とどこの徒然

はじめまして

命の洗濯!

2014年02月23日 23時40分09秒 | 日記
昨日主人はディサービスに行って留守。鬼の居ぬ間の命の洗濯に美根子さんを誘ったのです。ほら、美川刺繍の(左馬)を下さった彼女です。ご主人の定年後は悠々自適のお二人ですが… 東京のお医者へ嫁いだ長女に孫四人。今年は大学受験騒動で半月もの間、娘家族の家政婦に駆け付けた元気なオバアちゃんです。その甲斐有って彼女の孫娘は志望校へ合格。孫娘は小松のオジイちゃんの大学の後輩になったと喜んでいたそうです。

そんなオバアちゃんは和裁もベテラン。一昨年、私はひ孫の様な東京の孫娘の七五三参りの着物を誂えたものゝ長襦袢は未だで気になり、その相談を彼女にしたのです。彼女はすかさず娘の新品同様の長襦袢持参で現れ、我が家の孫の着物の袖巾・袖丈に合わせて縫って下さる事になったのです。持つべきは良き友。一件落着とは云うものゝ御所車の総絞りの四つ身。三歳の七五三には未だまだ大きくて孫娘の晴れ姿は七歳まで待たなければなりません。従って私の寿命もそれまで延ばさなくてはね。病を忘れ4~5年先の孫娘の晴れ着姿を夢見たひと時でした。

17日間続いたソチオリンピックの閉会式も1時間後に迫りました。


3日3晩の苦しみでした。

2014年02月17日 23時47分43秒 | 日記
1ヶ月前に処方された(デカドロン0.5mg)の効きめを診るため水曜日は予約の診察日でした。主治医から体調を聞かれ「ハイお薬が効いたのか気のせいか元気です」と答える。

ガリガリに痩せた体に聴診器を当てる主治医に申し訳なく思いながら私の云った一言が苦しみの始まりでした。「わたし帯状疱疹じゃないでしょうか…右胸辺りから腋・肩甲骨辺りが痛くて…」と。「ガンの痛みやワ、じゃ、お薬を飲みましょうか、モルヒネが少し入っているお薬です。入院すればいいのですが老々介護ではそれも出来ないしね」と優しくおっしゃるのです。

主治医の指図で看護師が用意したお薬を云われるまま「こちらの一錠は吐き止め、30分後にこちらの1錠(パシーフカプセル30㎎)こちらは少しモルヒネが入っています。便が少し固くなるかも知れません」との説明でした。モルヒネは痛み止めに効く位の知識しかない私は副作用など考えもしなかったのです。

そして帰ろうとすると様子を診たいので待合室で待つように云われ時間つぶしの2時間余りでした。別に変わった様子もなく帰宅後疲れ直しに1時間のお昼寝です。猛烈な吐き気に胃袋が引っくり返る。空吐きの連続に老々介護どころか入院覚悟で病院へ電話するが主治医との指示も取れず看護師の指示で吐き気止めを飲むしかなかったのです。

一昼夜洗面器を抱えて苦しみ通したのです。朝一番、長男の嫁に送られ掛かり付けの内科医院で栄養と吐き気止めの点滴を2時間。帰宅後もヤッパリ頭フラフラ。3日3晩の猛烈な苦しみ。目を閉じれば万華鏡の様な色鮮やかな小さな幻覚が次々と襲ってくるのです。

そして5日目、今やっとパソコンの前に座れたのです。この苦しみは二度とゴメンじゃ!
無知ほど怖いものは有りません。


大寒波でした。

2014年02月09日 07時49分08秒 | 日記
昨日朝一番の携帯電話のメールは東京の次男からでした。文面は『雪です』とだけ。
そして又々2歳2ヶ月の孫娘の写真です。多分10cmそこそこの自宅前の雪でソリに乗り、小5のお兄ちゃんと一緒の写真でした。見るだけで心が和みます。


雪の無い大寒だったり先週は珍しく-2℃~3℃の大寒波で積雪が10cm。長いツララが終日融けない2日間でした。一昨日は嘘のような青空でツララも雪も融けてしまったのです。

次男からの写真を見て「北陸の雪が東京へ異動したんやわ」と思いながら玄関を開けてビックリ!我が家の前は吹雪きでした。15cmの積雪てしたが午後は気温も緩み雪嵩も減ったところでディサービスから帰る(大切な主人)?の為に雪かきをするのです。
たったそれだけの雪かきですが今の私にはひどい息切れの重労働です。時々恨めしげに長男の家を横目で見ながら『この痩せ衰えた母の姿が目に入らぬかと…』アハハ~ 





一目二目も置いたのです。

2014年02月03日 05時43分05秒 | 日記
先週の水曜日、退屈亭主の気晴らしに美根子さんちへ美川刺繍の作品鑑賞に行って来ました。
お座敷には刺繍ばかりでなく洋画・日本画等々、お子さんの祝い着を小さく縫い直して床の間の前に飾って有ったり、市松人形の着物に仕立てたり彼女の器用さに一目も二目も置いた私でした。
この日ご主人は上下繋ぎの作業服で凛々しく彼女の作品の枠作りに励んでいらっしゃるのです。

いつも温厚で家族に寄り添っているご主人しかしりませんでしたが、もう一人の凛々しいお姿に脱帽でした。








あくる日私の家にプレゼント持参で… 彼女の母親の羽織りで縫った絞りの小さな着物です。
衣文掛けは漆塗りのご主人のお手製です。
最近はとんと使わなくなった茶室の床の間に飾り一人悦に入っているのです。