暑い暑い日、主人と一緒に辰口町鍋谷の奥山、蟹淵に出掛けた。青緑色の水面は見るからに神秘的で、来る度に引きずり込まれそうな気がして私は怖い。でも季節が来ると濃いブルーに輝くルリイトトンボが気になりやっぱり一度は来てしまう。そして水面の浮き草に戯れるルリイトトンボの乱舞を目で追いその美しさに感動する。たまらずシャッターを切るが足元がぬかるみ小さなトンボを捉えきれない。あきらめて足場の悪い周遊路を恐々一周して帰る。池の淵にはモリアオガエルの真綿のような卵がいくつも木の枝にぶら下がっていた。此処は知る人ぞ知る秘境で訪れる人と出会った事も無い。
2年前、雪を踏み銀世界の蟹淵を探検したのを思い出した。何時来ても神秘的な蟹淵が怖い私です。
2年前、雪を踏み銀世界の蟹淵を探検したのを思い出した。何時来ても神秘的な蟹淵が怖い私です。