tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

こちらは秋の七草「ふしばかま」一足早く・・・。

2019年08月11日 | がーディニング・園芸

ふしばかま」は、ご存知「秋の七草」の一種です。

季節のものとして、花を愛でる方もいらっしゃるでしょうが

私は全く違うのです。

 

目的は、2000kmもの旅する蝶「あさぎまだら蝶」の

飛来を期待するためです。

ここ10年来、毎年9月から10月に来てくれます。

その時期は、庭の「ふしばかま」の花が満開となる時期です。

今年は、茎など育ちも悪いので案じていますが、

もうはや幾本か、頂上で開花?ひげを伸ばしているのが開花

 

あさぎまだら蝶」は、春に奄美大島等で生まれた個体が北上、

岩手県の岩手山あたりで、気温が下がるのを見越して

今度は南下、この流れの中で我が家にも来てくれるのです。

ふしばかま」の蜜を吸うために。

なぜか「ふしばかま」の花にしか立ち寄らない不思議

(海岸沿いに咲く「砂引き草の花」にも来る)

ふしばかま」には毒が有り、この蜜を吸った蝶は、

外敵に食べられないために限られた花の蜜を吸い、

2000kmもの移動をするのだそうです。

(同じ個体は途中で産卵、死に、新しい命が同じDNAにより

来た道をたどるのだそうです)

8月では少し早すぎかな、それでもこの蝶の飛来がないか

毎日観察したと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする