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AKB48 チームBのファンより

複数のメンバーがAKBグループや坂道グループを中心に、古今のアイドルについて自由に語るサイトです。

これから観る人は読まない方がいいかもしれない『ACT泉鏡花』観戦記(ときめき研究家)

2010-10-01 23:32:50 | ときめき研究家
初日公演を観た。

近藤正臣と木の実ナナが主役の演劇。
AKB関連で5名(秋元、片山、仲川、亜美菜、浦野)が出演。
ほかにイケメン劇団Studio Lifeの3名など。

客観的には、近藤・木の実の舞台で、その他は「賑やかし」出演である。
観客も、演劇好きの年配者が多数で、まばらにAKBメンバー目当てのオタク(私を含む)や、Studio Life目当てのお姉さんたち。呉越同舟と言うか、よそよそしい空気。ロビーでAKBの生写真を売っているのも場違いだ。

演劇の内容は、泉鏡花の生涯と5つの作品の世界を織り交ぜた音楽劇。
幻想的な作品が多く、難解な印象を受けた。海底の王国や、城の天守閣に住む魔物など、物語には正直あまり馴染めなかったが、1編がそんなに長くないのはいい。
唯一現実的で、有名な「湯島の境内」は、近藤・木の実の二人芝居で、二人の次元の違う演技力をまざまざと見せつける。まるで「AKB歌劇団」に1人出演していたあのミュージカル俳優のように。

AKB関連の5名は、作品ごとに1人何役もこなし、熱演していた。群舞の他に、秋元、片山、浦野は、それぞれに主要キャストも与えられていた。特に秋元は堂々の演技。
浦野の魔物の姫は、現実離れした感じが出ていたが、それが演技によるものか地なのかは判然としなかった。丸顔で、年齢よりも若く見えた。(誉めてます)

惜しむらくは、時代がかった濃いメイクのため、遠目にはどれが誰か判別しにくいこと。できれば現代劇の方が魅力をストレートに感じられるのだが。

音楽劇と言うだけあって、随所に歌とダンスが挿入されている。
AKBの曲も3曲使用されていた。
そのうち1曲は『桜の栞』。5人で、ハモリではなかったけど、ちゃんと生歌だった。この曲の生歌は初めて聴いた。後半では男優も加わって、低いパートを歌い、ハモリになっていた。

まだ空席はあるし、地方公演もやるようなので、関心のある方はご覧になったらいかがでしょうか。
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ゆきりんへのオマージュ… その2(ピーナッツ)

2010-10-01 08:00:30 | Weblog
前回より、さらに個人的な内容なので・・・。

というわけで、本番終了! おかげ様で、好評&成功でした。オリジナル(クラシック)曲で、万雷の拍手を浴び、ポップス・メドレーでは、"お付き合いじゃない"拍手と歓声、そして、笑い…。15分の持ち時間だけど、次々と板の上で、花を咲かせていく高校生たちの姿…いいものを見たよ。

ところで、ゆきりんソロのトロンボーンの女の子…実は、新チームのキャプテン。
技術もあって、誰しもが認める努力家…しかし、キャプテンとしては、積極性や強さが表に出にくい。要するに、おとなしいんだよね。
だから、顧問先生と組んで、(最初から)狙ってた。"この子に立派なキャプテンになってもらうためのキッカケとなる大会にしよう!"と。
具体的には、ゆきりんソロについての徹底的なダメ出し(絶対に、前日まで褒めないと決めていた…)。ただし、この子の特徴である、ふわふわ感とおおらかさは守る…その事だけを申し合わせていた。

"問題外" "高音が泣いてない" "情景が伝わってこない" "2回目に吹けても何の意味もない"・・・。 わざと他の部員に聞こえるように、少し強めの口調でね…。でも、顧問先生の差し金とはいえ、みんな、その時、どう思っていたんだろう? 正直、怖かった~。ただ、当のキャプテンが、涙目でも、食らいついてくるもんだから、みんなもやらざるを得ないんだよね。

後で聞いた話だと、校内警備?の人が、"早く帰りなさい!"って言ってくるまで、みんな残って練習してたそうで…。もしかしたら、高校生って、ある一時期、"怒りのパワー"って、必要なのかも?って、チョット思った。

本番2日前、最後の最後に、ゆきりんソロの曲名と、この曲に歌詞がある事を告白。そして、全員にB5用紙にコピーした歌詞を渡し、現国の得意な子に朗読してもらった。
"どう?この世界観…出せる?" みんなの目は、"よっしゃ!"って言ってたけど、あえて、1日寝かせた。理由は、今日の帰り道に星空を見上げたり、夜風を感じてほしかったから…イメージの増幅。

で、次の日の合奏、あまりの変わりように、ビックリしたよ。そして、ゲネプロ…ポップス・メドレーを、ナレーション,効果音,ホタルをつかまえる演出,70人のリコーダーのサプライズ演出込みで通した。・・・"本番いける!" そんな空気が満ち溢れた前日の夕方7時…。

そういえば、今まで、秋元さんと(受け手としての)高校生って構図を、あまり考えた事なかったから、正直どうなんだろう?そんな事を思っていた。しかし、高校生は、一発で何かを感じ取ったみたい。芯を食ってた。たぶん、大人じゃ反応が鈍くなってる?1度見た光景だから?そして、高校生のドンピシャの感性…。"やっぱ、秋元 康って、スゴイんだ"と、こんなカタチで実感したよ。

そして、本番当日…みんなの自信が噴き出している。特に、キャプテンは、余裕全開! ゆきりんソロも、彼女のおおらかさが、音によく出ていて、素晴らしかった。もう、会場を自分のものにしてた。1ヶ月前のあの子の様子からは、考えられない事だ。そして、こちらの計算通り、ゆきりん風モジモジステップも炸裂した。

本番終了! 現役,OB,先生方…150人以上の全体ミーティングを仕切るキャプテン。輪の外には、6人の中学生がいて…。顧問先生が、"何?どうしたん?" "えっ、あの、私、たち?トロンボーンの先輩のソロが素敵で、ファンで、来年、先輩と、たちと一緒にやりたいです!"
キャプテンの顔が、みるみる赤くなっていき、で、何を思ったのか?

"どうちようかちら~ん!"

この世の出来事とは思えない程のスベリ方をした。同級生たちは、"お前、そんな子だったか?"と本気ビックリしてたけど、1年生は、その中学生の所に、みんなで行って、"ゴメンゴメン! うちのキャプテン、本当は、そんな人じゃないから…来年、一緒にやろう! やって下さい!"って、頭を下げてた。もしかしたら、あの瞬間、あの子が、キャプテンとして認められた時だったのかも? しかし、微笑ましい光景だったなぁ。

解散! キャプテンが、僕の所に、つかつかやってきて、"私、いや、私達、叱られて伸びるタイプだから、大丈夫ですよ。ありがとうございました!" すっごい、楽になった。っていうか、高校生の成長具合って、スゴイな。コンクールの時(8月)は、"あっ、あっ、は…い"しか言わなかったのに…。

僕も、この出会いと、この出来事を大切に…。さ、今度は、AKBに集中しよう!
なんか、ごめんなさいね。
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