東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

ホッパーレース報告

2018年08月25日 08時30分32秒 | 通常練習
こんにちは。文科3類1年の落合輝です。
店先に梨やぶどうが並ぶ季節になりました。寮の食堂が休業中なので、自炊をしているわけですが、作って食べて買い物をして、また作って食べて、の繰り返しで1日1日が過ぎて行きます。このブログを書くぞと思ってから、どうしたことか、3日も経ってしまったのも、そんな「生活のための生活」を送っているからでしょう。私は、この数日で気付いたのですが、ただ生活することそれ自体にこの上ない充実を覚えるようです。このような人間は、さっさと「主夫」になるのがいいかもしれません。誰か、お金を稼いでくれる人はいないでしょうか。
それはそうと、ホッパーレースが、今年で5回目と聞きますが、暦は秋の「夏合宿」において、とうとう開催されました。3艇あるシーホッパーの至る所が故障をきたすほど、たくさんみんなで乗ってきました。例年より遅いこともあり、レースらしいレースが、秋空の下で繰り広げられるだろう、と思いきや。8月19日は微風も微風、以下のような結果になりました。

第1レース 誰もスタートできずノーレス
第2レース 無風ノーレース
第3レース 尾澤 和田 高草木 (上下1周)
第4レース 崇 廣瀬 小堀
第5レース 落合 和田 高草木 (無風)

スタートラインに近づこうにも風下に流されて行き、何とかスタートしたと思っていたのに、気づけば再びラインの後に。
風の弱さを差し引いて振り返れば、第一にスタートの難しさ、第二にマーク回航にむけてのコース判断の難しさを痛感しました。
スタートに関しては、海上で見るマークと自分の距離感、1分という時間の長さでできる事、他艇との関係など、レースならではの思考が多くあるのだとわかりました。今後は、普段からレースを意識した着眼点で練習していこうと思います。しかしさすがは東大生、回を重ねる毎に良いスタートができるようになっていきました。(一番ひどかったのはたぶん私で、5分前に風下を向いてラインから離れてしまい、散々な言われようでした。次スタートで変なことをしたら、先輩方にどんな顔をされるやら。)
マーク回航については、何度も言われはしたものの、ギリギリを狙ったら大抵入れずに状況を悪化させるだけだというのは、体験しないとわかりませんでした。勝ちたい、相手を抜かしたいという思いが強すぎるといけないようです。トレーニング代わりのサッカーでハットトリックを達成した尾澤くんなどは、大胆に右へ伸ばした結果、スタートの遅れを挽回し、マークの風下付近で停滞する2人を抜いて一位になっていました。冷静に、辛抱強く戦うことの大切さを学びました。
さて、ホッパーレースとともにクラス決めでの希望なども明らかになってきて、いよいよ1年生が本格的に動き出そうとしています。誰もが周りより上手くなりたいと思い、また上へ行く難しさを実感しつつ闘志を燃やしている筈です。経験者はいなくとも、正に切磋琢磨する関係の中で、先輩方に劣らぬ強く優しい東大ヨット部員になりたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
折角ですので、2日目以降の結果も載せておきます。

8月20日
第1レース 木村 尾澤 古関
第2レース 木村 古関 足立
第3レース 上野 廣瀬 落合
第4レース 廣瀬 落合 上野
第5レース 落合 上野 廣瀬
第6レース 鈴木 和田
第7レース 鈴木 和田
第8レース 和田 鈴木 (上→ハーバー)

8月21日
第1レース 上野 古関
第2レース 尾澤 鈴木
第3レース 無風ノーレース (足立 古関)
第4レース 上野 木村

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