とどこの徒然

はじめまして

お茶会後の昼食会 4/24

2005年04月27日 05時02分29秒 | 日記
今日は安宅住吉神社のお茶会に社中の弟子達はお師匠に連れられ出席する。
私は未だ治らぬ膝痛を理由に欠席するが… その後の昼食会だけにはチャッカリと出席する。運転大好きなお師匠は8人乗りのワゴン車で我が家までお迎えに。5人で一路金沢へ向かった。そして卯辰山の坂道を頂上まで登って行く。このジグザグの坂道の頂上には昔、ヘルスセンターの動物園が有った。長男の幼稚園の遠足は決まって此処だったが、必ず乗り物酔いに悩まされたのを今はぼんやりと懐かしい。そのあたりに真新しい料亭{兎辰}が建ち、品のいい女将の挨拶を受ける。娘時代はお師匠の弟子で、竹子さんとは茶道の同期生とかで懐かしんでいた。オッとその竹ちゃんの夫(自称男前のアッちゃん)と我が亭主は山仲間。今日は男女7人のパーテーで(高野山372m~揚原山486m)の低山縦走を楽しんで居るだろう。青空の山頂で今頃は宴会してるかな… 眼下に市街地の広がる眺望のいい料亭で食事をしながら、山仲間と楽しんでいる亭主達を想像してた。そろそろ和服姿の彼女達もご馳走に帯がきつくなり会話が弾む。早起きし自分で着付けた彼女は主人に帯を直してもらったり、傍でガンバレガンバレと口だけで応援する旦那さまなど。苦労話が微笑ましい。その後森八の店舗や、その裏の泉鏡花記念館を見学。究めつけはリサイクルショップの和服コーナーの冷やかし。みんなでやれば怖くない!




鶴来の樹木公園お花見 4/20

2005年04月20日 21時59分54秒 | 日記
先日高野山登山の帰り道、好奇心旺盛な主人は来た道の反対に林道を走り「この道は鳥越へ出る道だろう」と云う。小さなトンネルを2つ抜けると天狗橋の詰へ出た。折角ここまで来たのなら樹木公園の桜を観ようと天狗橋を渡る。平日なのに駐車場は満車の人出。花見かたがたベンチで一休み。あの時は未だ八分咲きだった。あれから一週間が経った。
今日はママさんスイミングクラブのお花見会。今朝から降りだした小雨と突風で樹木公園は人影も無く桜並木は花吹雪。十時半現地集合の15名のマバさん達は雨にも風にも負けず傘をさし和風庭園目指して登って行く。途中カタクリの群生が花盛り。色鮮やかな遅咲きの桜や木蓮、ユキヤナギやレンギョウの花の美しさに見惚れながら一周する。今が盛りのしだれ桜の下で場所取りをしたシートを空しくたたむ。そして生駒さんが提案した(道の駅)の二階で昼食の折詰弁当を開いた。すっかり恒例化してしまったもう一つの楽しみは堀さんと長さん手作りの山菜料理と漬物が人気の的。魔法瓶の熱々のコーヒーが注がれ、花見団子やシュークリームも有る。今日はすっかり花より団子のマバさん達は満足満腹で雨上がりの道の駅を後にした。2時元気で我が家に着く。




連代寺山の竹の子掘り 4/17(日)

2005年04月19日 22時12分19秒 | 日記
今日、私の(いや亭主かも…)友達が管理する竹の子山で竹の子を掘る。
未だ旬のはしりで、期待せずに出掛けたが、それでも大小20個程の収穫だった。
彼女達(双子姉妹)と出合ってまだ1年足らず。なのにすっかり好かれてしまった。人懐っこい妹に、姉の家に誘われたのが切っかけ。姉は母と二人暮らしでピアノの教師でした。旧家の広い屋敷は色とりどりのお花で埋もれ、それはそれは美しい庭園だった。或る日のついでに主人に見せた。人手不足の庭園は雑草が目立つ。すっかりハマッタ閑な亭主は草取りを約束する。そして暑い暑い夏の日、その日彼女は「ゴメン」「悪いね」と云いながら彼の車で個展を観に出掛けて行った。亭主と二人で草取りをしたあの暑い日を忘れない。以後草取りはゴメンだ。
きょうは竹の子掘りに誘われた。男達の都合が悪いのでと… たくましい妹と便利屋の亭主が竹の子を掘る。




石川県の山 高野山(372m) 4月14日(木)

2005年04月16日 13時32分59秒 | 日記
今朝は全国晴れマークの快晴、きょうは未知の山高野山へ登る。
先日鍋谷地内の林道を散策中、高野山登山口の標識に気づき「そんな名前知らんなー」と云いながら早速国土地図で探す主人だった。372mの低山に「今度一緒に行こう」と。今日はその予定の登山だった。10時20分林道からNTTの谷川沿いの鉄塔点検道を進むと、やがて杉林の急登を登るが点検道路は整備されていて苦にならない。鉄塔を2箇所過ぎ点検道路を上りきると尾根道へ出る。ここまで丁度30分。5分の休憩で尾根歩き。分岐に←高野山 東屋→の標識が目に付く。東屋は帰りに寄ることにして目的の高野山目指して左に進む。空は青くタムシバが真っ白な花を咲かせ、真っ赤な椿が満開。何処からかギフチョウがひらひらと舞う別天地だった。落葉樹の尾根歩きは見通しもよく爽やか。広い青空に飛ぶヘリコプターの音さえのどかに聞こえ、邪魔な倒木や枯れ枝を切り払いながら心はルンルン。最後の尾根を少し登ると中央に3等三角点のある広い頂上に着く。頂上からは辰口方面の見晴らしがよい。時間は11時30分。昼食には未だ早く頂上を下りる。さっきの分岐で12時のサイレンが聞こえるが看板で見た東屋で食事にしょうと真っ直ぐの尾根を進む。行けども行けども東屋が無い。あれから30分も過ぎ腹ペコになり何処とも知れない東屋まで我慢出来ない私は下り口の階段に腰をおろしてしまった。「オトウさんお腹空かないの?」と力なく問いかけるが「空かん…」相変わらず不思議なお腹だ。私は主人に弁当を渡す。黙ってお弁当の蓋をまくり塩昆布をのせただけのご飯に魔法瓶の熱いお茶を注ぐ。塩昆布がとろけ美味しいお茶漬けを一気に食べる。私が考えた山でのお弁当は手間要らずで最高に食べやすい。取りあえず満腹となり階段を下りる。目の前に下りた以上の登りの階段が続く。あぁーどこまで続くの尾根歩き… 振り返ると高野山が低く見える。東屋の→で直ぐ其処だろうとの読みが外れた。すっかり覚悟を決め2本のストックで獣歩きで進む。前方に東屋が見えてきた。やっと目的達成。はるかに眺望もいい。獅子吼高原の建物が色鮮やかに観え奥獅子吼も目の前だ。そして東屋の直ぐ下は林道だった。
道を挟んで揚げ原山の登山口が有る。2年前二人で蟹淵から揚げ原山(486m)へ登ったことを思い出す。今日は高野山登山口から揚げ原山登山口まで2時間40分の縦走だった。これから高野山登山口の車まで3k余りの林道下り。困惑しながら主人の後をヒョロヒョロ歩く。運良く通りかかった昆虫館の車にヒッチ。お陰で長い林道歩きを免れ非常にラッキーだった。やっぱり未知の山は怖いよ。




石川県の山 白峰の雪の西山(857m)カンジキで頂上目指す。 4月1日

2005年04月05日 11時21分33秒 | 日記
今朝の空が青い。身体の調子もいい。きょうは西俣方面へドライブかたがたフキノトウ探しのアウトドアを思いつき主人を誘う。私からドライブに誘うのは珍しいことだった。
が、主人は西俣方面の散策は昨日一人で済ませたと云う。じゃ、急きょ白峰の西山に変更。雪の西山を4回は登っている。今年の一月にも白山の観える位置まで登った二人だが、雪の頂上を目指すのは今回が初めてだった。さすが白峰、雪はまだまだ深い。雪質を見て頂上方向を目指しゆるやかな勾配を選びながら登る。わたしは2本のスキーのストックを突きさし一歩一歩踏みしめ登る。ズリッズリッと半歩下がって又進む。登りは力が入り心地よい汗が流れる。途中水分補給の一服。銀世界に太陽の反射で頬がヒリヒリ。急きょの雪山変更に無防備な紫外線対策にタオルで顔を包む。頂上近くで崖っぷちに立ち青空をバックにカメラにポーズ。頂上までもう一息だ。前を歩く主人が「オイ、こんなところに割れ目がある、もっとこっちを歩け」と指図し「ここは雪庇らしい」と云う。そして沢側を覗いた。案の定2~3mの雪庇が続いている。さっきカメラにポーズをとっていた場所はまさしく雪庇の上だったのか…ゾクッ!約一時間で頂上。白山と隣り合わせのような錯覚。誰もいない頂上で万歳三唱。頂上の雑木も高さ2mもの看板も皆雪の下。360度さえぎる物のない銀世界と蒼い空のコントラストの美しさに私はすっかり酔い知れていた。
下りは童心に帰りイタズラっぽく尻スキーを楽しむ。30分の下山。はしゃぎすぎた70才。