AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

「前田敦子卒業!」を聞いて(ピーナッツ)

2012-04-01 08:27:46 | AKB48
彼女の目標は、「女優一本」。だから、僕は、ずっと思ってた、"AKBを早く出るべきだ!"と。
だからだから、今回のこと、それを自分で決められたこと…とても良かったと思う。
ま、周りの人間は、大変だけどね。

そう強く思うようになったキッカケがある。
それは、彼女の主演した『花ざかりの君たちへ』…ある演技を観た時だ。
この時、2つのことを思ったんだ、時間差でね。
それは、第4話の中盤、かやしま(手をかざして、霊を感じる男子)と芦屋のシーン。
芦屋のセリフ、"なあ、俺たちも行こうぜ!"…みんなの元に向かう時、彼女は、両手で、彼の手を取りに行ってる。
思わず、"あ-っ!"って、声、出ちゃったよ。
で、まず、その瞬間に思ったのが、(ファンの方、ホンマ、すみません。でも、)"こんなレベルなんだぁ~"って…。

そして、それを追いかけるように、もう1つ思ったのが、
"あれ、演出の人、注意したれよ! あっ、そうか、スケジュール的に無理なんだ、時間ないんだ。
でも、あの演技をO・Aで観るだろう共演者の人、相当、ショックを受けるだろうなぁ~。
だって、まだまだ、物語の序盤も序盤、あそこって、女子だとバレる伏線のシーンでも何でもないみたいだし(たとえ、かやしま君が、そのことを見抜いていた!という、後の設定があったとしても、これは、芦屋側のこと。そんなん関係ないしね)。
また、そういうの、共演者の演技に(確実に)伝染してるよね~。
主演やもんね。
でも、座長やないわ~。
ただ、このままでは、彼女、ダメになるな~。
「女優」として、大成しないわ~。
「これからの2ケ月間、この1本、この作品だけ!」…そういう環境下でないと、伸びない子なんだよな~、改めてさ~。
でも、女優体質では、あるんだよな…"ってなこと。

僕、その後者の部分、結構あるな…と思った。
つまり、演出の方の問題ね。
そもそも、この作品は、"もう一度、佐野を跳ばせたい!"という芦屋の想い一本で成り立っているドラマ。
その感情を出発点として、周りの人間が動くという展開。
彼女は、(結果的に)その軸すら、ブレていると思ったんだ。
でも、やっぱ、ここは、演出の人との共同作業やわ~。
もしかしたら、クランクインまでに、この「芦屋瑞稀」という役について、"私は、こう思うんです。
いや、俺は、"…こういうのが、1度もなかったんじゃないのかなぁ~?なんてさ。
クランクアップの日まで、説明オンリーだったんじゃないのかな? 時間なかったの?

ただ、この演出の人、もっと、ひどいことをしてる。
それは、特に、次の第5話で感じた違和感なんだけど…。
ま、(結構、自信のある)推測。
この人、主演女優の台本、セリフを書き換えていると思った。
直感した。
つまり、"いおさん…,佐野…,中津…"、名前返しのセリフと、あと、オウム返しのセリフの率が、以降、目立つようになってきた。
あれは、演出する際、俳優の実力を見限った時に、よくやる手だ。
そして、その人の演技は、結果的に、フラットな仕上がりになってしまう。
ただ、そういった一連のこと…彼女は、気付いていたのだと思う。

少し前だったかな?彼女のコメントで、
"私、そういうの(主役)とか、今は、無理だと思う"的なのが、あったと思うんだけど、あれが、まさにそう。
僕は、あれを聞いた時、"あ、辞めたいんだな、出たいんだな、卒業は近いな"と思った。
だから、今回の発表は、全然、驚かなかった。
ただ、ただ、"良かったなぁ~"って。むしろ、遅かったぐらいだ。
もう、"やっと、自由になれるのか,スタートラインに立てるのか"っていう感覚。

ところで、僕、映画『あしたの私の作り方』…わりといいなと思ってたんだ。
ただ、それは、今、思うと、役と自分自身を比較+投影させる時間が、「彼女時間」で、ちゃんと取れていたからだと思う。
芝居的には、つたないんだけど、上手くリンクさせていた。
好演だった。

だけど、『Q10』。
個人の仕事が、(芸能界一?)忙しくなって、AKBも大きくなって、ブログ等、何千のコメント…"(そんなことより)あっちゃんカワイイ~!"。
そりゃ、ありがたいことではあるんだけど、彼女、悩んだんじゃないのかな? ストレスだったんじゃないのかな~? あんまり、演技とかの部分には、触れてくれない。
評価してくれない。Q10の演技…無機質だからこそ、難しいんだ。
工夫してたと思うで、彼女…。
"ドラマ観たけど、あっちゃんカワイイ~!"×3000…どこか、悲しかったんじゃないのかな?
この頃、卒業のこと、1回ぐらいは、もう、真剣に考えてたと思うんだな…僕は。

あと、この頃の週刊誌の扱い、ドラマ放送開始の3週間前は、「前田敦子 主演ドラマ!」or「前田敦子,佐藤 健ダブル主演!」…。
しかし、視聴率が、浜ちゃんの検事もののドラマ(テレ朝)と後ろの方を争うようになってくると、「前田敦子 出演ドラマ」って、まさかの変化具合。
しかも、一斉にね。
"アイドルって、こんな守られ方をするんだ…"って、僕は、この現象、驚きをもって見てた。
で、当然、彼女の周りも、こういう風潮&雰囲気であったことが、容易に想像できるわけで…。
もう、"人を観察する"彼女は、心の中で、敏感に反応してたと思う…"このままじゃ、私、「女優」になれない"って。
"そこは、たたいてくれよ!"って、思ってたはず。
だって、ストイックでしょ!? そういう人って、そんな、なあなあが大嫌いなはず。
逆に、たとえ、どんな厳しいことを言われても、何かに対する反発力で伸びていくものだと思うんだ。それが、いわゆる、"伸びしろを感じる!"ってこと…。
彼女は、それを知っていた。だからこその卒業発表だと思う。

そして、卒業後、もしも、あんな演技をしようものなら、
"お前、台本、読んできたのかよ!役、入ってね-じゃねぇか。お前の代わりぐらい、いくらでもいるんだよ!"…まあ、これぐらいのことは、普通に言われると思う。
いや、人によるかな? あと、本人も周りも、"(AKB48)"という残像との勝負もあるしね。
でも、彼女は、そういう環境&勝負…"嬉しい"んじゃないのかな?そう思う。
個人的には、『パッチギ!』の井筒和幸監督か、『嫌われ松子の一生』の中嶋哲也監督に、彼女を3ケ月、預けてみたいわ~。
ま、"AKBだったこと","センターだったこと","エースだったこと","アイドルだったこと"…そのすべてを全否定されるけどね。
でも、一気に、「女優」になれる。
最後に、今回の決断、そら、周りの大人は、大変だろうけど、「東京ドーム」とか、そんなんにこだわらず、一歩先の夢の方を優先させたってほしいよ。
無理に、頂点を作る必要なんてない。
いや、むしろ、先の活動のことを考えたら、その部分が、大き過ぎない方がいい。
卒業生としての参加でも全然アリだと思う。
とにかく、今回、はじめて、彼女をカッコイイと思ったんだよね。あえて、厳しい道を行く彼女にエールを。
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4 コメント

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Unknown (ガーネット)
2012-04-01 18:02:21
以前、「花ざかりの君たちへ」にお手伝いとて関わっている人から聞いた話ではかなり厳しい環境(スケジュールや前作との比較、前クールの「マルモのおきて」の好評など)が事前にわかっていながら事務所側が決めてしまったようですね。

つまり失敗があらかじめ予想される中でスタートした企画だったみたいです。

だからイケメンと付いていながらほぼ男優陣がぱっとしない人が多かった。

これは各事務所が役者を出し渋ったみたいです。

とにかく精神的にも肉体的にもきつい環境での撮影のなかあっちゃんは孤立無援に近い状態で立ち向かうことになったようです。

自分が思うのは太田プロから離れた方がいいとおもうのです。

もっといえば秋元康からも。

AKB色を完全に捨てて1から女優をやっていくのは
きついことだろうし、オファーも来ないかもしれないけど、

そこからスタートしてほしい。

個人的には園子温監督か入江悠監督の作品に1女優前田敦子として出演してほしいと願ってます。

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Unknown (そんなことはない。)
2012-04-04 08:33:22
Q10で『前田敦子主演』なんて書いてる雑誌など何週間前でも後でも一冊もないからw
適当なこと書くなよw
返信する
知りたがり (ピーナッツ)
2012-04-05 15:21:06
コンビニ大好き! TSUTAYAも大好き! 本屋が大好き!
なにしろ、立ち読みが趣味なもんで…。報道の仕方に、メチャ興味あるもんで…。"へ~っ","そりゃ、違うよ","あ、そうしたいのね"…etc。
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Q10で『前田敦子主演 (KC)
2012-04-09 05:11:03
「そんなことはない」さんのコメントで、初めてしりました。
Q10で『前田敦子は主演ではなかったのですか。

ネットで調べたところ、主演は男優、前田敦子はヒロインと書いてありました。
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