とどこの徒然

はじめまして

故郷の山でフキノトウを摘む 2月25日(木)

2005年02月25日 00時35分56秒 | 日記
先月の31日卓球練習中左足に膝痛を感じ早退。体育館を出る。雪がちらほらと降る寒い夜だった。一時間半の練習で大汗をかき我が家へ帰るがお風呂の湯は落とされていた。
思い付きでさくら湯へ行くが駐車場は満車。仕方なく清水湯へ行くが町なかの銭湯は駐車場が無かった。遠くに車を置き、ずい分歩いた。私が終い湯の客だった。せっかく温まった身体も遠くに停めた車まで歩き、膝は益々痛みビッコの足ははかどらず寒風で身体もすっかり冷えて帰った。我が家の風呂はスイッチ一つで沸くものを、と後悔した。
あくる日から毎日近所の整骨院に通う。非常に痛んだ足も2週間経ち痛みも和らいだ。そんなある日退屈な主人の誘いで三国山のカンジキ登山に付き合った。二本の杖をつき、用心して登る。痛みも無く少し安心した。下山はゆっくりだったがやっぱり痛さを感じた。そして次の日、ママさんスイミングのグループと約束した温泉一泊が有り、足の疲れ直しに丁度いいと思った。楽しかった一夜も明け、朝風呂の温泉に痛い足をかばいながらそっと降ろした筈だったのに足が届かなかった。はぐちをくらって全体重が片足に掛かり、あっと云う間もなく、支えきれない左膝はメリメリッと音を発てて二つ折れになってしまった。「う~ん…」暫くうめいて動けなかったぞ…。見渡せど、だーれも居ない。恐る恐る膝を伸す。どうにか伸びて安心した。片足を引きずって脱衣場へ上がる。以後仲間達に支えられどうにか我が家へ到着。又またの整骨院通い。あれから10日経ちまだ充分でない足が気になり最近は温泉へ通う。今日は山友と主人も一緒に吉野谷の温泉に浸かる。気のせいか温泉で痛みが和らぐ。帰り道主人のふるさとの山で二人はふきのとうを探す。私は三国山や温泉の二の舞になりたくないので車で待つ。両手に一杯のふきのとうを摘み満足そうな二人だった。
明朝の味噌汁には初物のふきのとうが浮かぶ。あの苦みと香りが私に春を運んでくれる。





石川県の山 三国山(324m)カンジキ登山 2/14 バレンタインデー

2005年02月20日 21時34分55秒 | 日記
津幡町興津の曲がりくねった集落を過ぎ三国山キャンプ場の案内板を見つけ案内に添って林道を走る。段々雪が深くなり、数日前に通ったワダチを頼りに進む。パジェロの腹を擦りながらキャンプ場入り口に着きヤレヤレと思う。長靴にカンジキを履き子供のように心が躍る。新雪の林道にカンジキの足跡が有った。一人分の先客の足跡を追うように大またで歩く。雪に埋もれ背丈ほど見える杉の木の枝に新雪がこんもりかぶり融けずに光っている。深閑とした林道にサクッサクッとカンジキの音だけが響く。「オイあれあれ!」後の主人の声に振り返り指差す方を見る。樹齢何十年もの手入れされた杉木立が積雪の重みで幹の途中でポキンと折れたままの姿で突っ立っている。何十本ものおびただしい数に驚く。こんな無残な杉林があちらにもこちらにも見られ自然の力の怖さと山の持ち主を憂える。しばらくで鳥居を右に折れ雪山を頂上目指して登って行く。雪も深くなり頂上付近は1mは有っただろう。頂上は加賀、越中、能登の三国の接点に有り、小さいけれど立派な三国神社が建っている。この山頂からの眺望は特に素晴らしい。空気の澄む今の時期に登ったのは三回目だ。今日は久し振りの青空に近くの宝達山や河合山は勿論、遠くは立山連峰をはじめ、激しい剣岳まで雲の上に浮かんで見え感激する。見慣れた白山や河北潟、金沢市街まで360度楽しめるタッタ(324m)の三国山。だからいつでも登れる私の大切な山なのです。





石川県の山 西山(857m)のカンジキ登山 2005年1月28日

2005年02月01日 01時04分03秒 | 日記
一昨日前から寒波到来大雪の恐れ有りとか… 当てにならない北陸地方の天気予報。
今朝少しだけ期待しながら窓を開ける。10cmの降雪だった。とは云うものの、道路は融雪装置が働きアスファルト丸出し。とても雪国とも思えないが空だけは雪雲だ。天気予報で今日しか無いと思った三日前、青空に惹かれ主人に誘われるまま、西山登山に出掛けた。クロスカントリースキー場を有する西山は中腹まで林道が除雪されカンジキ登山にはお誂え向きに出来ている。相変わらずの紺碧の空に感激し、はやる心でカンジキを履く。サクサクと新雪を踏んで進む。気持ちいい~!最高の気分だ。先客有りき…白銀にウサ子の足跡が一筋続く。奇麗に整備されたスキー場は、平日でお客はゼロ。深閑とした西山を一人占め。白山の観える位置まで歩く。白山を背にポーズを取る。
主人手製の自慢のカンジキ。来年も一緒に履いて登れればと願う。ちなみに主人74歳。