東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

年末の帳尻合わせ②/5 八景島レース!

2016年12月23日 17時22分35秒 | Weblog

こんにちは、二年水石です。
先週土曜日に八景島レースが行われました。

《470級(全24艇)》
4579 塚本・角出 10-8-6 計24pts 8位
4452 小野・千葉 8-11-RET 計44pts 11位
4357 西坂・中田 13-10-8 計31pts 9位
4175 戸倉・水石 17-18-14 計49pts 18位

《スナイプ級(全31艇)》
31308 山本・浅川 9-10 計19pts 8位
30563 菅原/高山・多賀谷 3-14 計17pts 4位
30785 師田・江村 19-17 計36pts 16位
29604 金澤・田原/鈴木 26-26 計52pts 29位

  470は上から3分の2くらいまで大学順に並んでその下に新人スキッパーが続いている感じの今回、戸倉と私は新人スキッパーのトップくらいの位置ですね。自分よりもヨットの経験が少ないスキッパーとレースに出るのは初めてで、不安でもありつつすごく楽しみにしていました。強風だったら戸倉中田と西坂水石に組み替える予定で、もちろんあっちゃんと出ても絶対楽しいのですけれど、私がたくさん考えて喋らないと成り立たないという状況が必要だと思ったので、予報が上がらないといいなと一週間ウィンドファインダーを見ていました。もう少し吹いてもらってもよかったですが。
  いちばん心配だったのはダウンレグで、なにしろ普段私は基本的にスピンと海面しかみていなかったので他艇との関係など全然(クローズのタクティクスも全然なってないんですけどそれ以上に全然)わからず、東北戦では角出さんがランのコースを引いていたと聞いてどうしようと思っていました。やってみたらいちばん楽しかったのもダウンレグでした。前の艇を抜くこと後ろに抜かれることがよくわかって、あの艇の上を行こうとか後ろ来てるから気をつけてとかフィニッシュはあそこを通ればいいんだよねとかたくさん話して、順位を上げられることが多かったです。風が強かったら、後ろから厳しく攻められたら、下マークが混んでいたら、ずっと辛いものになっていたと思われますが、今まで見えていなかったものが少しは見られてよかったです。
  1レースでも東大の他の艇より先にフィニッシュするという目標には届きませんでした。達成できたとしたら、スタートをしっかり出ることと、スーパーポートロングだった第3レースでオーバーセールしてスピンを張っていた西坂を抜かすことだったと思います。スタートは、下有利のスタートで混んでいる所に行く勇気はなくきれいなラインが作られなくてどこにいていいかわからなかったりラインから離れてしまったりと、空いている所から出たので被されて走れないことはありませんでしたがスタートラインを切ったのはかなり遅かったと思います。第3レースの一上では、スタート直後から圧倒的にスピードがなくて焦り変な角度で走り、焦ったままマークの位置をちゃんと確認せずオーバーセールしてしまいました。ランチャーを張ったスナイプが思い切り右の方にいたし前の470の艇団もおかしな感じだったのに。ちゃんと周りを見ていればもっと前にいられたはずで悔しいです。
  今までより少し私の役割が多かった今回のレースですが、本当はいつもこれくらいかそれ以上に周りを見て考えて喋らないといけないんだと思います。そんなつもりでこれから練習していきたいです。


水石さおり


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