東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

タフでいたい

2022年02月06日 23時42分00秒 | リレーブログ
こんばんは。ディンギー班主将の調亮太郎です。


正直そこまで感慨深くもないですが、ついにリレーブログも現役最後となりました。

今年のリレーブログは、ほぼみんな締め切りを守っていて、内容もよく練られており、とても読み応えがあります。


みんな色んなこと考えてるんですねぇ。


各々が考えて、書いてくれたことを、実際に春合宿で具体的な形で表現してくれると良いなと思います。



さて、僕も例に漏れず色んなことを考えました。とは言っても大体ヨット部のことなのですが。


なので、ヨット部の話しかできません。


具体的には、今のヨット部でどうすれば本当に目標が達成できるのか、スローガンを遂行できるのか、そういうことを考えておりました。


このオフシーズンはヨット部の様々な先輩と話す機会があったのですが、みんな共通して大事にされていたことは、やはり「練習量への拘り」でしょうか。


僕らも代交代してから大事にしてきたものではありますが、やはりそこへの拘りが強い。


ヨットは乗り物だから、乗ってなんぼだと。


圧倒的な経験値を持つセレクション勢に、量だけで勝負することはできません。

効率よく、頭を使って、適切に努力することは必要です。根性だけでは上手くいかないことは多いし、何より頭使わないと、無駄が多くなるし。


でもそれは前提であって、量を確保しないと話にならない。

もちろん脳死になるのは良くないですが、そもそも僕らはまだ、練習しすぎて効率が悪くなるほどの量を確保できていない。



これはヨット競技に止まらず、ヨット部全体でも同じだと思います。



まず手を動かすこと。

しんどくても、寒くても、とりあえず手を動かし、足を動かす。

まず、今自分が何をすべきなのかを考えて、行動する。当事者意識ですね。


ヨット部は忙しいです。1日のスケジュールに無駄はありません。基本的に何もしなくて良い時間はほぼないのではないでしょうか。

(というか、頭を使ってしっかり動いてやっと終わるくらいのタイトさだと思います。)



動いて初めて、頭を使うことが活きてくるのではないかと思います。


と、偉そうなことを言いつつ、ブログも締め切り直前になってしまいました。


上に書いたことは、自戒でもあります。というか自分に刺さりまくってます。


リーダーとして、上級生として、この春合宿、誰よりもタフな存在でいたい。


東大ヨット部がタフで賢い組織になれるよう、まず自分から動く1年、春合宿にしたい。


これを肝に銘じてここからの全7クール、精進して参ります。



次は、最近大人になりつつある高原くんです。


乞うご期待。



ディンギー班主将 調亮太郎


家が2個あるようです🏠

2022年02月04日 12時10分00秒 | リレーブログ


みなさんこんにちは。


「小網代の母」という素敵なキャッチコピーを付けていただいた新4年マネージャーの小林美緒です。


永遠のいちじょ(1年女子)だと思っていたのに母になってしまいました。よろしくお願いいたします。



突然ですが、皆さんはZenly使ってますか?

このアプリは、登録すると自分の行動を記録してくれたり、友達と交換するとお互いに居場所が分かるという、とても現代的なアプリのことです。



このアプリの機能に、アプリ側が判断して家マーク🏠や学校マーク🏫がつく機能があります。



私は、この家マークが一時期、小網代共和国になっていたことに気がつきました。



そりゃあ、アプリ側も家だと思いますよね()

1週間に5日もいれば!



今はオフ期間なので、ちゃんと家についてますが、また合宿が始まったら、家マークが移動することと思います。

飽きるほど行っている合宿所にも1ヶ月行かないと恋しくなってくるんですよね()



また、今日から合宿が始まります。ウイルス感染には細心の注意を払いながら、活動していきます。



2の家というか、もはや第1の家である小網代共和国で合宿できるのも、残り1年無いと思うと寂しいです。



まだまだ、挑戦したいことや実現したいことがたくさんあります!

チームで達成したい目標もあります。



あっという間に時間は過ぎるんだろうなと思いますが、残りの時間も、爪痕どころか足痕を残していきます。(何を言ってるのかよく分からないので、1回黙ります)





今後ともよろしくお願いいたします。



4年マネージャー 小林美緒


次回は、つい先日、齊藤兄妹で熱い語り合いをしたというなーこ(齊藤菜々子)です。

お楽しみに!








やっぱり触媒になんてなれない

2022年02月03日 23時57分04秒 | 2022リレーブログ

お世話になっております。4年470チームリーダーの工藤光生と申します。

 

 

例にならって、少しヨットに関係ない話から入ろうと思います。

 

じゃんけんのグーってどうやって作りますか?

 

とりあえず、手元で作ってみてください。

 

最初は、ぐー!!!

 

 

上の画像の2パターンのどちらかだと思うのですが、どちらでしたでしょうか?

 

僕は右のタイプなんです。割とレアだと思います。

 

(✊←この絵文字も親指は外にあります。)

 

先日、家族に指摘されて気づきました。

 

でも、生まれてこの方グーのときは親指を折り込んできたので、親指が外にあると違和感しかありません。

 

だって、力入らなくないですか?

 

調べてみると、親指を折り込む人は控えめで内向的なタイプ。

そして、感受性が豊かで傷つきやすい。

 

だそうなので、みなさん僕のことを大切にしてください。

 

 

 

ところでヨット部に入ってからというもの、

前腕が太くて血管も浮きがちなので、

じゃんけんをした時などに、

 

「何かスポーツをやっているんですか?」

 

という質問をされることがあります。

 

 

 

ジャージでバスに乗っている時、、、

 

コンビニでサラダチキンを買う時、、、

 

定期検診で聴診器を当てられている時、、、

 

自分で言うなよって感じだけど、小学生から今まで受験期とコロナでの自宅軟禁期間を除けば常に腹筋が割れていて、電車で誰も隣に座ってこない程度には肩幅が広い自分はたびたびこの質問をされます。

 

今の自分にその質問をされたら、

 

「ヨットをやっています。」

 

と答えるでしょう。そりゃ、四六時中部活のことを考えてるんだから当然です。

 

でも、10年後同じ質問をされたらなんと答えるでしょうか。

 

もしも今この瞬間に引退するとしたら、

 

「ずっと水泳をやっていました。大学ではヨットを少しやりました。」

 

こんな回答になると思います。

 

僕は、年中から高2までずっと水泳をやっていました。

選手として取り組む中で多くのことを学びました。

 

目上の人には大きな声で挨拶をすること、

きつくても頑張れば成長できること、

ルーティンを作って平常心で望むこと、

 

学校と同じくらい水泳を通して人として成長しました。

 

水泳ではある程度結果も残しました。。

 

個人では小学生のときにJO(全国大会)に出ました。

でも、出るだけで終わってしまって何位だったかも覚えていません。

 

団体では中学生のときに全国中学に出ました。

ここでは、10位で惜しくも入賞できませんでした。(水泳は8位から入賞。)

 

水泳で人としても成長し結果を残したからこそ、

今のままでは将来、胸を張ってヨットをやっていたことを言えない気がします。

 

今これだけ必死でやっているからこそ、

今年1年で僕の中でヨットを水泳を超えるスポーツにしたいです。

 

現在、470リーダーそして主務として部活に関わる中で、

一個人としてだけでなく、チームとしての成長を考えることができ、

個人競技の水泳では決して得られなかった経験をしています。

 

そして、今年のチームの目標は

 

「全日本入賞」

 

です。

 

この目標が達成できた時、僕は人として大きく成長できてるはずです。

 

前のブログで、僕はチームを変える触媒になりたいと書きました。

 

しかし、触媒では自分は変わることはできません。

 

目標を達成するために、自分も成長したいし、成長しなければなりません。

 

だから、触媒になんてなれない。

最後の1年で1番成長したい。

 

 

 

「何かスポーツをやっていたんですか?」

 

「ヨットを本気でやってました。」

 

 

 

将来、胸を張ってそう言えるように。

 

4年470チームリーダー 工藤光生

 

 

 

 

次は、個性派しかいないクルーザー班を取りまとめる「小網代の母」こと

4年マネージャー 小林美緒

です!お楽しみに。


余談ですが、体の中にヨットに使われているようなネジが刺さってます。

2022年02月02日 22時34分33秒 | 2022リレーブログ

お世話になっております。

4年スナイプリーダーの大根田智也です。

 

気付いたらもう2月に突入し、あと1週間もすれば部活が再開されるんですね。

自分は1月27日に試験が終わったのですが、それから部活再開までの休みを満喫しているのかというとそんなことはありません。何が僕を遊ばせてくれなかったのか。

オミクロンでしょうか。

まあ、それもありますが、正解は就活です。なんとびっくり、試験が終わった27日の午後から就活三昧です。自称模範的就活生になっています。部活に集中していた間は部活9割、就活1割みたいな割合で過ごしていたのですが、オフ期間に入ると流石にそういうわけにもいきませんでした。

 

就活をしていると面接というものがあるのですが、ありがたいことにヨット部の活動について詳しく聞いてくださります。いろいろ語れることは用意してあるのですが、一つだけうまく答えられない質問があります。

それは「ヨット部で楽しかったこととか嬉しかったことはある?」という質問です。初めて聞かれたとき、瞬時には何も思い浮かびませんでした。もちろん細々とした内容であればそういった経験はあります。ヨットに乗れるようになった時、レースで前を走った時とか。ただ、こういった話って薄っぺらくて、面接では話せず、結局「今のところないですね」といった回答になります。

一方で、「ヨット部で辛かったこととかしんどかったことはある?」という質問に対してはたくさんの回答が思い浮かびます。大好きな先輩と全日本インカレに行けなかったこと、大事な時に怪我をしてしまったこと、大切な同期が辞めていったこと。こういった話し始めたら長くなってしまうもの以外でもたくさんの辛くしんどい経験をしてきました。当然部活に行きたくないな、もっと他の周りの人みたいなことをしたいなとも思ったこともありました。

 

結局大野も言ってましたが、部活って辛いこと9割なんだなって就活を通じて再度実感しています。

じゃあ、なんでヨット部を続けるのか。この辛いことを乗り越えた先に何か得られるものがあるんじゃないかという期待しているからです。これを部員みんなと乗り切って琵琶湖から賞状を持って帰ってきたときに今まで得たことのないことを得られる。そう信じて続けているんだと思います。その答えは2022年11月6日に分かるのでしょう。

「ヨット部で楽しかったこととか嬉しかったことはある?」っていう質問に自信を持って回答できるようになると信じて。

 

それまではとにかくヨット部に全力を注ぎたいと思います。そして、リーダーとして最上級生として部員全員がヨット部に安心して全てを注げるような環境を作りたいとも思います。これもひとつの「好み、好まれる」なのかなと。このスローガンを実現できるチームを常に考えていきたいです。

 

とまあ、就活を通じてヨット部について再度考えさせられたよっていう話でした。これがヨット部生活最後のリレーブログらしいですが、これで良かったのでしょうか。まあ、よしとしましょう。

 

明日は470リーダーの工藤です。そういえば去年のリレーブログでも僕の次が工藤でした。去年は50音順じゃなかったのに。誰よりも早く試験を終えていた彼はオフを満喫できたんですかねえ。

 

 

スナイプリーダー兼副将 大根田智也

 

p.s.

私事なのですが昨年の12月に反復性脱臼を治す手術をして、長らく運動ができていなかったのですが、本日ランニングの許可が出ました。これからたるんだ体を引き締めるべくランニング頑張りたいと思います。待ってろ!西尾、千田ちゃん!

術後は順調のようで早ければ3月中にはヨットに乗れるっぽいので、もう少々お待ちください。


ネタ切れ

2022年02月02日 12時57分48秒 | 2022リレーブログ

お世話になっております。

クルーザー班主将、ヘルムスマンの青木維摩です。

 

12月にヨットについてのブログを熱く2本書いてしまい、1月は練習をしていないので持ちネタがありません。

 

全日本選手権振り返り:「レースを作る」

https://blog.goo.ne.jp/todai_dinghy/e/5a093eae1f7a5d2b43092a09be7109fd

 

2022年の抱負:「忘れてはいけない想い」

https://blog.goo.ne.jp/todai_dinghy/e/67c7f92d22a74ccc78667e09041afad4

 

1月を前後半に分けて思い出すと、

前半はとにかく遊びまくっていました。

かっこいい社会人像で「Work Hard Play Hard」というものがありますが、1月前半の自分は「NO Work Play Hard Hard Hard」といった感じで、タフに遊ぶ快感を覚えました。

後半は試験勉強や長期インターン、部活の事務作業、就活のマルチワークで、前半遊んでいた代償を払っていました…

 

この中で、ブログで話せるのは長期インターンの話だけなので今回はそれについて話そうと思います。(少しガクチカみたいになっている点はご容赦ください。)

 

自分はゲームセンター「SEGA」(「GiGO」に変わるらしい)やオンラインクレーンゲームの運営を行なっている会社で、一昨年の12月からインターンとして仕事をさせてもらっています。

(2年前の主将、春日さんが別の会社でインターンしていたので触発されました)

 

当時はCTOが猫の手も借りたいほど忙しく、オンラインクレーンゲームの戦略設計のお手伝いやエンジニアへの要件定義、デザイナーへの指示だし等々、下請けみたいな感じで色々やらせてもらいました。

 

しかし徐々にSQLというデータベース言語を習得し、自分で分析から施策の検討、提案まで一気通貫してできるようになると、事業部内で半現場、半ITのポジショニングを取れるようになり、いつの間にか事業部内で希少性の高い人材となっていました。インターンを初めて約1年ですが、最初の時給から2倍以上まで上げていただき、自分の適性と自分のやりたいことのマッチするところを探す大切さを、身をもって学ぶことができました。

 

少しヨットに関連させると、先の学びに早く気づいて、このチーム内でどうやったら自分のバリューを最大限出せるのかを意識して行動できていれば、自分はもっと優秀な後輩になれたと思います。

 

時間が余っているor新しいことを始めたい下級生がいれば、長期インターンにチャレンジしてみることを少しおすすめします。インターンする会社をしっかり選べば、きっと学ぶことがあるはずです。

 

次のブログは大人になったスナイプリーダー大根田です!