とどこの徒然

はじめまして

ゴミ出しの日の朝

2011年04月29日 15時42分15秒 | 日記
コツンコツンと主人の突く杖の音がだんだん近づいて止むのを夢の中で聞いている。
「オイ起きや!」の声に眠くて半開きの目で枕元の時計を探る。
6時過ぎでした。もう起きてもイイ時間なのに眠くてねむくて起き上がれない。

「腹へったー」「ゴミの日やぞー」とうるさい亭主にうんざりしながらベッドを降りると「お前寝すぎや!」と又々浴びせるように云うのです。夕べ眠くてねむくて寝たのは11時。時間的には寝足りているので文句は云えない。一昨日の検診日に出された首の痛み止めの錠剤、毎夕一錠ずつ飲むようにと云われ飲み出した薬の効き目なのでしょうか?眠いのです。

眠い顔を洗い薄化粧です。眠いのに何でお化粧まで?『ゴミ出し用』の化粧ですわ… 
随分前の話です。朝ご飯を食べながら「お前化粧してゴミ出せや」と???「さっき家の前でゴミ出しの人に挨拶されたけど何処の奥さんかサッパリ解らんだ」と話した主人です。それ以来ゴミ出しの日だけは美しいのですエヘヘ~

昼夜逆転男は一睡も出来ず一晩中杖を頼りに廊下~キッチンを行ったり来たり。腹ペコらしい。朝食を食べながら「今から眠となるし寝たら又夜寝られん」と怯えるのです。怯える亭主の目覚ましに女房は観音山の霊水汲みに連れ出したのです。
既に3台の車。暫くで水汲みを終え、次々と増える車の行列を尻目にルンルン帰ったのです。主人は家に着くなりバタンキューの睡眠です。やれやれ今夜も悩むのでしょう!




主人のためなら

2011年04月25日 15時35分35秒 | 日記
一昨日の朝刊に木場潟「道の駅」が開店一周年記念行事の餅つきの記事を読み退屈亭主は「行こさ」と云うのです。
雨降りですよ。雨の日ぐらい解放して欲しい女房は「行ってもお餅食べれないやろう?」と。「そんなら粟津の「仲良し鉄道」に乗って来うさ」と。こちらも朝刊の記事でした。『親子連れでにぎわっている』との記事でしたが… 
旧尾小屋鉄道の払い下げの電車。ディーゼルエンジンで約470mの線路を往復するのです。



「子どもの乗るもんやろ?」と云うと「大人も乗れる」と。それはそうやけど… 
雨の中、退屈亭主と符津の念仏まで行き(子ども交流センター)の下見をしてきたのです。


そして昨日、お天気も良かったので(好奇心旺盛な彼)を連れて会場まで出かけたのです。途中に出会ったお友達が「私も行きたい」と云うので、此れ幸いと一緒に「なかよし鉄道」の駅舎で電車の順番待ちです。全員親子連れか孫連れでした。





大人だけの三人組。私はチョッと恥ずかしいのですが(主人の為ならエンヤコラ!)彼女が一緒で助かりました。手持ち無沙汰な彼女はよその子どもと手をつなごうとするのですが怪しげなオバサンの手を払い除ける子ども達に苦笑いです。電車は雑木林の「なかよしの森」をゆっくり走るのですがアッと云う間の往復でした。

二人より三人。このまま帰るのも勿体無くて、スーパーでお弁当を買い、4~5年行った事が無いと云う彼女の為に鶴来の樹木公園目指したのです。ポツリポツリ降りだした雨もアラ不思議。鶴来へ入ると青空でした。しだれ桜の下のベンチでお花見弁当です。
花よりダンゴ。美味しいのです。 彼女はお寿司、主人はパン、私は憧れのお好み焼きでした。アハハ~
今年3回目の樹木公園。一人増えただけでこんなに楽しいものかと。


帰りに白山比め神社を参拝。引いたおみくじは(吉)100円で大吉を期待してたのに神様は許しませんでした。




一面のカタクリ

2011年04月22日 23時14分51秒 | 日記
今朝姪っ子からのコメントに能美市の物見山競技場裏の山にカタクリの群生が有るとの情報でした。昼夜逆転男の目覚ましと、カーナビ兼用に主人を連れ出したのです。

物見山のどの辺りなのか来た事のない道では主人のカーナビは停止です。目に付いたのが交番です。交番のお巡りさんは「それならこの道真っ直ぐを突き当たると左側に生えとる」と。直ぐそこでした。



道路横の斜面一面がカタクリの花です。車の中から見物出来る。主人にピッタリ!
日当たりの良い斜面はカタクリの満開でした。お巡りさんが云った突き当たりとは、
いつも通りすがりに車から観ていた桜並木通りだったのです。思いがけない近場で桜とカタクリの花が同時に楽しめる。素晴らしい物見山周辺でした。


まさかの出来事

2011年04月21日 23時54分50秒 | 日記
昨日の《真っ平ゴメン》も何のその。午後透析兄を病院から送り届け、代わりに主人を乗せ、又々樹木公園へ真っしぐらです。ポカポカ陽気!きょうの公園は賑やかでした。と云ってもヒマな中高年や施設の老人のお花見です。私達もその仲間で相変わらず車椅子ですわ。



今日は下り坂だけ車椅子に乗り、上り坂は歩く条件付です。昨日の坂道を下り、少し上がり勾配の道を歩きながらカタクリの花を探す主人です。視力抜群の彼の目は小さな群生を見逃しません。空車を押しながら主人の後ろに続き彼が見つけたカタクリの花を撮るのです。辺りには大きなカメラを抱えたマニアが三脚を立てたり寝転んだりの撮影です。



私は道端に車椅子を停め、草むらのカタクリを撮っていた時の事です「アッ危ない!」2~3人の声に振り向くと主人が車椅子ごと引っくり返ったところでした。まさかの出来事です。付近の方達が一緒に起こして下さって助かりました。誰も居ない昨日なら一人ではどうにもならなかったのに。

ゆるい坂道ですが上向きに停めて有った車椅子に勝手にドスンと座ったのでしょう。
重心が後ろに掛かり「ふんわり」スローモーションで倒れて行ったとか…「頭打つとる」と見てた人達が心配してくださったり… 一時は大変でしたが本人は前かがみになって堪えていたとか… 怪我もなく無事帰る事が出来ました。感謝感謝!

真っ平ゴメン

2011年04月21日 08時04分25秒 | 日記
昨日は主人のリハビリ日です。午後お迎えバスが来ると云うのに10時過ぎ、思いついて鶴来の樹木公園まで出かけたのです。雨上がりの公園は道路もベンチもビシャビシャ。おまけに寒い。
先日甥っ子から 「樹木公園のカタクリは見頃でしようか?」と携帯で写真入りのメールが届いたのです。
桜は未だ早いと知りつつ退屈亭主にカタクリの花でもと公園の山手の駐車場に停め、車椅子で坂道を下ったのですが場所が解らない。甥っ子に聞きたくて電話しても「出んわ」です。勤務中だから当たり前ですがね。 諦めて上り坂道を駐車場まで力一杯押しまくる女房。寒い主人と大汗の女房です。

やっと駐車場へ着いたらカメラ持参の男性と出会い「カタクリの花は何処でしょうか?」と尋ねたらこの坂を突き当たって左ですよ」「でも今年は雪が深かったので未だ早いかも」と教えて坂を下って行かれるのです。
時間も無くもう一往復する気力も体力もありません。立派な息子も孫も居ながら…
もう真っ平ゴメンと帰ったのでした。