七五三の準備 に

いつの間にか退院して十二日が過ぎました。入院中も退院後も変わらず皆様の優しい援助のお陰で日々元気を取り戻しております。美根子さんには入院中の洗濯までお世話になったり、
秋さんにはマグロのトロの差し入れだったり…幸さんからは新鮮トマトが毎朝届き、それぞれ頭が下がりました。もちろん今も続いているのです。

今回は我が家の助っ人ニユースです。それは東京の孫娘が今年七五三を迎えるのです。

以前、出産祝いに総しぼりの晴れ着を京都で誂えたのですが…四つ身サイズだったのです。
四つ身の晴れ着を着るには未だ４年先の（７才ですわ）

自分の身体の事や年齢も考え美根子さんに相談したのです。彼女は和裁のベテランで事もなげに「じゃ一つ身の晴れ気を縫って上げるわ」と？？？。







彼女は娘二人を育て小さい頃は日本舞踊を習わせ、一度しか着る事の無い発表会の為に毎年着物を新調していたそうです。そんな会話後に思いもよらない私の入院でした。

そんなある日「七五三の着物も襦袢もたくし上げも出来たわ」と嬉しそうに我が家へ運んでくださったのです。着物は（秋の柄）を選んで縫い小物も全部揃えて至れり就くせりの晴れ着の完成でした。

私の孫の為に仕上げて下さった美根子さんに大感激した入院中の出来事でした。
麻紀子さん見てね！

ただ今退院しました。

ヤッホー　久しぶりのブログ更新です。ただ今入院中で心配をお掛けしました。
昨夜は主治医との面談で一番体調が良い今、一応退院出来ますよ。とのことでした。

今月初めより体調の悪化、点滴通院でしたが10日より入院。我が家からごく近い病院での入院でした。ご近所からの差し入れは毎日届くのですが、折角の栄養も吸収できない体と聞かされショック！日に日に痩せ細り体重36kgは、まるでミイラです。

女房が留守の主人は不自由ながら至って元気。週3回のディサービスに通っています。
先日はディサービスのカラオケ大会で２度目の優勝でした。その夜は長男に連れられ金メダル持参で女房の見舞いでしたが思ったより元気な主人に安心したのです。

そうそう先日は入院中にもかかわらず５人組の仲良しお友達と一緒に山代温泉へ行って来ました。


予約したのを入院騒動ですっかり忘れていた私でしたが主治医の計らいで急遽外泊許可を貰っての１泊でした。気がかりは私の足。太く浮腫んだ両足の重いこと。旅館の玄関から車椅子に乗り９階の客室まで大切に運んでくれたチャコちゃんです。
『チャコちゃん？？』１年生の孫を持つオバアチャンのニックネームですわ。
私は５年前から主人の車椅子を押すばかりで乗ったのは初めて。何とも楽チンでクセになりそう。

私には５年ぶりの温泉でしたが用心の為入らない私をふびんに思い足湯のマッサージで癒してくれた弘子さんです。


いつも楽しい弘子さんは簡単なマジックもお披露目でしたが４人組の厳しい目付きに叶わずネタバレの大爆笑でした。


このグループのなれ初めはソフトバレーの仲間です。大企業勤務の弘子さんのご主人の定年で故郷、西脇市へ帰られ仲良し５人組が４人組になったのですが20年の友情は今も続くのです。
　　　　　 弘子さん親娘です。

温泉の帰り際、彼女の車に積まれた（たらい）を見て、あれは正しく私の足湯の為に持参した（たらい）だと気が付き有り難さで一瞬ドキッ！
西脇市の自宅から積んできた（たらい）と彼女に感謝し最敬礼のお別れをしたのでした。今度は何処で会えるやら。

「ひゃくまんさん」と握手。

母の日もお祭りもそれなりに楽しめましたが…　その後は辛い一週間でした。14日は診察日。足の浮腫みも思い通りに引かず少しきつめの錠剤に変更、甲状腺のホルモン剤も１錠増やしたのです。ところが心臓に負担が掛かり苦しんだのです。そんな訳でその後の１週間は階段を１歩も上がれない体力と主婦には大切な『味覚』が失せ口腔外科通いでした。身体が衰弱すると口腔のばい菌が繁殖するそうです。真っ赤な舌に一日４回の軟膏。そんな訳で『味付け』に苦労しました。昨日から口腔ケア用ジェルに変更です。そしてお茶漬け、うどんで満腹！少し元気快復したのです。

小松市は18日、来年春の全国植樹祭の成功を願って木場潟公園で一周6・4キロを手をつなぐ市民の会が有ったのです。
午後、退屈男がムズムズ。女房は仕方なく退屈男の車椅子を曳き催し会場へ。
午後のイベントも終り、帰る『ひゃくまんさん』とすれ違ったのです。

『ひゃくまんさん』を見るのも会うのも初めてです。思いがけなく握手も出来てラッキー！でも疲れ果てた女房は途中で車椅子を放棄！主人を困らせていたのです。病み上がりの女房には芝生のイベント会場は辛いつらいものでした。

母の日のプレゼント

お旅祭りも昨日（月曜日）で終わりました。日曜日は寺町の子供歌舞伎を観る事が出来ました。芸題は（傾城阿波の鳴門　どんどろ大師の場）です。小学生ばかりの歌舞伎ですが上手に笑わせ楽しませてくれました。

そしてその日は母の日。主人が私にプレゼントです。真っ赤な一輪の造花に手紙を添えて『いつもありがとう　これからもよろしくね』と。左手で一生懸命練習したのでしょう…途中吹きだしながら読みました。いつまでもなかよくいようねと。何よりのプレゼントです。
そして東京の次男の嫁からエプロンのプレゼントが届いたのです。何とマー　おババには可愛い過ぎるエプロンにジジ様はビックリシャックリ！背中に大きなリボンを結ぶのですよ。
折角なのでジジ様が退散してから一人ファッションショーを楽しみました。ありがとう！

今日からお旅まつりです。

今朝も無事に目が覚めました。連休明けに主治医の診察を受けパンパンに腫れた『大根足』を見せながら、「これは咳止めの副作用ですか？」と聞いたのです。「それは無いわ」と相変わらず優しい主治医です。結局利尿剤と甲状腺ホルモン剤を１錠増やしたのでした。その日の午前中はトイレへ数回通いヤレ安心と思いましたが膝から下の浮腫みは余り変わりないのですが階段の上りは少し楽になったようです。血痰も殆んど無くなり希望が頭をよぎる。

毎日のように知人や遠方のお友達から激励の差し入れが届き、感謝しながら欲張ってもう５年は元気で生きたいと願うのです。

昨日からお旅祭りが始まりました。主人はディサービスで留守。早速お隣のＨおバーちゃんと近所のＹおバーちゃんに誘われ午後一番にお祭り見学に出かける事になったのです。
歩けるか心配ですが子供歌舞伎をチョコッと覗いて観る約束をしたのです。ゆっくり歩いて来ます。

我が家の黒ツツジが満開です。赤いのに名前は『黒ツツジ』


通りすがりにチョコッと覗いた八日市町の子供歌舞伎でした。








　

気になる源助大根足。

大型連休も明日でお終い。今日は子供の日と云うのにしとしとの雨。我が家はお天気とは関係なく今朝は体調の良い内に掃除機を掛ける。何だか掃除機がやたらと重い。咳が出て止まらなかったり…　こんな筈じゃなかったのにとガッカリしながら吹き抜けの天窓を見上げると白い筈の扇風機のふちが黒ずんでいる。連休でヒマそうな長男を思い出し頼むと気軽に来て扇風機やエアコン、飾り棚の上のホコリ、玄関の電気のカバーに溜まった小さな虫？埃？など綺麗サッパリ掃除をしてくれたのには感謝でした。

一昨日昨日と咳も出ず調子良く治ったつもりでいたのですが…　気になるのが両足のむくみです。痩せた体に源助大根の様な丸々とはちきれそうな足！真っ白な足が重たい。咳止めの副作用？スリッパは足の甲に食い込み、靴は紐をゆるめて履いています。連休明けはお医者へ直行の予定です。

我が家の山野草
黒百合


イカリ草

一足早い藤棚見学でした。

昨日、主人のディサービスはお休み。相変わらずの昼夜逆転男は早朝からの睡眠です。
私もこのところ咳止めが効いたのかお陰さまで落ち着き、痛みも治まっています。
正午、睡眠から覚めた主人も私の身体を案じ、ベッドで我慢の狸寝入りです。

退屈そうな彼を見て思いついたのが毎年出かける松任のグリンパークの藤棚見学でした。
産業道路を走れば30分で着く距離です。勿論退屈亭主は大賛成で身支度の早い事。
ところがです。カーナビに変身した退屈亭主の脳みそが寝ぼけていて8号線を走れと譲らないのです。元々方向音痴の女房は違うと知りつゝ主人に従い「ＮＧ」です。

今度は「わしの思い通りの道から上がる」てな事を云い又々最初からやり直しの主人でした。彼のカーナビは昔人間しか知らない旧国道からの8号線入りでした。勿論「ＮＧ」に決っているのですが彼に逆らわずに走ったのです。女房は空腹に耐えられず一旦帰宅。

夕方、又々狸寝入りの主人を誘って産業道路をまっしぐら。グリンパークは人の気配もなく今日から開かれる『緑と花のフェスティバル2014年』の準備中の係員が一人居るだけでした。6時30分の落日が綺麗でしたが藤棚の満開には少し早かった藤棚見学でした。


連休は催し物だらけ。小松市の『お旅祭りは5月9日（金）～12日（月）迄で曳山子供歌舞伎や曳山八基曳揃えが見物のようです。

末期かな？

桜の４月も最終の日曜日です。お花見も終りポカポカの夏日でしたがお出かけもせずジジババ共々ベッドに横たわっているのです。ジジさまは例の昼夜逆転の睡眠に。ババさまは今一、体調が悪いのです。

４月の春休みは東京の家族が私の見舞い方々、２歳４ヶ月の娘の成長を見せに楽しい２日間でした。そして１９日は兄の１周忌は甥っ子の都合で家族だけのささやかな法事に出席し納骨も無事済ませたのです。ご坊さんの読経も震え声の寒い寒い土曜日の午後でした。
彼（甥っ子）はただ今海外出張中の忙しさです。

私もそれなりに元気でしたが一昨日から咳がまくれ、町医者の内科へ掛かったのですがレントゲンの結果、市民病院の主治医に回されＭＲＩで検査。肋膜の周りが腫瘍で囲まれているとのことでした。老々介護では入院も儘ならず咳止めのお薬を貰って帰ったのですが
咳は止まったのですが痰の切れが悪くおまけに血痰でした。こんな事初めての経験です。

主治医に「痰は出ますか？」と聞かれ「いいえ」と答えたばかりなのに…
それにしても一昨日から肋骨と背骨の半端じゃない痛みに悩まされ老々介護組はお手上げ状態のつらさですが痛みをこらえての記録です。

水芭蕉

連休明けの火曜日のディサービスを初めてズル休みをした昼夜逆転男でした。その日は全くの不眠で『今日は休む』の宣言で心の緊張もほぐれ正午まで安眠出来たようです。

そして昨日は飽きもせず又々桜見物。女房は飽きあき！こまつテレビに映った大野町の用水路沿いの桜並木見物です。

そして次は瀬領の広場の桜並木を希望しカーナビ亭主の云うがまゝの道を暫く走るがこの道は瀬領の道ではなく、大倉高原スキー場の道だと気付く。方向音痴の女房に云われ形なしのカーナビ亭主はＵターンもせず「行け行け！」と、そのまま尾小屋鉄道展示場まで。猫にも人にも会わないドライブでした。

帰り道、女房はウサ晴らしに布橋の水芭蕉の群生を観る。帰りの車で亭主がポツリ「ワシもボケたもんや」と。亭主の小さな独り言でした。

桜三昧

もう一昨日になりました。ディサービス連休の２日目。午後、退屈男の希望で鶴来の樹木公園へ出かけたのです。勿論女房はアンプル飲んで…。

いつもの事ながら道中の寄り道は鵜川の『古代桜』の満開です。次は鳥越城址の八重桜見学で城祉目指して車道を上ると狭い駐車場はヒマな高齢者の車で一杯でした。ヤッパリ八重桜は未だつぼみ。山の斜面のカタクリの群生を楽しんだのです。





いよいよ目的の樹木公園到着！小松より一週間遅れの咲き始めは満開になったばかりで花見客もまばら。静かな広場をゆっくり色鮮やかなしだれ桜を楽しんだのでした。



　

桜・桜・桜満開！

孫たちと遊んだ芦城公園のお花見を最初に、月曜日は大聖寺の熊坂川堤防の桜並木の一周。昨年に続き隣町の親切夫婦のお誘いでした。親切ご主人が主人の車椅子を押し、私はその後ろに付いて歩く。ゆっくりでしたが運動不足の身には２時間の一周は堪え、主人の杖を借りてヘロヘロ歩く女房でした。


駐車した深田久弥記念館にやっとたどり着き、一杯の熱いココアに癒され帰路の運転でした。親切夫婦のご主人は大聖寺出身で熊坂川の桜並木は故郷自慢なのです。

あくる日火曜日はディサービスのお花見で木場潟公園の西園地だったそうです。
水曜日。ディサービスはお休み。相変わらずの昼夜逆転男ですが『ガバッ』とはね起き「寝てばかり居られん！」と嘯き芦城公園のお花見を所望するのです。何とか市役所の駐車場に車を止め、車椅子で公園の花見客の賑わいを見て満足そうな退屈男でした。




帰るのかと思ったら今度は木場潟所望です。昨日行った筈なのに…　と思いながら仕方なく西園地へ向う。満足そうな彼を見て覚悟を決め千本桜のアーチ目指して車椅子を押すのです。ゆっくりでも息切れの激しい女房を彼は知らんぷリ。我慢我慢！


西日の陰が長くなり潟から吹き上げる風が寒いと云う主人。これ幸いと引き返したのですが、往復２キロの運動で疲れ、夕食後はバタンキュの女房でした。

孫たちに感謝！

８ヶ月ぶりに両親の見舞いを兼ねた次男一家の里帰りです。真の目的は２歳４ヶ月の娘を老いた両親に見せたくて…　有りがたいです。
さてさて毎度の事ながら一家５人の夜具の準備。これが最大の私の仕事です。

二階の納戸と彼らが泊まる和室の距離は端から端。10年前は子供も小さかったし私も元気でした。いつの間にか孫達も大きくなり、ひ孫の様な可愛い孫も増え満員御礼の我が家です。手伝えない主人は「本人にさせれば良い」とは云うけれど長距離運転の次男夫婦を思えばそれは出来ない母心です。今度もボツボツと２日掛の準備でした。
今回の後片付けは次男が「大変やな」と云いながら中２の息子と一緒に納戸まで運んでくれ楽チン楽チンの後始末でしたがね。

(木曜日)夜８時半、私に世話を掛けまいと夕食も入浴も済ませた次男一家の到着でした。長男も一緒にお出迎え。
一番気がかりだった孫娘が予想外にキャンピングカーから両手を伸ばし私に抱っこです。
８ヶ月前は嫌悪されたバーちゃんなのに何のこだわりもなくお話してくれる？？？…　以前、私と撮った写真を毎日見せて「バーちゃん・バーちゃん」と教え込んだ作戦の成功(^^♪でした。

（金曜日）午前中は晴れ。お墓参りを済ませ、芦城公園の桜が見頃と云う事でディサービスがお休みの主人も一緒にお花見方々遊具で遊んでいたのです。ジーちゃんが遠くの空の雨雲を見つけ「雨が降って来る」と云うので子供達と慌てて駐車場へ走りジーちゃんをコロッと忘れていたのです。振り向けば足の遅いジーちゃんが次男の嫁に傘を差され、羽毛のスポーツジャンパーを貸してもらい、タオルで拭われながら一歩一歩。優しく（ほろ）してくれた次男の嫁に『感謝！』の気持ちでいっぱいでした。

そして我が家に帰るのかと思いきや…　東京組は元気です。雨が降っても遊べる所？そして空港プラザへ向ったのです。『入場無料』建物の中は親子で賑わっていました。１時間余り遊び未だ遊び足りない孫娘をなだめて帰る。退屈そうな男性組の中・小の孫たち、今度はゲームセンターへお出かけ。二人の孫に軍資金を渡すと元気100倍で飛び出て行くのでした。雨が降ってもお構いなし、良く遊ぶ父と子は夕方まで帰りません。

そんなこんなで雨にも負けず元気な東京組は土曜日の午前中、笑顔一杯で帰って行きました。
昔の人は云いました『来て良し帰って良しの孫』と。でも今は来てくれて感謝です。
お別れのバイバイは寂し過ぎます。深閑としたリビング。孫たちの笑顔が次々浮かぶ。

心踊る。

おはようございます。今朝、目が覚めると「心」が踊っているのです。
直ぐにベッドを離れ孫娘を迎える準備ですわ。と云っても１階のリビングのテーブル脇のオーディオを二階の踊り場へ異動するだけです。

ひ孫のような孫娘も2才４ヶ月になり昨年の夏以来８ヶ月ぶりの対面です。一家５人の襲来でリビングのテーブルを広げて安心！何やかんやとブログで心配をかける母親を見舞い方々孫達の顔を見せに来る次男夫婦です。今は至って元気なジジババです。

今夜は４人組のチャコちゃんの誕生会です。楽しみのディナーなのにそれを通り越して、
明日来る孫に心躍るのです。やっぱりバーちゃんですわ。アハハ～。

清水山頂上

昨日～今日と退屈男は連休。昨日は大相撲の千秋楽で退屈する事もなかったのですが、今日のポカポカ陽気に退屈の虫がムズムズ。憩いの森の（清水山63,5ｍ）に挑戦したのです。

運動不足の老々介護組には全然自信が無かったので登山道の近道まで車で上り、頂上まで30分休みなく一生懸命頑張り続けた山男でした。
頂上の1等三角点を見て大喜び。白山をバックに写真を撮り下山。大満足の主人に私も同感でした。

一里野スキー場までドライブ

主人の連休は日～月です。春とは云え未だまだ寒い季節です。連休の2日目、リビングの高窓の青空を見ながらソファーを立ったり座ったり落ち着かない退屈男です。「どこか行くとこないかなー」なんてつぶやいているのです。1ヶ月前に体調を崩した女房を気遣って「行こう！」とは云わないのですがね。

午後一番、女房は意を決して一里野スキー場までドライブを決めたのです。丁度一時間で到着。リフトも動いている。平日で幼児を連れた親子や休日の若者がチラホラ。
静かなスキー場でした。積雪のスキー場を一歩一歩踏みしめながら満足げな主人でした。
紫外線の強さに目が開かないと云いながら「スキーがしたくなった」と。私も同感です。
心は未だに青春の老老介護組でした。