慌てふためいて帰ってきたのでした、
もうすでに常套句になってしまいましたが、
あたりは真っ暗、
暗の暗でございます、
こうなったらじたばたしても仕方ありませんので、
夜道を二人で歩きます、
いえとりたてて楽しくはありません、
父と二人です。
嬉しい時のお顔は、
こんなきらきらお目々のお顔です、
目線の先にはなにがある?
という感じでございます、
馬肥ゆる季節でもありますし、
いつもお腹が空いている私の喜びは、
ひたすら食べることなのですが、
こういうのって悲しいのかもしれませんね、
いささか微妙です。