ソウル北倉洞（プッチャンドン）

プラザホテルの裏側一帯はあちこちに通じている路地に沿って飲食店が５００店余りも並ぶ、「モクチャコルモッ（食い倒れ通り）」で有名な北倉洞북창동（プッチャンドン）だ。
北倉洞（プッチャンドン）」という名前を聞いたことがありますか？韓国の人たち、特に会社勤めの男性陣には北倉洞といえばビジネスルーム（会社員を相手にしたクラブまたはサロン）、そして庶民的な食堂街でとっても有名な所です。

2000年３月、梨泰院（イテウォン）地域に続いてソウル市内で２番目の観光特区（全国的で２０ヵ所）に指定されたのが明洞・南大門・北倉洞地域。明洞（ミョンドン）は先端ファッションと高級ショッピング通り地域として、韓国内最大の在来市場である南大門市場（ナンデムンシジャン）は在来市場の機能を維持している固有のショッピング地域として、また北倉洞（プッチャンドン）一帯は高級ホテルと飲食それに歓楽地域として特に発展させていこうというのがここを観光特区に指定した主な理由だそうです。中でも明洞と南大門に比べて名前があまり知られていない北倉洞（プッチャンドン）が観光特区として指定されたのは、北倉洞が飲食街として名前が通っていたことが大きな理由だというらしいです。

北倉洞（プッチャンドン）は小公路と南大門路、太平路の３つの大通りに囲まれた三角形の地域で、プラザホテルの後ろ側から南大門までが広く北倉洞と称されています。ここを南北に通っている５００ｍほどの一方通行の2本の道を中心にそこからあちこちに入っていく細かい路地に沿って飲食店が５００店余りも並んでいます。ここは「モクチャコルモッ（食い倒れ通り）」として有名です・・・。

ここにはカルビ屋さん、韓食店、参鶏湯屋さん、中華料理屋さん、日本料理屋さんなど昔から有名な飲食店が数々軒を並べています。しかし、いつからか近隣の大型ビルに勤める会社員の影響で、いろんな飲食店が少なからず消えていき、５０を超えるビジネスルームをはじめとする成人ナイトクラブ、カラオケボックスなどの遊興施設に変わってきています。でも数十年の伝統を誇る名物食堂もまだまだ健在のようです。

北倉洞（プッチャンドン）は狭い路地の間に伝統を誇る飲食店が今なお韓国の味を誇っているところ。庶民的な雰囲気がぷんと漂って来るところとしても有名な北倉洞（プッチャンドン）は仕事帰りに焼酎１杯でその日の疲れを癒す、都会に暮らすサラリーマンのオアシスみたいなところです。韓国の人たちの酒文化を知りたい方、北倉洞（プッチャンドン）はその両面性を見せてくれる絶好のポイントです。（もちろん危ないお店もありますので気をつけてください）

その他の北倉洞の名物には「ピョクチギチプ」という、壁面に仮設の建物を建ててちょっとしたおつまみとマッコリ（どぶろく）を出す立ち飲み一杯飲み屋さんや、中華料理に必要なほとんどすべての材料と器具が揃う中華料理材料商店などがあります。

北倉洞（プッチャンドン）についていろいろチェックしてみましたが北倉洞の通りは昼と夜でその雰囲気がまったく違います・・・・・。どんなふうに違うかって・・・？
それは行って直接肌で感じてることです。

ソウル市庁前のスケートリンク

1月13日、仁川駅（インチョン）から地下鉄に乗りソウルの市庁前に到着した。仁川から約1時間の距離だ。ソウルプラザホテル側から地上に出るとそこには、ソウル広場スケート場서울광장 스케이트장がオープンしていた。季節限定のスケート場だ。
横浜赤レンガ倉庫にも季節限定でスケートリンクができるが、こちらも若いカップル中心に賑わってます。
12月12日からソウルの冬のお楽しみの一つ、市庁前広場のスケートリンクです。2004年の冬に初めて登場し、５年目を迎えるこの野外スケート場。ソウル市庁前という街のど真ん中に冬限定で運営され、アクセス便利で誰でも気軽に利用できるので、すっかりソウルの冬のお楽しみスポットとなっています。はお子様連れの方がゆっくり滑れるように、子供用のリンクができました。また、ハイソウルフェスティバル−冬のイベントの一部に組み込まれ、スケートリンクの周りには、光のオブジェも設置されてます・・・。

場所は地下鉄１・２号線シチョン（市庁・City Hall・132/201）駅５番出口からすぐ。今工事中の市庁舎前の「ソウル広場」内にあり、オフィスビルやホテル、そして車道に囲まれたまさに都会のど真ん中！スケートリンクは大人用（大きさは30ｍ×50ｍ、454坪）と、今年から新登場の子供用リンク（20ｍ×30ｍ、181坪）の２つが横に並んでいます。しかしもう５年目ですっかり定番になったとはいえ、こんなところに毎年リンクができること自体にビックリしちゃいますネ・・・・。