AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

STU48『風を待つ』のミュージックビデオに感動。(ときめき研究家)

2019-03-02 21:43:48 | ときめき研究家
STU48の楽曲を真剣に聴いたことがなかった。

『願い事の持ち腐れ』のカップリング曲だった『瀬戸内の声』は配信購入したが平凡な印象だった。ミュージックビデオのBGMという印象だった。

ファーストシングル『暗闇』は発売時期に気づかず、気づいた後もデビュー曲とは思えぬいかついタイトルに気後れして未だ聴いていなかった。

セカンドシングル『風を待つ』は、タイトルからちょっと期待が持てそうな気がして、配信購入して聴いた。島を出て行った幼馴染への恋心に今になって気づき、彼女の帰省を待っている少年の歌で、初々しくて結構いい曲だと思った。そしてもちろん、ダブルミーニングで「風を待って」いるSTU48メンバーの状況も歌われているのだと解釈した。劇場となる船もなかなかできず、レコード大賞新人賞を受賞したが雰囲気通り最優秀は取れず、今一つ風が吹いていないように思われた。

しかし、ユーチューブでミュージックビデオの公式動画を見て仰天した。素晴らしい出来栄えで感動した。このミュージックビデオは風速90メートルくらいの突風だ。

見始めてすぐ分かるが、編集なしのワンカットで撮られている。しかもドローンを使った撮影だ。途中で撮影場所は尾道だと気付く。海峡に見える橋や造船所が特徴的だ。この町独特の急な坂道や階段を、メンバーが縦横無尽に走り回りながら歌い踊る、ダイナミックな作品だ。

ワンカット撮影のミュージックビデオと言うと『抱きしめちゃいけない』を思い出す。その作品も非常に魅力的だった。スタジオ内で着替えも3回する目まぐるしい内容で、難易度が高いものだったが、今回の『風を待つ』は更にその上を行く難易度だ。着替えこそないが、撮影の技術が格段に高度だと思われる。ドローンで上空から撮っている場面と、手で持って地上で持っている場面が途切れることなく入り混じっている。カメラマンとドローン操縦者の緊密な連携がなければ成しえない神業だ。
もちろんメンバーの頑張りも半端ない。走り回りながらフォーメーションを作り、踊り、そしてまた走る。それでも涼し気な笑顔を絶やさない。途中、石段で躓いて転びかけるメンバーがいるが、そこがまたリアルでいい。
最後にこれがテイク9だということが明かされる。9回もこれをやったのかと思うと本当に感動する。

ミュージックビデオを観た後だと、楽曲も更に良く聴こえるようになって来た。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 作品に罪はない。(ときめき... | トップ | 欅坂46『黒い羊』のミュージ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ときめき研究家」カテゴリの最新記事