AKB48 チームBのファンより

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アイドルの存在意義をテーマにした芝居が面白かった(ナッキー)

2016-01-13 00:23:44 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
アイドルの存在意義をテーマにした芝居が面白かった(ナッキー)

芝居を見てきました。ヒロセプロジェクト「不良少年と天使の恋の唄」公式HPをリンク

主人公はコンビニでバイトをしながらミュージシャンを目指す「売れていない」ギタリスト純平。アイドルイベントの前座に出たことより知り合った「売れている」アイドルグループ・トリニティガールズのメンバー昴と再会。こんな会話。

純平「きみたちが歌った曲は素敵だった」
昴「私も好き。春山xxの曲なの。無名だけど。」
純平(春山xxは自分が尊敬するロッカーであると伝え)「春山さんがアイドルの曲なんか作っているのか」
昴「なぜ春山さんがアイドルの曲を作ってはいけないの?」
純平「アイドルだろ。ちゃらちゃらした衣装で歌い、ヲタクのファンがかけ声かける曲を春山さんが・・・」
昴「アイドルとアイドルファンを理解してもらおうとは思わないけど、馬鹿にしてはいけないよ」
純平「ロッカーがアイドルの曲を作るなんて」
昴「私は、真剣に、ちゃらちゃらと、アイドルをやっているの。ファンの方たちも真剣。みんな面白くないこと、つらいことがあるのに、アイドルを見ている、あそこでなら笑えるの。アイドルという職業を真剣にやっているし、その点でロックとアイドルに差はない。」「女子校なのでアイドルになるまでは、男の人は父親と先生としか話したことがなかった。アイドルになって、いろんな人が必死に生きていること、アイドルとして自分が人のためになっていることを実感できる。」
すっかり昴の論理におされて、次に会った時は、「アイドルに曲を書いてみようか」という気になっていた純平。

会場は川崎H&Bシアター。会場にたどりつくまでにビルの外のらせん階段をのぼるという最も不気味なシアターの一つ。椅子席39席。

女優は5人。登場した時は、美人、美人、可愛いけど美人ではない、不美人、不美人、と感じたが、役作りが素晴らしく、長いセリフあり、5人それぞれに感情移入ができた。

会社での昼休み、定時後早く帰れそうなので、何か面白そうなアイドルイベントはないかとiPADを見ていたら、ヒロセプロジェクトの芝居を発見。前に一度見ていて脚本が良かったのと、芝居の後で出演女優によるライブがあったので好印象。

出演者を見ると、誰一人として知らない。
私はアイドル系の芝居はかなり幅広く見ているので、どんな芝居も(アイドル系の知っている女優が)一人は出演しているものなのだ。が、知っている女優が一人もいない(かつ面白そうな若手女優の)芝居に出会うことは少ないので見に行こうという強い動機。

芝居には男優3人。悪役のレコード会社社員の演技力がありすぎた。
いい曲は作るが主流でない作曲家の名前が春山で、売れる曲を作るプロディーサーの名前が夏元。AKB48ファンとしては、秋元康をイメージ。

アングラ的な小劇場で、舞台セットなし。お金はかけていない。
前売り2900円、当日3400円、30人はお客がいた。席数40くらい。、1日の売上満員になっても120,000円くらい。出演者のギャラもほとんどなさそう。お金をかけなくても、面白い芝居は提供できることを実践している

この芝居は3組異なる配役。体力と気力があれば、もう一組は見てみたい。
芝居の後のライブ3曲オリジナル。役とは違う衣装(多分私服)で、こちらは可愛かった。

アイドルにしろ、ロックにしろ、何にしろ、鑑賞者がいれば芸術なのであり、それぞれに価値はあるのだと主張している芝居でした。

ナッキー
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