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4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想5(総選挙分析ライター)

2015-04-17 22:00:00 | 分析系 メンバー
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想5(総選挙分析ライター)


さて、今まで4回に分けて4月11日(土)に明治座で行われたHKT48「指原莉乃座長公演」(昼の部)を見た感想を掲載してきたがあえてあまり触れていないところがあった。
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想1 150412
4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想2 150412
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4/11(土)昼の部HKT48「指原莉乃座長公演」を見ての感想4 150415

それは、今回AKB48Gで初めて名誉ある座長として公演を行ったHKT48の劇場支配人を兼務する指原莉乃(主役)の演技についてである。

指原はいつもの通り今回も事前に「演技の経験がない」、「お芝居が苦手な私にとって」という常套のトークでハードルをいったん下げておいて、明治座に見に来たマスコミ関係者やファンを逆に自らの演技で驚かせて1人喜んでいるのではないかと想像してしまった。

過去、指原は福田雄一氏が監督をした「ミューズの鏡」や「バラ色のブー子」で主役を務め福田ワールドの中で”悪魔と契約を結んだ役者”さながらの強烈な”変顔”を含む異色な役柄を演じていた。
指原莉乃“凄み”を感じさせる演技 130901

その一方で、「ミューズの鏡」と前後して「福岡恋愛白書7 初恋の詩」(12年3月)では思春期のちょっとネガティブな女子学生を、総選挙でトップをとった後に出演した「ほんとにあった怖い話 蠢(うごめ)く人形」(13年8月) では清潔なOLをしっかり演じていて、この二つでは福田ワールドとはまったく異なる幅広い演技ができることを見せていた。
指原莉乃 福岡恋愛白書7「初恋の詩」 120603
「ほんとにあった怖い話」指原画像

さて、今回の「指原莉乃座長公演」で指原が演じた狸のキヌタは指原が今まで演じた前述の類型には当てはまらない「人間ではない狸であり、女性ではない阿国の理想の恋人である男性のプルシェンコ」だった。そういう難しい役柄にもかかわらず、何の違和感もなしに舞台を見ることができた。

特に指原が男装した”金髪の白馬に乗ったプルシェンコ”は、女性アイドル集団HKT48においてイケメン男性がNGという制約を打ち破り、”恋愛”という最もポピュラーな題材を扱うことを可能にしてストリーの展開の幅を広げたと思う。

さらに”プルシェンコ(指原)”の存在が阿国(宮脇)のアイドル性を一層引き立たせた。”プルシェンコ(指原)”に恋をして一緒に白馬に乗った阿国(宮脇)は素晴らしい輝きを放っていた。

このように筆者には指原が演じた”金髪の白馬に乗ったプルシェンコ”こそが今回の博多少女歌舞伎『博多の阿国の狸御殿』に鮮やかな彩りを添えるポイントの役柄だったのではないかと思っている。

そうすると、指原にとって過去AKB48時代に自分の隠れた大きな魅力である”男装したときイイ男”を今回の「指原莉乃座長公演」で堂々と演じて、女性アイドル集団の"男役"として花形の演技を見せたということが指原の今後の演技の幅を大きく広げたということになるのではないか。

以上


◎「HKT48指原莉乃座長公演」記者会見の模様 動画

明治座での「HKT48指原莉乃座長公演」スタート 150408

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