海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

秋の三瓶山

2009-11-03 09:25:25 | 山歩き
10月31日 三瓶山に登る。
当日は秋とは言え気温25度を越える暑さ。しかし、空には雲一つなく爽やかな秋風が吹く最高の登山日和となった。

国民宿舎「さんべ荘」前泊。今日を象徴するかのような日の出。
「さんべ荘」駐車場から写す


登山口の「定めの松」まで車で移動。そこにはススキ原にそびえる最初に登る「男三瓶山(1126m)」
が待ち構える。
駐車場にはすでに観光バスを含めて20台程度の車が停車している


8時に出発。ススキ原の中をゆっくり登ってゆく


ススキの穂が朝日に輝き幻想的な光景の中、ススキ原を吹き抜けた風を顔に受けながら歩く


しばらく緩やかな勾配を登るが、20分ほどしてからは、急勾配の登山道となる。
それでも所々で視界が開け、山の斜面の紅葉を楽し見ながら登ることができた。


歩き始めて1時間20分程度で樹林帯を抜け、抜けるような青空の尾根筋に出る。
今までの疲れを忘れる瞬間だ。


「男三瓶山」頂上周辺の小高いピークは一面のススキ。風が強くその風になびくススキが
別世界を作り出していた。


10時に「男三瓶山」頂上に到着。頂上からは360度の展望ながら、あいにく当日はガスがかかっていて、
遠望は利かない。
それでも薄っすらと日本海の海岸線を確認することができた。
写真は「大山」方向だが、「大山」の姿は確認できなかった。墨絵のように連なる
中国山脈が美しい。


「男三瓶山」から「女三瓶山」に向かう尾根から見た「男三瓶山」方向
ススキの海に浮かぶ「男三瓶山」の紅葉が美しい。写真にうまく色が出ないのが残念。


同じく「女三瓶山」へ向かう尾根から見た「男三瓶山」。その向こうに「子三瓶山」。
遠くに見えるのは「大佐山」か


めずらしく「マユミ」の木に出会う


「女三瓶山」斜面の紅葉。その鮮やかさに、しばし立ち止まり見蕩れる。


登山道から奥に入ったところではモミジを見かけるが、登山道筋には案外少ない。
コンデジで撮れる場所は少ないが、なんとか見つけて写真に収めた。


11時24分「女三瓶山(953m)」に到着。ここの頂上には電波塔が乱立していて興醒め。横の展望台からの景観は良い。
展望台から見た右に「男三瓶山」、その向こうに「子三瓶山」


風が強いので、「大平山(854m)」まで下りて昼食をとる。下山は「孫三瓶山(903m)」を経由して国民宿舎前へ出る。
写真は「孫三瓶山」から「子三瓶山」「男三瓶山」方向

登山道沿山で見かけた花




当日の行程
 定めの松(駐車場)(8:00) ~ 男三瓶山(10:00) ~ 女三瓶山(11:24)
 ~大平山(11:48) 昼食(12:10) ~ 孫三瓶山(12:59) ~国民宿舎前(14:00) 
コメント
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