くだんの旧街道「北谷道」に、「つくしの大軍」。

お彼岸に一度報告しています、

旧街道「北谷道」のつくし。

今は、微かな面影の2.0m巾、旧街道「北谷道」。

 

道路沿いの廃屋の庭に、土筆がでるのを知っています。

今年は少し遅かったせいか、

少ししか見えなかったので、今一度尋ねました、

といっても市内沢地区、我が家から5分の菩提寺への道。

 

アット驚き、この土筆軍、それも市内中心地、

昔は多くの土筆があり、

摘んで春先の山菜？の一つになったのでは。

今は摘む人もいませんから、此れだけ出ていても残っているのでしょう。

 

茎のはかまを取り「油いため、おひたし」など、

食べた覚えがあります。

今の子供達は知らない世界でしょう。

 

それにしてもこんなに出ているとは、付近を探索しますと

有るわ有るわ随所に土筆でした。

 

土筆は、「すぎなの子」といいますが、

此れを庭へ持ち込むと大変、

深く根を張り、一度生えると完全になくなるのは

5年はかかる面倒もの、

靴の土を払い、庭へ入りました。

 

此れはもう満開でしょう「乙女つばき」です。

当地の桜は、開花までもう１週間掛かりそうです。

 

庭の「乙女つばき」です。

今年は花が付きすぎ、満開です。

この木、樹高5m、70年以上の古木です。

 

 

「つばきの花」は、首からぽとりと落ちるため、武士の家では忌み嫌い

植えないのが慣例とか。

明治になってから植えられたものでしょう。

先々代祖母の存命のころには、今と同じくらいの

大きさであったように思えます。

 

2本有るのですが、一本は強剪定で花はまばら、

ところがこちらは少しの剪定、

こんなに花が付いたのは珍しいことです。

咲きすぎは困るのでは、来年が案じられます。

今は綺麗、比較的花の寿命はみじかく

もう3日もすれば花びらが枯れだし、茶色くなり

汚い時間になります。