goo blog サービス終了のお知らせ 

AKB48 チームBのファンより

複数のメンバーがAKBグループや坂道グループを中心に、古今のアイドルについて自由に語るサイトです。

「夜風の仕業」 社内恋愛を歌ったアイドルの曲 「枯葉のステーション」 待ちぼうけ (ナッキー)

2010-08-29 21:08:44 | 分析系 曲
柏木由紀ソロ曲の「夜風の仕業」と、松井玲奈ソロ曲の「枯葉のステーション」には、 待ちぼうけ という共通の歌詞があります。

柏木: 「雲のかかった三日月が ずっとあの場所で 待ちぼうけしている」 擬人法 二番の出だし
松井: 「屋根からはみ出した ホームの先 線路脇 待ちぼうけした樹木」 擬人法

柏木: 一番で「あなたが憎たらしい ずっと 待っていたのに」と歌っているから、三日月と自分を重ね合わせている。三日月を眺めたら、自分と同じに見えてきたということでしょう。

松井: その直前で「急にあなたが行けないと キャンセルされた旅行」と、彼から連絡があったから、待ちぼうけしていないようです。ところが、

「枯葉のステーション」の最後に、「サヨナラ 留守電のまま」という歌詞、彼が彼女に、「旅行に行けない、君ともサヨナラ」と言ったのかと解釈していたが、

松井玲奈の台詞、ステージでは聞き取れなかったが、CDによると、
「玲奈です。ずっと待ってたんですけど、私、一人で行ってきます。」

この台詞は、「急にあなたが行けないと キャンセルされた旅行」と矛盾する。
やっぱり、待ちぼうけしたんだ。そして、この台詞が、彼女から彼への「サヨナラの留守電」

松井玲奈も待ちぼうけ。彼との旅行を予定されていたのだから、セックスが暗示されています。アイドルが歌うには、きわどい曲だと思います。

柏木由紀は待ちぼうけ。「今日は仕事が忙しいなんて 私にだって分かっているけど」「明日になればまた逢えるのに」という歌詞から、同じ職場の同僚であることが分かります。

「好きになった」「本気になるつもりはなかった」  しかし、まだ片想いのようですから、この曲から、セックスを思い浮かべることはありませんが、

「一人の部屋に帰りたくない」という歌詞から、両思いになったら、セックスまで進む恋愛が前提の年齢の女性が歌われているようです。 会社勤めの大人の女性が恋をしたら、当然でしょうか。

「てもでもの涙」の少女    彼に告白できなかった。
「雨のピアニスト」の少女   彼と付き合ったつもりだったが、彼は子供扱い。
「夜風の仕業」の女性     社内恋愛は片想いだけど、恋はこれから進展しそう。
「枯葉のステーション」    両思い、旅行まで約束したのに、彼はこない。
>>>>>>
「フリして マネして」    不倫の彼と、別れることになる。

>>>>>>の部分 「不倫の彼との出会い」はストーリーが飛んでいるので、将来(かなり遠い先の将来)、柏木由紀か、松井玲奈によって、歌われる恋の歌を予感させます。それとも、「枯葉のステーション」は既に、不倫の恋? いや、松井玲奈が、まだ早すぎる。

過去のアイドルの曲

待ちぼうけ 堀ちえみ 子供の女の子、ボーイフレンドを待ちぼうけさせる。youtube映像 
「お茶はいかが、なんて、誰かに声かけられて」 竹内まりや は少女がナンパされる曲を書いている。

社内恋愛の曲は、視線 森口博子 を思い出しました。youtube映像 紅白 
「勢いだけの新入社員」に「言葉遣いから教えて」「残業手伝わせた」


CD鑑賞 チームB5th「シアターの女神」 自選再編集 

( チームBメンバーを歌う )
5. 初恋よ こんにちは
4. シアターの女神
15. チームB推し

(アレンジが古風で、アイドル全盛時代を彷彿)
10. 100メートルコンビニ
2. 隕石の確率
6. 嵐の夜には

(あなたが好き)
11. 好き 好き 好き
14. オネストマン
9. 夜風の仕業
3. 愛のストリッパー


11-16曲目

12. サヨナラのカナシバリ
8. ロッカールームボーイ
13. 潮風の招待状

1. 勇気のハンマー
7. キャンディー
16. 僕たちの紙飛行機

ナッキー
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『目撃者』私の解釈。(ときめき研究家)

2010-08-29 12:55:34 | ときめき研究家
『目撃者』公演、私は配信で1回見ただけだが、やはり1曲目の『目撃者』はインパクトがあった。他の曲があまり印象に残らなかったせいもあるが。

昼寝さんによる聞き起こし歌詞(労作に感謝します!)の最後の部分で「死体」という言葉が出てくるが、本当だろうか。

  僕たちは目撃者 悲劇を終わりにはしない
  この痛み この死体 歴史の1ページ破ることなくNOと言い続けよう

もし聞き間違いでなく「死体」が本当だとすれば、かなり思い切った歌詞だ。
「時代」「事態」「失態」あるいは「肢体」ではないかとも思うが、前後の文脈からは「死体」で合っているように思える。

『誰かのために』『Glory Days』『街角のパーティー』に出てくる政治的な内容は、付け足しであるというナッキーさんの指摘には同意する。
それに対して『目撃者』は、全編が政治的題材を歌っていることにも異論ない。しかし、『目撃者』を政治メッセージソングと言っていいかには疑問がある。

政治メッセージソングとは、「彼らに自由を」とか「武器を捨てよう」とか「独裁者は許さない」とか、政治的な主張を直接的に歌った歌を言うのではないか。
『目撃者』は、殺された政治的闘士に対して共感はしているが、歌っているのは「目撃者となって、この出来事を風化しないように伝えよう」という決意だ。
つまり、政治的な出来事に対して、自分がどう向き合うかという心の持ち方を歌ったもので、すなわち自分の内面を歌ったもので、『誰かのために』『Glory Days』『街角のパーティー』と変わらない。
そして、それは歌として劣っているということではない。多くの人にとって、自分の内面の方が切実なのだ。

他国の不幸な人々を救うために直接行動を起こすことは、一個人にとっては困難なことだ。
政治家になって外交によって救うか、大金持ちになって経済援助をするか、青年海外協力隊に入ってできる範囲の貢献をするか。ほとんどの人は、どれもしない。
だから、そうした出来事に対して、自分がどう向き合うかは、真剣に考えるべき重要なテーマだ。
歌うことで世の中を変える(『誰かのために』)、無力を嘆く(『Glory Days』)、街角での草の根交流(『街角のパーティー』)など、いろいろなスタンスが歌われてきた。
K6thの『夢の鐘』では、祈りながら鐘を鳴らす。
『目撃者』では、目撃者として語り部になる。
真剣に考え抜いて、自分にとって必然性のあるスタンスなら、どれも正解だ。

過去のアイドルも、この問題には時々直面していた。
「遠い国で沢山人が(ピー)でも、次のニュース見れば気分が変わる」と、所詮他人事という意識しか持てない自分を自虐した酒井法子(『今夜もニュースホリック』)。
「遠い話と瞳を閉じますか 見知らぬことと言えますか」と、直視せよと訴えた南野陽子(『フィルムの向こう側』)。
それから、「選挙の日ってうちじゃなぜか投票行って外食するんだ」と、政治行動の晴れがましさをさりげなく歌ったモーニング娘。(『ザ☆ピース』)は、意外に建設的メッセージソング。  

どの歌にも共感できる部分はあり、しっくり行かない部分もあった。そして今回の『目撃者』にも。
そう、私自身、未だ、世界との向き合い方を模索している途上だ。


ベルリンの壁崩壊の映像を流す演出について。

歌の内容に合うのは、天安門事件のような弾圧事件の映像で、勝利の瞬間であるベルリンの壁崩壊は合わないと、ナッキーさんは言う。
私は、歴史的瞬間の映像で、かつ幅広い年代層の観客が理解できる場面ということで選ばれたのだと推察する。歌詞の内容に合う弾圧事件には、あまりこだわらなかったのではないか。天安門事件の映像では、十代の観客にはわからないが、ベルリンはカップラーメンのCM等でなじみがある。

その点よりも、曲の終わりに、一旦照明が落ちた後、ステージに立っているメンバーに重ねて、再度ベルリンの壁崩壊映像が流されることの意味を考えた。(配信で見た初日はそういう演出だったが、現在も同じだろうか)
「新チームAのこの公演も歴史的瞬間であって、劇場で見ている観客は、その目撃者になってほしい」という意味が込められていると思う。そうでないと、メンバーに映像を重ねる意味がない。
衣装が白いレインコート風というのも、スクリーン代わりに映像を映すという、この演出のためでもあるのだろう。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーティスト・ポップスター・アイドル (ピーナッツさん)

2010-08-29 08:31:15 | アイドル論
"本日のアーティスト~!"
199X年.月曜.20時03分…ダウンタウン浜ちゃんの声が、毎週、鳴り響いてた。それが、当たり前の光景だった。
しかし、"アーティスト"って、何だろうね?
おそらくは、この「HEY HEY HEY」キッカケで、市民権を得た言葉だと、なんとなくは、感じているんだけど、なんか、僕は、いまだに、しっくりこないんだ。もちろん、それは、"演奏家"とか、"専門家"とか、そういう意味だから、間違ってはいないんだけど、なんか…ね。
でも、これは、それぞれなんだよね。無理やり、結論づけると、"当の本人が、どう思っているか?"って事なんだろうね。
ところで、AKBの子って、自分たちのことを、「アイドル」と呼ぶ。そして、時折、MCの人から、"アーティスト"って、紹介されて、なんだか少し、はにかんだような表情をしたりする場面を見るにつけ、僕は、なんだか、チョットだけ嬉しく感じるんだ。なんか、わかんないけど、"好き!"って思う。

1997年.7月.第1週、"本日のアーティスト~!" 浜ちゃんに呼び込まれたのは、鈴木あみ。曲の間奏中、全力のアヒル口で、アピールする彼女がいた。たしかに、可愛い。
同年.7月.第2週・・・浜ちゃんに紹介されたのは、セリーヌ・ディオン。(中継?) 間奏の間、想いをためて、ためて、一気に爆発。情感たっぷりに歌い上げる彼女に、ほとんどの観客が、目に涙をためている…そんな光景があった。
で、後のトークにて、自身を"アーティスト"と呼んだ、鈴木あみ。同じく、"シンガー"と呼んだ、セリーヌ・ディオン…。本来、"まっ、いっか!"なんだろうけど、当時の僕は、この"アーティスト"ってくくりで、全部をいっしょくたんにしてしまう、なんか、この気持ち悪い感覚を、"なんだかなぁ~、そうする必要性あるのかなぁ~"って、思ってた。
でも、あの時、鈴木あみが、自分のことを、「アイドル」と言っていたら、当時の僕は、どう思ったんだろう?チョット、あの時の僕に聞いてみたい気もする。
そして、AKBの子は、今日も「アイドル」…そこに、すごく、こだわりを持っているような気がする。で、たぶん、僕は、そこが、1番好きだったりするのかも・・・と自己分析。変に、背伸びしないで、でも、そこに、こだわって…"今日、新しいスタイルを完成させよう!"・・・そんなヤツは、問答無用にカッコいい。
「アイドル」としてのこだわり、「アイドル」としてのプライド…そして、プロの「アイドル」として・・・。 AKB48、僕のツボを突いて来よるわ~!って感じかな。

あっ、これも、同じような事なのかな?
あれは、2000年.4月…「TSUNAMI」の頃かな? BS2のスペシャルで、『アーティスト・桑田佳祐』(仮題)というドキュメント番組の企画が、立ち上がっていたらしいんだけど、桑田さん本人が、"タイトルが、こそばゆい"という理由で、番組タイトルだけ、変えてもらったそう・・・
『桑田佳祐・素顔のポップスター』…。この話を、雑誌で読んだ時、なんだか、スゴク 嬉しかった。

でもさぁ、最近の日本人って、チョット不思議で、言葉を少し変えて(目先を変えて)、別なものになろうとすることが、多いように思う。僕は、関西人だから、そういうのに出くわしたら、とりあえず、ツッこんではおくんだけど…。
例えば、AV女優が、"セクシー女優の○○です"って…お前、ちゃうやん!
Hビデオを観てて、"えっ?これから、アクトレス・インタビュー? わかったわ"って…カラミ前のミニコーナーやん! それに、お前、アクトレスか?
"俺みたいなアスリートは"って…お前、野球選手やん!誇り持て!
他にも、"ハイパー・メディア・クリエーター"って…何やねん!
"ファンタジスタ"って…お前自身が言うな!・・・。
日本人って、こんなに、肩書き大好き国民だったかな? 利用してるつもりで、利用されてるよ…って、思っちゃう。
かくゆう、僕も、最近、そんなのに、翻弄されそうになったんだけど…。

高校吹奏楽部の手伝いに行ってた7月のある日、やたらと、みんなが、僕のことを、"マエストロ,マエストロ"って言う日があった。で、合奏の休憩中、聞いてみたんだ…
"しかし、マエストロって何だろうね?"
間髪入れずに、パーカッションの1年生の絶対におとなしいと思ってた子に(120人の前で)、こう言われたよ…
"先輩、それは、ジュースが飲みたい!って事ですよ"…。笑ったわ~、みんなで、5分間、爆笑した。そして、その子に、万札を渡したよ…"オーッ"…僕は言った、"ピクニック、130本な!"…"セコーッ"…続けて、"○○高校吹奏楽部OB会で、領収書、もうといてな"…"マエストロ~,マエストロ、ベイビー!"…高校生って、面白い。
AKBの子も、こんな感じなのかな?
でも、15歳~18歳ぐらいの女の子って、とても不思議で、ジュース1本で、メッチャ、気合いが入るんだよね。顔つきが、全然違うもの…あれ、何なんだろう? "恩を感じた"…ぐらいに思ってるのかな?犬か? でも、基本、まっすぐで、可愛い。
僕は、このまま、アマチュアの"マエストロ"・・・でも、AKBの子は、違う。ちゃんと、プロの「アイドル」として、ひとりひとり、認められてほしい。
ここ2ヶ月、高校生120人と音楽活動を通じて、泣いたり笑ったり・・・そうしている時間(とき)、なんだろう?AKBと繋がっているような不思議な感覚に包まれていた・・・そんな、2010年.夏。もうちょっと、暑いね。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする