チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

反省

2018年03月22日 | 犬の戯言


まさに、雨風、激しく、花冷え、

そう呼ぶのが相応しい、お天気です。

嵐も吹けば雨も降る、女の道よ何故険し、でございます。

こちらは、昨日の1938年「旅の夜風」よりも新しく、

勿論、戦後になってのヒット曲、

1956年大津美子さん「ここに幸あり」であります。





それにしても、

「花も嵐も踏み越えて行くが男の生きる道」を、

「雨も嵐も」と間違えるとは、情けない話でありました。

前にも書いておりましたが、「雨に咲く花」もそうでしたし、

来生たかおさん「ねじれたハートで」でもあるのです。

今回も、またやってしまった、ということであります。

こじつけて考えますと、

まるで、冒頭の「ここに幸あり」との、混同でございます。

ちなみに「花も嵐も」とは、

いい時も悪い時も、という意味でございました。





それにしても、

自由に書くことができない、時代だったのです。

どちらかと言えば、勇ましかったり、

ほろほろ鳥や、柳が、

泣いたり泣かなかったり致しますのも、

敢えて人間ではなく、鳥や柳にしているのです。

連続テレビ小説、今風に言えば朝ドラ、

「わろてんか」の映画制作で苦労していた、

検閲官に対する検閲対策と、全く同じなのです。

改めて、反省を込めて、今朝歌ってみましたら、

出征した兵士と、

それを待つ女の歌、でございました。

ただ、声が、掠れてしまうのは、

歌詞の、所為では、ありませぬ。

年、の所為でございます。
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