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大谷翔平の40盗塁・40本塁打をリアルタイム観戦した。(ときめき研究家)

2024-08-25 15:59:10 | ときめき研究家
日本時間8月24日土曜日、大谷翔平が40盗塁・40本塁打を達成した試合を観戦した。
4回の内野安打と盗塁はNHK-BSテレビで見た。左ピッチャーのモーションを完璧に盗んだスタートだった。キャッチャーが握り損ねて2塁に送球できなかったが、もし投げていても楽々セーフだっただろう。
9回の劇的なサヨナラ満塁ホームランは、実はテレビでは見ていない。外出先で、インターネットの「一球速報」をチェックしていた。動画ではなく、ダイアモンドの図とテキストによる速報だ。前のバッターが四球で二死満塁になり、すごい場面で回って来たなとドキドキしながらスマホ画面を凝視していたら、いきなり「本塁打(4点)」の表示に切り替わった。大谷が打った映像を見たわけではないが興奮した。もちろん、夜のテレビニュースで、実際の映像は何回も見た。
さて、私は大谷翔平の劇的なサヨナラ満塁本塁打をリアルタイム観戦したと言えるのだろうか?
私は自信を持って「イエス」と言える。

リアルタイム観戦か否かは「結果を知らずに観戦したか否か」なのだと思う。
観戦の媒体は何でも構わない。現地の球場で観戦するのが最も臨場感があるだろうが、テレビでも、ラジオでも、そして私のようにネット情報でも、結果を知らずに観戦すればそれはリアルタイム観戦だ。
もっと言えば、録画しておいたテレビ中継を、結果を知らない状態で再生して視聴すれば、それも疑似的なリアルタイム観戦と言える。私は競馬中継をよくそのようにして見る。馬券が当たるかどうかドキドキしながら見るのが楽しいのであって、結果だけ後で知るのではつまらない。外出などで生中継を見られないときは、ニュースなどの情報を遮断して家に帰るのに細心の注意を払う。

スポーツの種類によって、テレビ、ラジオ、インターネットといった観戦手段の向き不向きはある。野球は、1球1球プレイが中断するのでインターネットに適性がある。今回私が見た「一級速報」など、とてもよくできている。もちろんラジオ中継にも非常に親和性が高いし、長い歴史もある。だから、聞いていて、どのようなプレイだったかほぼ想像できる。
一方、映像がないと厳しいと思うのが、サッカー、相撲だ。プレイが連続し、中断しないし、目まぐるしく状況が変わる。それをラジオやインターネットで的確に伝えることは非常に難しい。それでもやむを得ず観戦することもあるが、野球ほどには楽しめない。ドキドキしない。
野球以上にインターネットに向いている競技は、囲碁・将棋だろう。多くのファンは実際インターネットで楽しんでいる。ただしこれらの競技は、ラジオ向きではない。

さて、ここでようやくアイドルの話になる。
アイドルのライブを動画配信で見ることは一般的になっている。自分の推しメンだけをずっと見るような楽しみ方はできないが、ライブ全体をほぼ現場にいるのと同じように楽しむことができる。また、スポーツのように「結果を知らずに観戦」することは求めていないので、「リアルタイム」というのも必須ではない。後日の配信やDVDなどでも充分楽しむことができる。
もっと言うなら、映像がなくても、音声だけでも十分だ。昔は「ライブ盤」のレコードも発売されていた。今のように映像ソフトを手軽に家庭で楽しめる時代でなかったこともあるが、そもそも音楽は音声で楽しむもので、映像は付加価値に過ぎなかったのだ。
更に言うなら、インターネットの記事でライブのセットリストを眺めるだけでも、楽しめることもある。
すこし前に、宮本佳林主演舞台『ザ☆アイドル』の鑑賞記を掲載した時、ナッキーさんから「記事を読んだだけで実際に見たような気になった」という言葉をいただいた。最上の誉め言葉で、嬉しかった。
観戦・鑑賞の媒体、スタイルは多様であるということだろう。
コメント
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