여기저기 한국 ヨギチョギ韓国

韓国のこと いろいろ あれこれ いまむかし

1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

仁川~ソウル、地下鉄の物売り

2009-03-17 19:30:06 | Weblog
自由公園をぶら~りしたあと、中華街にある「韓中文化館」を訪れた、入館料は無料。しばらく観覧したあと仁川駅より15時37分発のソウル行き地下鉄に乗った。

ソウルの地下鉄に乗ったことのある人なら、地下鉄車内で物売りを見たことがあるだろう。
つい買ってしまいたくなるような品々を売っている。通勤時間帯や深夜には物売りは出没しないが、通路が程よくあいている車両に乗り込んでくる。商品説明するときは、いつでも逃げられるように車両の中央にある両側ドアの真中に立つ。
彼らが売る商品は「痒いところに手が届く」というより、「痒くなる前に手元にあるといい」と思わせる品物が多い。夏の暑いときには扇子、雨が降っているときには傘、あれば便利だけれどわざわざ買いにいくことのない日用雑貨、たまに零細企業が発明したと思われるアイディア商品なども登場する。値段も千ウォン~数千ウォン程度で、市価よりも安く思ったよりも丈夫なものが多い。

物売りの特徴だが、物売り達は比較的見分けがつく。 彼らには一種の空気があり、旅行にいく服装や雰囲気でもないのに、黒い旅行バッグを手にぶらさげていち早く車内に乗り込んでくる。また他の車両に移るときは、早足で車両の中央にまっすぐ突き進むように歩く。そして物売りを終えた後は、まるで何事もなかったかのように、そ知らぬ顔で電車を降りて行く姿がなんだか可笑しい。

販売方法も共通している。乗客と視線を合わさないで、早口でまくし立てるように説明する。アイディア商品なら器用な手つきで実演し、台詞も「百貨店にも商品を卸していた会社が倒産したので、特別に安くお分けします。」みたいな決まり文句を使う。物売りによっては座っている乗客一人一人の膝の上に品物を乗せて一巡し、財布を出した人をすばやく見つけて売る。地元の人は慣れているので、若者は膝に品物が置かれても身動きしないし、中年層になると興味深々に品物を手にとる人も多い。

電車の中での物品販売は違法だし、時には煩く思うこともある。でも、売られる商品に惹きつけられて買う人が多いところをみると、もしかして理にかなっているのかも。 それにしても、彼らは電車の中で知っている人に会うことはないんだろうか、と思ってしまう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仁川、自由公園

2009-03-17 05:43:49 | Weblog
仁川中華街をぶら~りしたあと自由公園(자유공원)へ行く。
仁川駅から東仁川駅方面へ徒歩5分、鷹凰山に広がる緑豊かな公園が自由公園。ソウル最初の近代公園と言われるタプコル公園(ソウル中心部、鍾路の仁寺洞入口に位置)よりも9年ほど先にできた、韓国初の西洋式近代公園です。園内には仁川港や市街地が一望できるソッチョンヌ(石汀楼)、市民の休憩所であるヨノジョン(然吾亭)、マッカーサー(韓国語でメッカド)の銅像、仁川学徒義勇隊護国記念塔、韓米修好100周年記念塔などがあり、高台に位置するので仁川市街地や仁川港、海岸などが一望できる市民の憩の場として親しまれているようだ・・・。

公園の名前は、今では自由公園といいますが、タプコル公園と同様、今まで2度ほど変わっています。公園が出来た当初は「万国公園」、日本の統治時代は「西公園」(日本人が神社として祀っていた東公園が別にあった)、そして1957年、朝鮮戦争時に仁川上陸作戦を指揮したマッカーサー将軍の功績を称えるため、彼の銅像を建てると同時に名前も「自由公園」となり、現在に至っています。

園内にある三角型の記念塔は1992年、韓米修好通商条約締結100周年を記念して建てられた、"韓米修交100周年記念塔"。帆の形を基本に人間、自然、平和、自由を象徴する8つの塔になり、韓国と米国の永遠な友愛を象徴しています。

仁川駅からチャイナタウンを歩いていくと自由公園に通じる階段があります。これは仁川港が開港された当時、周辺に集団居住していた日本人と清人(中国人)を隔てる境界線の役目を果たしていた階段。この階段を境に左が清(中国)、右側が日本人の居住地になっていたとか。しかし1910年、外国人居住地が廃止されると残った階段は仁川の記念物として指定され、今では市民の休憩場所になっているそうです。

自由公園までは国鉄(1号線)仁川駅から徒歩約7分、東仁川駅からだと徒歩約15分。山の上にあるので坂道が多いですが、散歩コースにはぴったりの緑豊かな公園です・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする