる、付き出しのサラダは希望すれば自分で取ってくる、静岡おでんは入口付近の鍋から自分で取ってくる、という仕切り。これでご主人1人で他のオーダーに対応する体制なんですね^^ あ、後オーダーは紙に書いてご主人に渡すので、予約名も書いておくとご主人の整理に役立ちます。
どうしても料理に時間が掛かりますから、腹ぺこさんには自助出来る点でいいシステムでしょう。
************(追記)
「西尾さん」、すっかり定番店になって来ましたが、いつお邪魔しても楽しい時間を過ごさせて頂いています。ありがとうございます^^
2. 「主水(もんど)」さん (歌舞伎町)
チェーン店らしいのですが、お邪魔したのは歌舞伎町の雑踏の中、一歩入れば落ち着く”島根料理”のこちら。狙いは”鯖”だったんですが、色々なものがどれも美味しかったです。
面白かったのは”たこ焼き”。確かサービスだったのですが、企画としてでした。
やむを得ず、あの界隈に入り込んだら選択肢に入りますね。
3.「立飲み処」さん (神泉)
道玄坂から神泉駅の方向に入る商店街、松濤の方に抜ける比較的大きな通りの角に出来たこちら。暖簾とか出ていないので、窓ガラスに貼られた”立ち飲み処”という紙で場所が知れます。
ご主人は酒田徳左ヱ門さんとおっしゃり、「古代人間情報学研究会会長」さんとか。
上述の大きな通りで右に曲がって2~3軒目にある「円山茶家 さくら」さんのご主人でもあります。飲みながら伺った話では:
”45年前からお店で”冷や”の日本酒を日本で初めて提供開始したのが「さくら」さん。当時今の丸井裏辺りにあった”国鉄”貨物駅から当時珍しかったレジと大型冷蔵庫を導入したお店に運び込んで、常温ではない、きちんと管理した”冷や”の酒を出した、とのこと。それでも当時は酒蔵から4日位は鉄道輸送諸々で掛かったので、”生”の酒についてはお客さんがその地方に行く序に買ってきてもらった”
そうです。
ビールは最初の1杯だけで後は”冷や”か焼酎、いずれも500円。カウンターにずらっと並んだ大皿に載るおつまみはどれも一品300円、凄くいい店ですよ^^