2008でも訪問のこちら、今回は「ユートピア」という企画展の最終日にお邪魔しました。
”人々は、平穏な暮らしと幸せな時の訪れをいつも願いつづけています。美しいものに感動すること、豊かな自然と戯れること、技芸に遊ぶこと、一人静かに自分自身と向き合うこと。どれもが人生の喜怒哀楽を味わうことに他なりません。そして人々の憧れる快適さや享楽の様子を、画家たちは描き出そうと試みてきました。本展では、鎌倉時代から江戸、そして近代に至るまで、日本美術のすべての分野にわたる豪華な作品によって、画家たちが想い描いた夢空間をご覧いただきます。”というのが本企画の趣旨だそうですが、うまく行った気がします^^
中でも凄いなあ、と思ったのが酒井抱一さんの「十二ケ月花鳥図」。ペイストした写真はちょっとコントラストが強過ぎますが、洒脱な筆遣いが絶妙でうまい、の一言です。
この抱一さんは18世紀~19世紀にかけての画家で姫路藩酒井家の次男に生まれた方。ぐるっとパスに出会ってから訪問した美術館の幾つかで作品を目にしてからすっかりファンになりました。
最後に日比谷公園に面したこちらは夜景も綺麗、ということで、霞が関の官庁街ラインを。
入場料は1,000円で、これが無料となり計10,120円と1万円越えに到達しました