浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

メンゲルベルク ヒンデミット提琴協奏曲の世界初演ライブ

2006年12月12日 | 指揮者
付点リズムに乗った対位法や金管楽器による独特の和声の連続などヒンデミットの作品はどこか一部分を聴いてもそれと分かるくらい個性的である。近代ではシベリウス、ドビュッシーがそうであるやうに、彼ら独自の言語のやうなものが確立されてゐて、聴き手もどこかでそれを期待してゐるのである。 . . . 本文を読む