とどこの徒然

はじめまして

白山高山植物園

2013年06月29日 18時39分55秒 | 日記
毎年6月中旬~7月中旬まで行われる白山高山植物園のオープンガーデンです。昨日はそのお花畑へ行って来ました。白山高山植物園は西山の中腹で、長い急坂の階段を上り切り右に折れると左斜面一面のお花畑です。今年は雨量が少なくお花畑のピンチだったそうですがそれでもニッコウキスゲやハクサンフウロもタカネナデシコ、シモツケソウなどその他色々の高山植物を観る事が出来ました。昨年5月、山仲間に助けられ5年連続最後の西山頂上を果せた二人です。
この冬女房は体調を崩し半月の入院でスッカリ体力を失い主人と2人での登山に自信が無くて忙しい長男に同行を頼んだのです。「土・日とも予定が入っているし今日の午前中ならどうにか行ける」との了承で急遽出発したのです。

登り口の長い階段上がりを長男に助けられ休みながらヤットやっとお花畑の入り口へたどり着いたのです。












「ここから観て帰る」と云っていた主人ですが一休みし長男に助けられ辺りを半周し満足の下山開始です。(マヒした右足の膝下にベルトを巻き、先端を介添えが一歩一歩持ち上げる)
「こんな事誰が考えたんや?」と息子が不思議そうに聞く。「冨ちゃんや…」と云いながら『山女』トミちゃんの顔が浮かぶ。主人の登山を何時も真剣に支えてくれたのは彼女でした。



父親の疲れ果てた歩みの遅い下山に時間が気になり「父ちゃん、負んぶして下りた方が早いわ」と父親にしゃがんで背を向ける息子です。何せ痩せてはいるものの骨格は息子より逞しい父親を負んぶするという息子です。どちらがケガをしても大変!大切な2人を不安な気持ちで見ていると怖くて足が地面にへばり付いて動けないのです。気を取り直し歩くよりはるかに速い息子の後姿をカメラに納めたくて後を追うのですがとうとう追い付けず『親孝行息子』の後姿を撮れなかったのが何より残念な事でした。

    シモツケソウ


    ヤマブキショウマ


    ニッコウキスゲ



北潟湖の花菖蒲と春江のゆりの里へ

2013年06月23日 23時10分31秒 | 日記
今日もリポビタンの力を借り主人の希望で福井の北潟湖の花菖蒲園見学に出かけたのです。
花菖蒲は少し遅かったようですがヤッパリ見ごたえが有りました。暑さも何のそのリポビタンの効き目で元気げんき!車椅子で菖蒲園を一周です。









そして次の目的地、春江の『ゆりの里』まで一っ走り、これまた満開のゆりの里の美しさに大感激でした。







富山までバス旅行

2013年06月19日 15時59分46秒 | 日記
連続の真夏日だったり夏日だったりの暑さに飽き飽きしながら、もう一日降らないで…の願いも空し。朝からびしょびしょと雨降りの昨日、我が町内は老人会のバス旅行でした。主人の発病以来町内のバス旅行も老人会のバス旅行にも不参加が当たり前で今回のバス旅行も当然不参加に○です。ところが昨年ご主人を亡くしたお隣の奥さん(独居老人)が行きたいけど一人では寂しいと嘆くのです。待てよ?朝9時出発!帰りは4時半と聞き、主人のディサービスの曜日と時間帯も一緒です。ならば私も参加出来ない事は無いので主人の承諾を得てお隣の旦那様になった気分で座席に並んで参加でした。

行き先は富山、高岡山(瑞龍寺)~新湊大橋~新湊きっときと市場~氷見海鮮市場~千里浜なぎさドライブ~帰宅です。
小雨の中、国宝 高岡山瑞龍寺。 高岡の開祖、前田利長公の菩提寺は豪壮で典雅な美しさに感動でした。山門、 仏殿、法堂の3棟が富山県唯一の国宝だそうです。








次は新湊大橋を渡って見学、Uターンして新湊「きっときと」市場で昼食。ビール嫌いな私なのにコップ一杯のビールの美味しかった事。「きっときと料理」も最高!
氷見の海鮮市場にも寄りお土産どっさり。渚ドライブは中止でしたが日焼けの心配もなく
小雨でも楽しいバス旅行でした。6年ぶりの旅行です。
主人の帰宅と私の帰宅が同時の玄関先でお互いにホッ!。



  新湊大橋と帆船海王丸の写真添付


木場潟の花菖蒲

2013年06月16日 05時55分54秒 | 日記
1昨日の新聞に木場潟の5万株の花菖蒲が麗しくの記事と写真でした。 
夜通し不眠で朝刊を待ちわびる亭主は新聞記事に目を通し、早い朝食を胃袋に落ち着かせ、やんわりと昼夜逆転男の睡眠準備の始まりです。

そして彼が目覚めたのが午後3時。眠気を払うように「おい木場潟の菖蒲観に行こさ」と。ホイお出でなさった。覚悟はしていたものの暑いなーと思いながら運転手は辛い。勝手知ったる菖蒲園近場の駐車場は老人施設の車で満車。新聞記事の花菖蒲見物に集合した小型バスばかり。その周りは車椅子の老人が右往左往。多分菖蒲園見物を終え帰る準備のようです。

仕方なくUターンして広い駐車場に回ったのですが、そこから菖蒲園までの距離が長く身障者には無理。急いで事務所まで走り車椅子を借り菖蒲園までたどり着いたのです。
5万株一面の花菖蒲を想像してたのですが期待に反して花も見物客もまばら、寂しい菖蒲園でした。リハビリを兼ね板道をゆっくり一周。又遠い駐車場まで車椅子を押し汗だくの見物でした。




お好み焼。

2013年06月15日 11時25分22秒 | 日記
先日隣町の親切=お節介ご夫婦に出会い「アラッ又痩せたやろう」と、じろり!「そんなことない一緒や」と云いながら40キロも無い痩せぎすな身体の彼女には云われたくなかった。
「どうや又美味しいもの食べに行くか?」とご主人に誘われたのです。

美味しいものの一つに思い出すのがお好み焼き。昔?家業の事務員兼主婦だった私は主人の代理で時々県庁へ出張です。用事を済ませ香林坊の大和デパート前の『ぼてじゅう』のお好み焼を食べに入るのが楽しみの一つでした。大汗を掻きながら一生懸命お好みを焼く4~5人の店員さんの中の男前の兄ちゃんの顔を見ながら焼き上がるのを待つのです。

「行きたい所有るか?」と問われ「金沢のぼてじゅうなら行きたい」と答えたのです。
お節介ご夫婦が調べたら香林坊の「ぼてじゅう」はとっくに閉店して居るそうです。
そう云えばあの頃は未だ電車が通っていた時代でしたから。今は駐車場がなかったら商売できません。

一昨日は主人のディサービスの日。お節介ご夫婦に連れられて金沢の丸越デパートの地下の「ぼてじゅう」で昼食です。オールミックス=1,300円、お節介ご夫婦は初めてのお好み焼きと焼きそばの注文で目の前で焼く鉄板の熱さに耐えられず急いで食べて店を出られたのです。

とても期待してたのに只々お腹が膨れただけでした。3分の1を残しお腹抱えて退散です。
歳とともに食の好みも変わったのか美味しさも感じずお節介ご夫婦に済まない事をしたと思いながら、デパート売り場にも興味なく2時の電車で帰りました。

電車の切符の買い方。バスの乗り方を教えられ「今度は一人で来れるね」の特訓を受けたのですが… ???頑張ってみよっと。