チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

花も嵐も

2018年03月21日 | 犬の戯言


あれほど、しつこく降っていた雨が、

突然止んで、一転、嵐の様相を呈してまいりました。

強風注意報は、ずっと発令されてはいたのですが、

風が出て来て、濡れ落ち葉や花びらが、

激しいダンスを踊るかのように、舞っています。





雨と嵐といえば、桜のお花にとっては、

油断できない、大敵になります。

か弱い私にとっても、それは、同じで、苦手です。





それでも勇ましく、

花も嵐も踏み越えて行くが男の生きる道

と西条八十さんは、

1938年の夏、統制半分・自由半分という微妙な空気の下、

国家総動員法が公布され、内務省の検閲官の検閲を受けながら、

あの映画「愛染かつら」の主題歌「旅の夜風」で、

書いていらっしゃるのでした。

それにしても、本音を言えば、言えないだけで、

桜さんや、私と同じように、

ほろほろ鳥や柳じゃなくても、

泣きたいときは、あるのです。







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本性

2018年03月20日 | 犬の戯言


気温も高くて、雨ばかりですので、

桜のお花も、どんどんと、咲いてまいりました。

雨に濡れた、お地蔵さん桜、でございます。





昨日テレビを見ていますと、

世の中には、面白い方がたくさんいるのだなと思いました。

とりわけ、格闘技の世界などというのは、

相撲もそうでしたが、凄まじいものがあるのでございます。

国会も、それと似たようなもので、

身内が、わざとらしく言う、おべんちゃらが、

質問として、露骨に罷り通る時代、となっておりました。

聞いていて、虫唾が走るほどに、気持ちが悪いのですが、

親分を庇わんがための、虐めのような、愚かな質問にも、

魂胆が、あからさますぎて、怒りを感じてしまいます。

ある意味、官僚の方の、その答弁や、仕草を見ていて、

感情移入をしてしまい、前の方とは違うな、

思わず、気の毒だな、と思ってしまいした。





立場は、それぞれ違います。

ただ、どんな場でも、人間性は、出るものでございます。

ここが、大切なところなのだと思うのです。

私も、もしも、桜の木の下で、おしっこをしたりしますと、

みなさんの顰蹙を買い、犬性を、疑われてしまいます。

気をつけていないと、

その本性は、出るのでございます。




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虐待

2018年03月19日 | 犬の戯言


雨の月曜日、

湿度も、気温も高いです。

突然の傘であります。

もしかして、虐待。





いえいえ、そうでは、ありませぬ。

愛の傘、でございます。

松坂慶子さん

私は、愛の水中(ちゅー)花、を口ずさみます。

題名は「愛の水中花」です。

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痛い

2018年03月18日 | 犬の戯言


染井の吉野ちゃんは、

本当はまだまだ、咲かない予定だったのでしたが、

もう、待ちきれなくなったみたいで、

もしかして初夏、かと思うくらいの、

春の陽気に誘われて、咲き始めてしまいました。





こちらは、咲けないというか、

勿論花の咲かない、私でございます。

じっと座って、お声をかけていただいたので、

農作業を、ただ、ただ、眺めております。

お花は、こちらです。





今朝の「天声人語」に、西行さんの歌がありました。

<花を待つ心こそなほ昔なれ春にはうとくなりにしものを>

春爛漫、艶やかに咲き誇る、桜の歌でございます。

それでも、こちらは、悲しい歌でございます。

それでも、なるほど、なるほど、痛いです。

痛いほどにも、解ります。

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情緒

2018年03月17日 | 犬の戯言


桜の、お花も咲き始めて、





冷え込んだ朝の青空ですが、

もしかしたら、

情緒不安定の、私がいます。


そうは見えない、

そうですか、

なら、嬉しいです、

元気そう、

ありがとうございます。


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蒸れ港

2018年03月16日 | 犬の戯言


そして女は濡れたままは、

あの、とんねるずの、「雨の西麻布」でしたが、

私は、春の雨に濡れ過ぎて、

雨の合羽に、蒸れながら、それでもしつこく、

延々と、雨のお散歩を続けたのです。





春の暖かい雨が、じとじと降って、

歌にもならない、

雨の最果て、蒸れ港、でございます。

*一年分の輝きです 木蓮








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暴落

2018年03月15日 | 犬の戯言


白い木蓮の花が、咲いたと思ったら、

そこもかしこも、

なんだか、花盛りの様相を、呈してまいりました。

染井の吉野ちゃんの蕾も、

妖しく、膨らんで来ています。





今年は、三寒四温なんかじゃなくて、

猛ダッシュで、春が来た、そんな感じです。

灯油は、いささか、余り気味ですし、

野菜の値段は、私は嬉しいのですが、やや、暴落気味で、

思い通りにいかないのが、人生であり、

水の中で暮らす方たちも、そうなのでしょうし、

犬の道も、そうなので、ございます。





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悪代官

2018年03月14日 | 犬の戯言


確かに、無理が通れば道理が引っ込む、

そうした、憂鬱極まりない世間なのではございますが、

それにしても絵に描いたような、奇怪なお話が、

しかも、それが、現在進行形であるのですから、

悲しいやら、呆れるやら、であります。

おまけに、悪代官達は、揃いも揃って、

野菜の大根さんに、叱られてしまいますが、

大根のくせして、千両役者気取りなのですから、

救いようが、ないのでございます。





これから、すっ飛んで行って、

成敗しなければ、なりませぬ。

土筆さん、

一緒においで、出掛けるよ。



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風潮

2018年03月13日 | 犬の戯言


きれいごとだけじゃ、生きてはいけない、

だから、嘘も方便なのよ、

嘘は駄目だ、嘘は駄目だ、なんていう人は、

その人が駄目な人なのよ。





嘘も、大人になったら、上手につかないと、

出世しないから、つかなきゃ駄目なのよ。

杓子定規に、文句ばかり言う人は、

ないものねだりの、駄目な人。

そんな、世間の風潮に、

もしかしたら、なっていませぬか。

そういうの、好きじゃないです。


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世間

2018年03月13日 | 犬の戯言


いつもそうだといえば、

それは、そうなのではありますが、

憎まれっ子、世に憚る季節です。

世間の風も、吹いてくる風も、

まだまだ冷たくて、牢屋の中は、さぞかし冷たかろうな、

そんなこと思っていますが、





キャンディーズ「もうすぐ春ですねー」じゃなくて、

寧ろ、そう言う科白は、遅過ぎくらいに、

世間は、既にもう、春になっていました。
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