雄島

先日テレビに福井県三国の雄島が映った。「わし、そんな所知らんなー」「わたし行った事あるわー」。もう５０余年前の私の記憶だった。主人は地図で確認。久しぶりのドライブは北方湖周り。出発から１時間、迷わず雄島駐車場に到着。

青い海に架かる赤い大橋の向こうに美しい雄島が浮かぶ。やっぱり絶景だった。


磯の香りが漂う。ふと足元を見ると漁船の船着場一面に黒い物が乾されている。ワカメだった。この季節、海はワカメ、山はゼンマイを乾すんだと納得。



橋を渡り鳥居を潜り石畳の階段を登る。海からの風は涼しくて気持ちいい。



鬱蒼と茂った古木のヤブニッケイやタブノキの樹海。初めてみる不思議な樹林を周遊する。



時々青い海が開ける。岩場の先端で釣りをする人。すれ違った観光客は一組だけ。写真を撮ろうと岩場に立つが強風で三脚もろとも吹っ飛びそう。帽子を押さえ足を踏ん張る。ポーズどころで無いわいなぁー。東尋坊の遊覧船が雄島あたりで折り返して行く。平日の観光地ののどかな風景だった。一周1時間の散策はちょうどよかった。

田植え

きのうじいちゃんはお百姓さんだった。山行きのヤッケを着て携帯用のカッパズボンに長靴姿。腰にはエコがぶら下がっている。先日じじ様は倉庫の空き地に除草剤を散布した。几帳面なじじ様のお陰で我が家の空き地は何時もすべすべ。

ところが先日の散布時は少々西風が吹いていたらしい。倉庫裏の田植えしたばかりの苗に霧状の除草剤が風に吹かれてかかったようだ。５００坪田の倉庫側約１００坪の苗が赤く枯れてしまった。機械化された田植えで持ち主も高齢化で、もう手植えは出来ないとの事。ならば昔々その昔、親の手伝いで覚えた田植えを自分で買って出た。

日照りもきつくなりお茶持参でじじ様の陣中見舞いに行った。あんれーまー　似合っている。手さばきもイイ。思わずカメラに収めた。昼食を済ませ足首・膝・腰が痛いとなげく。あの姿勢じゃ当たり前だ、お気の毒に。又続きの田植えに出掛けて行った。すまんなーと思いながら見送った。

たっぷり一日の田植えだった。心配した足腰の関節痛。午後は大丈夫だったと。
頑丈なじじさまに脱帽。


夜男前のアッちゃんと内嫁殿が遊びに来た。ウドの天婦羅をジャンジャン揚げた。美味い美味いと沢山食べた。

自慢のウドを食べさせ「よかったなー」と喜ぶ亭主。禁酒宣言をした筈のアッちゃんビールもしっかり飲んだ。休日前夜はイイんだって・・・

大嵐山

１１日～１６日までと長いお旅まつりだった。氏神様の本折日吉神社は１２日で終わり菟橋神社の河岸端通りは車両通行止めが１６日まで続いていた。確か広報では１５日までと書かれていたが…　変だなと氏子ではないが目と鼻の先の菟橋神社を覘く。
神社前に「お旅まつり１２・１５・１６」と書かれた大きな看板が有った。間違いではなかった。露天商の関係もあるらしい。幹線の車両通行止めが長くて不便だった。

先日（１５日）お旅まつりの最中に大嵐山登山に出掛けた。今度は酔い止めをシッカリ飲んで。曇り空のせいで静かな大嵐山。新緑のブナ林がしっとりと綺麗でした。


頂上のシャクナゲは未だだと聞きブナ林から引き返した。水芭蕉はすっかり化け、サンカヨウが花盛り。いかにも深山に来た気持ちになる。



帰り道白峰あたりの林道へ入りお目当てのウドを探す。ウドの天ぷら揚げながら味塩を振って食べる。最高だ！そしてウドの天ぷらうどん、これが又々たまらない。病み付きになってしまった。

孫の誕生日

5月15日（火）
ややこしい日取りのお旅祭りも今日でお終い。きょうは東京の孫小２の誕生日。お旅祭りに生まれたので忘れる事がなかったが、時代の流れで氏神様の日吉神社は神輿被きが不足し土・日曜に変更。孫の誕生日とは無関係にお旅祭りが終わっていた。間一髪、孫の誕生日を思い出し嫁さんに電話でプレゼントを頼んだ。やっぱり孫には点数を取っておきたいババだった。夕方孫からお礼の電話が掛かる。何だかモゾモゾこそばゆい。相手側の菟橋神社は妥協せず今日も露天が並んでいた。「神様どうぞ仲良くお旅祭りしてくださいな」と手を合わす。

お祭り

5月13日（日）今年のお旅祭りは11日（金）～15日（火）曳山子供歌舞伎上演は11日～14日までと、本祭りはどの日なのか？ややこしいお旅祭りだ。昨日12日の午前中、日吉神社のお神輿が我が町内をお渡りになった。



その後町内の子供獅子が舞いに来た。昨年は子供獅子の五人衆を務めた高１の孫が自分家の獅子舞を舞わした。１年ぶりのぶっつけ本番は獅子頭の重さが細腕にこたえたらしいが上手く舞わせて満足そうだった。お神輿も子供獅子も終わり来客もなし。



好都合の午後竹子さんに誘われて金沢の音楽堂へ出掛ける。オーケストラアンサンブル金沢の定期公演。今日はオールベートーヴェン。迫力の演奏にうっとり夢心地…リッチなひと時を過ごした。今日は長男の嫁さんからがプレゼントの母の日弁当が届いた。ありがとう。手作りならもっと嬉しい。