AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

明治座『HKT48指原莉乃座長公演』鑑賞記。(ときめき研究家)

2015-04-12 18:42:33 | ときめき研究家
総選挙分析ライターさんの記事(その1その2その3その4その5)にあるとおり、4月11日昼の部を鑑賞した。
総選挙分析ライターさんは「書斎派」を自称されているが、私もほとんど「現場」には行かない。また、総選挙分析ライターさんのように労力をかけたブログ記事を書くこともなく、毎日の通勤時間に携帯音楽プレーヤーで鑑賞するだけの無精な自称「研究家」だ。
そんな私だが、今回の明治座公演は、どうしても観ておきたいという気持ちが抑えられず、足を運んだ。

HKT48は、2年前の4月には武道館での初コンサート、去年の4月には埼玉スーパーアリーナでのコンサートを観た。ちょうど1年ごとに違う趣向のライブを観て、彼女達の成長を実感した。

第1部の演劇は、いわゆる大衆演劇の様式に則ったものだった。
実は大衆演劇の定義が分からないのだが、一般の演劇と比べて、リアリティあるストーリーやテーマよりも、場面場面での役者の演技や演出の趣向を楽しむものと思われる。それは「アイドル映画」の楽しみ方(ストーリーよりもアイドルの輝きを重視)と似ている。だとすれば、アイドルの興行としては親和性がありそうだ。
他愛のないストーリーに、笑いと歌を交え、歌舞伎の「見え」も組み入れ、殺陣もあり、馬も登場し、最後はフライングも。非常に盛りだくさんで、飽きさせないような工夫が凝らされていた。各メンバーは忙しい中、相当稽古を積んだことも見て取れた。
しかし、「アイドル映画」にもストーリーやテーマを求めてしまう私としては、ちょっと辛い部分もあった。最後の大立回りの結果、誰も命を落とさなかったのが不自然。太閤がどうして急に心変わりしたのか、狸たちの義理人情に感銘し、少女歌舞伎団の故郷の困窮ぶりを察したことになっているが、そのきっかけが分からない。そんなことは気にしなければいいのだが、気になるものは仕方がない。これは私の個人的な問題で、演劇の出来とは関係がない。

第2部の歌謡ショウは、これは理屈抜きに楽しめた。
まず1曲目、司会者の「歌謡史に残る昭和の名曲」という紹介を受けて幕が開き、指原の堂々とした『川の流れのように』。これには参った。確かに座長公演の座長が歌うのに相応しく、明治座という歴史ある場所にもぴったり合った曲だ。美空ひばりが自らの人生と重ね合わせて歌った絶唱。しかも秋元康の代表曲。彼の承諾を得ていることは間違いない。むしろ彼が選曲したのかもしれない。そういう曲を、得意顔でぬけぬけと歌ってしまう所が指原の真骨頂だ。天晴れだ。
指原を嫌いな人はこういう所が嫌いなのだろう。謙虚でないし、調子に乗っている感じがする。逆に指原ファンにとっては、それがたまらない魅力なのだ。両者は絶対に相容れない。

和風アレンジの『フライングゲット』は新鮮。
『Baby Baby Baby』は多田がセンター。この曲を当時リアルタイムで歌っていたのは多田だけだ。
『制服が邪魔をする』では、着物風のガウンを脱ぐと、紺色の制服姿でドキドキする。靴下も紺色だった。
ミニスカートに赤いハイヒールを履いた脚にだけスポットライトを当てた演出がなまめかしい『今夜こそエクスタシー』。
座長指原とエース宮脇のデュエットで『君の名は希望』。
AKBグループの既知の曲も、新しい演出を加えることによって新鮮な驚きをもたらした。

ここから後は明治座の「特別な許可」を得て、スタンディング鑑賞が許され、全員立ち上がる。ずっと座っていたかったが、まあ最後くらいは仕方がない。
『風は吹いている』『スキ、スキ、スキップ』『会いたかった』『桜、みんなで食べた』。朝長美桜のステップを中心に見ていたが、以前よりもリズム感が良くなったような気がした。棒立ちのまま手足をバタバタ動かしているのではなく、体全体がスゥイングしていた。それはそれで少し寂しい。それでも、何の打算もないような素人っぽい笑顔は変わっていなかった。

『あなたがいてくれたから』で本編終了。
アンコールは定番の『ロックだよ、人生は』。そして共演者全員(馬を含む)が登場して『恋するフォーチュンクッキー』。最後に『メロンジュース』。
全14曲で、十分聴きごたえ、見ごたえがあった。もちろん全て生歌。音を外すところも多々あったが、それがまた臨場感があってよかった。あれだけ狭い劇場で口パクなどしたら不自然さが際立つし、何より明治座に失礼だろう。

最後に明治座という会場について。
歴史のある大衆演劇専用劇場ということで、観劇の楽しさを感じさせてくれる様々な工夫があった。
傾斜のついた客席で、3階席でも舞台を間近に見ることができる。席も上質でゆったりしている。各階のロビーに食堂や売店が沢山あって、開演前や幕間に楽しむことができる。
こうした劇場で半月も公演をできることは、芸能人として嬉しいことだろう。座長である指原はもちろんだが、選ばれた16人のメンバー全員にとって、芸能活動の中でも最も輝かしい業績となるのではないか。
それを目撃できたことは良かった。
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4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想2(総選挙分析ライター)

2015-04-12 18:30:00 | 分析系 メンバー
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想2(総選挙分析ライター)


博多少女歌舞伎終了から25分間の休憩があった。

第2部は『踊る!たぬき祭り』という題のHKT48によるライブで約60分間。最初に俳優の酒井敏也が出てきて座長を務める指原が日本歌謡史に燦然と輝く名曲「川の流れのように」を歌いますと盛上げる紹介をして幕が開きスタートした。

指原は純白に光り輝くドレスを着て舞台中央に現れた。指原がこのように華美な衣装を着たシーンは見たことがない。この選曲をしたのは指原ではないが(指原モバメより)、昭和を代表する大歌手美空ひばりの晩年の代表曲に指原が挑戦したのは大変勇気がある。指原の歌唱を聴いて美空ひばりに少しでも近づけるように努力してもらいたいと思った。非常に感動した場面だった。

この後MCまでのチーム曲は「フラゲ」、「Baby!×3」、「制服が邪魔をする」、「今度こそエクスタシー」、「風吹」だったが確か全て指原がセンターポジションで歌っていたような記憶がある。「Baby!×3」では”たぬき祭り”と書かれたせり上がった舞台の上で1人メンバーとは異なる青色のはっぴを着て観客を煽りながら歌っていた。

「制服が邪魔をする」は最初メンバーが紅橙色の着物を着てダンスをしながら歌っていたが、曲途中でその着物を脱ぎ棄てるとその下には濃紺のセーラー服を着ていて妙にエロチックな光景が突如現出してどぎまぎしてしまった。

「今度こそエクスタシー」では曲直前に舞台の右端から指原自慢の美脚だけを太腿も露に十数秒披露して指原ファンの目を釘付けする大サービスがあったのちに曲を歌い始めた。

今回のライブは全曲”生歌”という情報が事前に入っていたので注意して聞いているとチーム曲でも指原が1人で歌っている箇所があったり、声量のある田島芽瑠の声が随所に聞こえたり、ダンス曲の「風吹」ではメンバーの息が多少続かなくなって声を張り上げて歌っているなど”生歌”コンサートらしい楽しさ?を味わうことができた。

乃木坂46の「君の名は希望」は指原と宮脇の2人が歌った。お世辞にも歌が上手とは言えない宮脇がこのライブに合わせてどこまで調整してきたのかに注目していた。指原の歌唱は歌詞がはっきり聞こえ高音部が澄んで伸びがあるのに対して宮脇のソロパートは声が低く歌詞が多少聞き取りづらかった。筆者は当日2階のほぼ中央の席だったが、第1部のときも宮脇のセリフは聞き取りやすいとは言えなかった。この辺が宮脇の今後の課題かもしれない。

第2部の指原はソロ・デュエット曲有り、チーム曲ではセンター多数、ファン・観客の煽りで舞台を右に左に動き回り、MC担当として観客を笑わせ、座長として挨拶をするなど八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍ぶりだった。


以上、第1部と第2部に分けて感想を書き綴ってきたが、『指原莉乃座長公演』というだけあって”座長”のポジションは頭抜けていた。指原はセンターを張れる実力を有していると筆者は常日頃思っていたが、あいにく「恋チュン」以降はそのチャンスがめぐってこなかった。今回『指原莉乃座長公演』を見て指原がHKT48のまん真ん中で堂々と演技をし、歌やダンスをしているのを見て長年の悲願が達成したとの感慨を持った。冒頭で「寿命が延びる気がした」とはそんな感慨から出てきた感想である。この公演を見て本当に良かったと思った。


第2部 HKT48ライブ『踊る!たぬき祭り』セットリスト 
日時:2015年4月14日(土)昼
第2部14:00スタート
出演メンバー:指原莉乃
穴井千尋・今田美奈・植木南央・多田愛佳・熊沢世莉奈・兒玉遥・坂口理子・田島芽瑠・朝長美桜・松岡菜摘・宮脇咲良・村重杏奈・本村碧唯・森保まどか・矢吹奈子

M01 川の流れのように 指原莉乃ソロ(美空ひばり)
M02 フライングゲット 全員(22nd)
M03 Baby! Baby! Baby! 全員(9th) 
M04 制服が邪魔をする 全員(2nd)
M05 今度こそエクスタシー 全員(32th c/w)
M06 君の名は希望 指原莉乃、宮脇咲良(乃木坂5th)
M07 風は吹いている 全員(23rd)
MC 指原、矢吹、坂口、多田

M08 overture (※以降スタンディング有)
M09 スキ!スキ!スキップ 田島芽瑠C(HKT1st)
M10 会いたかった (1st)
M11 桜、みんなで食べた 田島、朝長C(HKT3rd)
M12 あなたがいてくれたから 指原C(グレイテストソングス完全版)
本編終了

EN1 ロックだよ、人生は・・・ (ひ2nd)
EN2 恋するフォーチュンクッキー 指原C(32nd)
EN3 メロンジュース (HKT2nd)


<参考楽曲>
「川の流れのように」美空ひばり
「制服が邪魔をする」090426 神公演予定第3公演 映像
「今度こそエクスタシー」 ネクストガールズ 2013ドームツアー
「君の名は希望」 乃木坂46 140419 AKB48SHOW

以上


4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想1 150412
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想2 150412
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想3 150413
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想4 150415
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想5 150417

明治座での「HKT48指原莉乃座長公演」スタート 150408


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4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想1(総選挙分析ライター)

2015-04-12 08:15:00 | 分析系 メンバー
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想1(総選挙分析ライター)


4/11(土)に明治座で行われているHKT48「指原莉乃座長公演」昼の部を当ブログライターの”ときめき研究家”さんと一緒に見てきた。筆者は俗に言う”書斎派”なので”ときめき研究家”さんが声をかけてくれて現場を実際に見たのは大変幸運だった。よく昔の小説を読んでいると「~を見て寿命が延びる気がした」という古風な表現を目にすることがあってどんな気持ちだろうかと思っていたが、昨日の公演はまさしくその表現がピッタリあてはまるような幸せな気分になれた。


第1部は博多少女歌舞伎『博多の阿国の狸御殿』という約90分間の本格的な演劇。そのおおまかなあらすじは以下のようなもの(ネタバレ注意)

話は太閤豊臣秀吉の時代、座長指原莉乃が演じるたぬきのキヌタは宮脇咲良が演じる阿国の娘歌舞伎の一座(兒玉遥、今田美奈、本村碧唯、松岡菜摘、穴井千尋、植木南央、熊沢世莉奈)に憧れ、妹分のおはぎ(矢吹奈子)と芝居小屋に忍び込み、阿国の踊りに夢中になってしまう。実は太閤もお忍びでこの娘歌舞伎を見に来ており一目で阿国が気に入ってしまう。

キヌタ(指原)とおはぎ(矢吹)はたぬ蔵という狸の極道一家に属していて、仲間たち(多田愛佳、森保まどか、田島芽瑠、坂口理子、村重杏奈、朝長美桜)は人間の娘に化けて金儲けにいそしんでいるが、キヌタ(指原)は仲間と同調することができず憧れの阿国一座のオーディションを受けに行く。

キヌタ(指原)は阿国一座の面々に狸と見破られ捕まってしまい狸汁にされそうになるが、そこを阿国(宮脇)に助けてもらう。一方の阿国は太閤から側め(愛人)になることを約束させられ一座から離れなければならなくなる。

阿国(宮脇)に助けられたキヌタ(指原)は阿国を太閤の手から救おうとたぬ蔵一家の仲間たちと一緒に太閤とその家来たちに果敢に戦いを挑み、太閤の心変わりもあって無事に阿国(宮脇)を救い出すことに成功するというもの。

この筋立てを通してキヌタ(指原)と阿国(宮脇)の心の交流が、次第に恋愛にも近い感情となっていくさまを指原、宮脇の2人が楽しく演じていた。


この脚本を少し離れたところから見てみると、時の絶対権力者で無類の女好きな太閤秀吉を登場させ、その太閤が一目惚れするくらいの絶世の美少女が阿国(宮脇)。この設定によって阿国(宮脇)のアイドル性が否が応でも強調される。その絶対権力者秀吉に阿国(宮脇)の「恋愛をしてみたいという自由」が奪われかねない時に、阿国(宮脇)というアイドルに憧れるキヌタ(指原)というアイドルオタが阿国(宮脇)の理想とする男性に化けて阿国(宮脇)を救い出し、阿国(宮脇)の「恋愛をしてみたい」という夢を実現している。そうするとこの脚本はアイドルの「恋愛自由」を主張しているように解釈することもできるので面白い。

<博多少女歌舞伎『博多の阿国の狸御殿』配役一覧>
○たぬ蔵一家
キヌタ・・・・・・・・・指原莉乃(HKT48)
おはぎ(キヌタの妹分)・・・矢吹奈子(HKT48)
お黒(メス組リーダー)・・・多田愛佳(HKT48)
お玉(メス組副長)・・・・・森保まどか(HKT48)
小まめ(メス組)・・・・・・田島芽瑠(HKT48)
おネギ(メス組)・・・・・・坂口理子(HKT48)
おミソ(メス組)・・・・・・村重杏奈(HKT48/NMB48)
きのこ(メス組)・・・・・・朝長美桜(HKT48/AKB48)
ぽん太(メス組用心棒)・・・酒井敏也
たぬ蔵(親分)・・・・・・・岡森諦

○博多阿国一座
阿国・・・・・・・・・・宮脇咲良(HKT48/AKB48)
お菊(幹部)・・・・・・・・兒玉遥(HKT48/AKB48)
お梅(幹部)・・・・・・・・今田美奈(HKT48)
百合・・・・・・・・・・・本村碧唯(HKT48)
椿・・・・・・・・・・・・松岡菜摘(HKT48)
すみれ・・・・・・・・・・穴井千尋(HKT48)
たんぽぽ(研究生)・・・・・植木南央(HKT48)
ひまわり(研究生)・・・・・熊沢世莉奈(HKT48)
海丸(座頭)・・・・・・・犬飼淳治
ガン平(番頭)・・・・・・岩本達郎

太閤秀吉・・・・・・・・・・・・・・高木稟


この芝居の中で気が付いたことは随所にAKB48Gの楽曲が使われていたことだ。阿国(宮脇)の登場シーンで宮脇がセンターを務めた「希望的リフレイン」が歌われた。直後に「泥のメトロノーム」が流れ、お菊(兒玉)とすみれ(穴井)のキスシーンのやりとりの際には「Show fight!」。キヌタ(指原)とおはぎ(矢吹)が受けた阿国一座のオーディションには「スキ!スキ!スキップ!」、「UZA」が使われた。阿国(宮脇)が太閤の側めにならぬようにキヌタ(指原)が説得したときは「今、君を想う」が、指原が宮脇と白馬に乗り3階に上がっていくときは「明日は明日の君が生まれる」が流れていた。最後にキヌタ(指原)がセンターで「桜、みんなで食べた」を阿国一座と歌って終了。

この楽曲から判断すると芝居のセットリストも指原が担当したのだろう。芝居の中に聞きなれたAKB48Gの曲が入ることで芝居に一層深みと親近感が増したような気がした。

それにしても90分の芝居のセリフは多い。座長で主役の指原が圧倒的に多く、次が準主役の宮脇。指原は座長としての挨拶もやらなければいけないので大変である。指原はすでに『ミューズの鏡』、『バラ色のブー子』で主役を経験済みなので超忙しい中でもプレッシャーに負けず長いセリフを覚えることができたのだろう。今思い出してみると3年前に主役を演じた『ミューズの鏡』第23話は圧巻の長いセリフだった。あの長いセリフを覚えることができた経験が今回の舞台で大いに役立っているのではないか。
指原莉乃「ミューズの鏡」第23話 クライマックス 120917

宮脇は小さいころに劇団四季に入って舞台経験があり、最近は『マジすか学園4』で主役を経験済み、本人も舞台が好きだと言っているくらいだから忙しくても立派にこなしていた。 この2人が中心となった配役はうなずけた。

この指原、宮脇のほかに比較的セリフが多かったのは矢吹、多田、兒玉の3人。矢吹は一カ所も噛まず、堂々と役柄を演じていて末恐ろしさを感じた。指原が矢吹を可愛がる理由はこの辺の矢吹の才能の豊かさもあるのではないかと思った。多田についてはしっかりしていて安心感がありHKT48の中ではベテランの演技だった。兒玉は筆者が見た限り一カ所も噛まなかったように見えた。普段あれだけ滑舌が悪いにもかかわらず演じ切ったのは相当練習した証ではないかと思った。

出演者の演技については指原が「今田は演技が上手い」と褒めていた。筆者は指原、宮脇を始めほかのメンバーもしっかりやっていたと思う。朝長が「え~ん」と泣くシーンで観客から笑われたがこれもいかにも朝長らしい演技で良かったのではないかと思った。

特定の場面に限って言うと指原が白馬に乗って宮脇を救いに「ベルばら」に出てきそうな純白の軍服を着て金髪の男装姿で現れたときは最高にイイ男で本人もうれしそうな満足げな素晴らしい表情だった。一方の宮脇は舞台冒頭「希望的リフレイン」を披露したときはまばゆいばかりの華やかな衣装で現れ可愛く本当に綺麗だった。

この舞台は主役の指原と準主役の宮脇が中心に構成されていて2人の出番が圧倒的に多い。この点がコンサートと大きく異なるところ。2人のファンにとっては2人の活躍を目の当たりにすることができるので至福のひと時を味わうことができる。


<参考楽曲>
「泥のメトロノーム」HKT48 MV
「Show fight!」140321 HKT48九州7県ツアー福岡夜
「今 君を想う」HKT48 140405 春コンSSA
「明日は明日の君が生まれる」指原、田島、朝長、兒玉、宮脇 140405 春コンSSA

以上


4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想1 150412
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想2 150412
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想3 150413
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想4 150415
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想5 150417

明治座での「HKT48指原莉乃座長公演」スタート 150408


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