tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

8月早朝「坐禅会」は、すがすがしい。

2017年08月20日 | 坐禅会

 お盆も終わり、なんと無く早朝はスガスガがしい。

早起きも苦でない季節。

午前6時の時梵鐘と、老師の般若心経の読経は、

開け放された、禅堂に大きく届く。

仲間はすでに坐に着いている。

小鐘3つは、正式坐禅のスタート

いつも申すことですが・・・」と、老師の坐中の語り。

こうして坐ることは、座ってどこへ行くのでしよう。

静かな世界に入る、

すなわち坐禅とは、「坐定」のことです。

静かな世界に入る条件は3つ、

一つは「坐姿」を整えるのです。

坐姿は足を組みその上に乗せた手のひらを法界定印に結び、

背をピンと伸ばし、・・・目はすべからく開くべし、すなわち閉じない

、見つめるところは、身のかまえ、坐姿が崩れていないか、

無理がかかっていないかを見つめる。

二つ目は、呼吸、鼻息かすかに通じ、とは「確かに」通じる。

三つ目は、意識(心)は、時間によりいろいろと飛び交う、

多くの妄想を手のひらに戻す。

これに集中するのです。

意識を手の平に置くとは、「集中すること」を意味します。

それぞれの日常生活で起こる物事、それぞれに集中する力を

自分の体に覚えさせる訓練と思えば・・。

こんな経過の中で改めて坐姿を点検することを繰り返す。

難しいけれど妄想など起こりえない。

 

そのようになれるよう、「坐姿・呼吸・心」への意識の連続・繰り返しが大切。

(しばらく静かに坐ります・・・無言20分)

再度、始まるお話し。

生きている生活の中で、いろいろなことが起こる、そうした事象に対して、

「ある大きな力の中で生きている」事を意識したことありますか。

生きているときには、いろいろなことが起こるのは当たり前、その何れもが、

ある大きな自然の力の中での小さな動きだ、

と意識してみてはどうですか。

各自が、自由に生きていける事を許される力を感じて、喜びたいものです。

「坐禅は」、こんな大きな力を感じる機会でもあるはずです。

 

今年もお盆を過ぎ半分終わりました。

毎月こんな機会を得られる事をお互い喜び、

精進したものです。と結ばれた。

この後小鐘2つ、すく立ち上がり10分間の「立禅・歩行禅」、

不思議なことに1烓坐った直後でも、

足の痛さを感じなかったのは不思議。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の花「百日紅」佳境、今年は色鮮やか。

2017年08月20日 | 季節の便り(北陸、福井)

今年はよく咲いたものです、

そして色も鮮やか。

「さるすべり」です。

 

この花、子供の頃の菩

提寺にある大木、

いつの間にやら庭に植えたくなったもの。

庭へきて、もう10年になる。

 

ところが「土壌ウイルス」にやられているようで

毎年、葉・花共に美しくない。

だけでなく、花も完全に開ききらない。

台風5号はこの「汚れ(煤病)」と埃を洗い落としてくれた様子、

そのためか鮮やか。

こんなに映えるのは久々。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする