じっと

みかんの木には蕾がたくさんです、

もうすぐ咲きます、

咲いたらあたり一面甘い香りに包まれるのです、





四国の片隅で、

こんなふうに笑っております、

じっと静かに,

笑っているのでございます。



元画像でございます。

だから

暑かったり寒かったりの毎日です、





お父さんも無口で、

お姉さんはお風邪のようでございます、

お母さんだけ笑ってくれます、

だから私も元気です。

こころ

すでに夏の色になっております、





大好きな色なのですが、

心は凍っているのです。

格好

本来であれば本日は楽しい給料日、

加えてゴールデンウィーク目前の金曜日でございます、

私とは雲泥の差でございます、





それでもお父さんは、

私の右手の調子を見て心配してくれております、

それだけで十分です、

うなだれている情けない格好ですが、

お許しくださいませ。

ゴキッ

かねてより調子が悪かった右手が、

椅子に飛び乗った瞬間、

ゴキッと言いました、

私はキャインと鳴いてお父さんを呼ぶのでしたが、

だれもいません、





お父さんが先ほど帰ってきて、

キャインキャインを、

１０８回ほど言ってようやく落ち着きました、

お散歩もできるし骨折はしていないのですが、

本調子でないことは確かでございます、

今夜は様子を見ます。

気動車

遠くから見ていてもすぐに目に留まります、

鮮やかな輝ける赤でございます、

お寺の境内にずっと昔からある「つつじ」でございます、






お寺は小高い丘の斜面にあって、

とても静かな場所です、

下を眺めると一面の田んぼの中に、

ＪＲ予讃線の気動車が一両編成でとぼとぼと、

お父さんのように走っているのです。

トロ

初夏の日差しの中、

本日もえっちらおっちら肉体労働をしておりました、

お昼ごはんは新しくできた、

廻るお寿司屋さんでございます、





お母さんとお父さんと、

そして私とピーちゃんの四人でカウンターに座って、

鮪の赤身やトロをたくさんいただきました、

お父さんはなぜか、

ビールを飲まなかったのです。

卵

尻尾に注目をしてみました、

面白くもない尻尾かもしれませんが、

笑ってもらえたら幸いです、





緑が本当に濃くなってまいりましたね、

お正月から来ているセキセイインコの「ピーちゃん」とは、

ずいぶんと仲良くなりました、

今はハウスの上の物干し竿に彼女はいるのですが、

あろうことかなんと卵を七つほど産んだのです、

春のなのですね。

赤頭巾

本日もあれやこれやとございました、

お父さんはヘッドホンをつけて、

あの懐かしの「哀愁のカサブランカ」を聞かせてもらったそうです、





お仕事のほうも、

今夜で何とか一段落できたみたいですが、

「人生万事塞翁が馬」でございます、

照る日もあれば曇る日もあります、

「赤頭巾ちゃん気をつけて」！

きっと

じっと見つめております、

集団で武装した未確認移動物体が、

こちらに向かってきております、

私は動くことすらできないのでございます、





レモン畑だったところに、

たくさんの柑橘系の苗木が植えられておりました、

新しい品種がたくさんできていますので、

そのうちのなにかだと思います、

この畑にも新しい時代が始まりました、

とどまることはありません、

どんどんどんどん廻って行くのがこの世の中でございます、

きっと良いこともあります。