
こんにちは。お久しぶりです。2年470スキッパーの太田薫です。
4/26,27,29の練習の振り返りをしたいと思います。
470チームは土日は宮川さんが、29日は本多さんがいらっしゃり、みっちりコーチングしてくださいました。
土曜日はレース艇のマストとセンターボード周りの総点検とゼロセッティングを取りました。
今までほとんどやってこなかった(?)ゼロセッティングは、明確な基準を決めることで不確定要素を減らすことができ、有意義な準備だったと思います。
しかし当初午前中だけの予定だったのが長引いてしまい、結局終日整備っぽい雰囲気になった時に、僕たちは先に終わっていたのにダラダラと過ごしてしまって結局出ませんでした。でもゆうたさんと槇枝さんは30分くらいしか練習できないのにもかかわらず男気出艇していて、覚悟の違いを見せつけられました。
レースの8割は準備だと宮川さんは仰っていました。
細かいところまでトコトン整備をするのもよし。
僅かな時間も惜しまず海に出て走るのもよし。
ジブンラが今のジブンラに必要だと思うことをやりなさい、と。
そう考えるとあの過ごし方は絶対に間違っていました。今思い出しても情けなさでいっぱいになります。
艇のグレードや経験者数で劣るうちらが私立強豪校に勝つには、意識の面で負けてはいけない訳で、春合宿を通してあれほど意識を高めていこうというムードになっていたからこそ、余計に情けなく思います。
二度とこんな思いをしないように。
自戒の念を込めて書きました。
日曜日は午前中のそよそよ南風でレース艇で帆走練習しました。レース本番のパリパリセールを使いました。普段よりもバカ速かったはずですが、シバーの音が痛々しすぎて、実はあんまり集中できていなかったです笑。
昼前に風がだいぶ上がってきたので一度セールを替えて再出艇しようとして昼着したのですが、いつもは腰の重い新港が赤旗を上げてしまい、最近からいつの間にか赤旗出艇できない決まりになってしまっていたみたいで、結局午後は整備になってしまいました。
昨日の反省を活かして気合十分だったのですが無念。
小松さんのお話にあったように、春は1日中満足に練習できることは難しいんだァ〜だからこそ練習できるときに精一杯練習することが大切なんだァ〜ということを痛感しました。
火曜日は本多さんに来ていただきました。終日南風微風で、午前中はセーリング練習、午後は長めのスタート練習とコース練習をしました。
正直なところ感触は悪く不安が残る内容となってしまいましたが、いろいろフィードバックをいただきました。
インカレ本番じゃなくてよかったと思って切り替えて臨みたいと思います。
明日から春インカレの決勝が始まります。
僕にとって選手として出場する初インカレとなります。
陸で能天気に応援していた去年とは全く違うインカレになるでしょう。
当然のことながら、ガチガチに緊張しております。どのくらい緊張しているかというと、バリカンのアタッチメントをつけずに剃りそうになるほど緊張しています。
でも自分、そして東大ヨット部の力を試すチャンスだと思ってワクワクもしています。
他にも周囲の期待、チームを背負うという責任、周りの強豪校の選手への萎縮。
様々な感情が入り混じり、妙な高揚感に駆られています。
そんな気分になった時に思い出したい言葉を聞きました。
稽古は本場所の如く、本場所は稽古の如く。
小松さんが紹介されていた双葉山の格言です。
練習では兎に角タスクをこなす事ばかり集中してしまったり、レースでは練習でやったことなかったことを咄嗟にやろうとしてしまったりします。
それでは実力は発揮されないしそもそも実力もつかない。
シンプルですが、核心をついた素晴らしい言葉だと思います。
明日から妙な気分になったらこの言葉を唱えて落ち着きたいと思います。
そして何より周りを見渡せば心強い味方がいる。
今までずっと個人で活動してきた僕にとってはものすごい大きな存在です。
だからツラくなったら元気をもらい、逆にツラそうな人を見かけたら元気づけられるように。
チームとしての真価が問われる2日間となるでしょう。
明日から精一杯頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします。
柄にもなくマジメな文章になってしまいましたが、これもインカレ前の高揚感ゆえの「賢者テンション」ということでご勘弁を。
では失礼します。
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