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劇団神保町界隈、南野陽子オマージュと解釈(ナッキー)

2015-10-09 00:21:19 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
劇団神保町界隈、南野陽子オマージュと解釈(ナッキー)

本日見た芝居:スター誕生「エスター始動」
劇団:神保町界隈(第三回公演)
内容:主役の歌唱5曲、ライバルの歌唱2曲
設定:音楽大学を卒業して細々の歌手を続ける主人公、(1)ストリートライブ・ライブハウス活動で売れない歌手がチャンスをつかむ。(2)作曲家の彼(恋仲であることは秘密)が病気で亡くなる。主人公は彼が彼女に作った歌を歌い続けることを誓う。

(1) はセイントフォーの「ザ・オーディション」のオマージュ
(2) は、ちあきなおみの「喝采」のオマージュ

劇中で主人公が歌う芝居の(口パク)曲は、
一曲目が、南野陽子のデビューアルバムの曲のオマージュ(歌詞ではなく曲調)この曲を始め、歌唱力のある南野陽子が歌っている感じの曲がつづく。
二曲目、プロデューサーが、「パイナップルプリンセス」のオマージュで「ココナッツプリンセス」と曲紹介。曲調はAKB48 B4のユニット曲「キャンディ」
意味深な歌でした。

アイドルはプリンセス、美しいプリンセル、誰のものでもない、誰かが恋している。
ぐすぐすしていると波にさらわれて流されてしまうかも
歌おうよプリンセス、踊ろうよプリンセス、ココナツ(常夏)のプリンセル、君はいつ気づくのかな

後半で歌うバラードが、「北国のエチュード」あたりの河合奈保子
最後に歌う曲の出だしが、「今、港出ていく白い船、さようならいとおしい笑顔、いつか会えるね」と河上幸恵の「ブルーエトランゼ」、
この曲を歌う前に、白い衣装を着た主人公に、プロデューサー役が、ブルーエンジェルというアイドル名を命名するのに対して、意味分からないとつっこみながら見ていたが、曲のイメージがブルーなのかと勝手に解釈。

主人公は昔風のアイドルの歌、ダンスなく振り付け。衣装は白い靴下に、穏やかなスカート。
ライバルのアイドルグループは、ダンス、ロック風、網タイツの大人っぽい作り。
主人公が健気、ライバルが芸能界を抜け目なく生き抜く、歌の能力(歌唱力というより客の心をつかむ能力)がある主人公が勝ち抜いていくという勧善懲悪の設定。

劇中歌6曲が1500円のCDを買い求める。CDには握手券がついているはずなのに、この客は曲だけに興味があり握手会参加しないと、何故か見抜かれて握手券を差し出されなかった。

人物設定が判明したら、結末が推察できる単純な芝居なので、長く感じた。
出演者は、そこそこ可愛い。音大を出て4年目(26才)という設定なるも、女優本人は若く見えた。
アイドル芝居の普通のパターンは、アイドルの演技力不足をカバーするように、脇役は上手いのだが、この芝居は脇役(男性)の一部が大根だった。
終演後、出演者が一人一人自己紹介したのが、AKB48の劇場公演のMCみたいで面白かった。

アイドルを好きな方に、「見た方がいい」とまでは勧めません。私も二回見たいとは思わない。だけど、アイドルらしい劇中歌、アイドルらしい振り付け、このダサイ脚本のまま1985年の南野陽子が2時間青春ドラマにするとぴったりはまりそう。

中野駅から徒歩7分。三つのシアターで同時に芝居をやっていて、どの劇場か入る時に迷う。この芝居は他の芝居を見た時に受け取ったチラシで発見。こんな無名な芝居に気がつくのは私くらい?と思っていたがお客さん満員。誰が見に来ているのだろう。私のような好奇心の強い人たち? 見る前に予習しなかったので、全くのハズレのリスクありましたが、南野陽子イメージを鑑賞できて、アイドリアンとしては満足。

ナッキー
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