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AKB48 チームBのファンより

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日経新聞記事2題。「82年組」と「ウルトラシリーズ研究」。(ときめき研究家)

2010-10-19 23:40:35 | ときめき研究家
10月19日、日経新聞朝刊で目を引いた記事が2つ。


1つ目は1面の「春秋」。

「少女漫画の世界に「24年組」という言葉があるのをご存じだろうか。」という書き出しで、
1970年代に、萩尾望都、竹宮恵子、大島弓子ら、昭和24年前後の生まれだった新進漫画家をそう呼んだとの説明。

続いて、大相撲で、北の湖らを「花のニッパチ組」、北勝海らを「花のサンパチ組」と呼んだことを紹介。
「会社や役所でも、特定の年次に優秀な人材がそろっていると感じることが、少なくない。」と述べる。

そして、政治の世界で、1942年生まれとして、小泉純一郎、小沢一郎、胡錦涛、温家宝、金正日を挙げている。

このような記事に、アイドルの世界での「花の82年組」が引き合いに出される日が早く来ればいいと思った。
「花の82年組」とは、82年(度)デビューの、松本伊代、小泉今日子、堀ちえみ、早見優、石川秀美、中森明菜らのことを指す。
マイナーなところで、北原佐和子、真鍋ちえみ、三井比佐子、川島恵、新井薫子、水野きみこ、坂上とし恵、白石まるみ、川田あつ子、そしてマイナーではないが原田知世も82年デビューだ。
この層の厚さと個性はただごとではない。

因みに1982年生まれだと、深田恭子、倉木麻衣、大塚愛、倖田來未など。これもかなり当たり年か。


2つ目の記事は最終面の「文化」欄。

1973年生まれの苫小牧の中学校教師の神谷さんが、「ウルトラシリーズ研究、国語教材に生かし13年」と紹介されている。
年に2、3回、ウルトラマンシリーズのDVDを視聴し、「作者の訴えたいテーマとは何か」などの設問に答えさせるという授業とのこと。

「ウルトラマン自身さえ正義とは何かと苦悩し、単純な勧善懲悪のストーリーに収まらない。環境問題や男女の愛情、戦争の悲劇など、さまざまな問題も内包する。また、脚本のみならず、美術や音楽も素晴らしく、総合文芸と呼ぶにふさわしい。」大学時代にそう確信し、以来、研究を続けているそうだ。評論集「M78星雲より愛をこめて」を出版したほか、同好の仲間と「紀要ウルトラマン批評」を発行しているとのこと。

ジャンルは違えど、1つのテーマを深く追求する姿勢に大いに共感した。
同時に、新聞に載ったことで、生徒の保護者から「受験に役立たない授業は困る」等のくだらない批判を受けないかと、少し要らぬ心配をしてしまった。

KCさんの友人にも、さまざまなジャンルの趣味を究めている方が大勢いらっしゃると聞く。
DVDやインターネットを活用して多様な趣味の研究が容易にでき、ブログなど気軽に発表できる場もある、現代はいい時代だと思う。

私もいつか、「文化」欄に載ってみたい。新たな人生の目標ができた。
コメント
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