自由公園をぶら~りしたあと、中華街にある「韓中文化館」を訪れた、入館料は無料。しばらく観覧したあと仁川駅より15時37分発のソウル行き地下鉄に乗った。
ソウルの地下鉄に乗ったことのある人なら、地下鉄車内で物売りを見たことがあるだろう。
つい買ってしまいたくなるような品々を売っている。通勤時間帯や深夜には物売りは出没しないが、通路が程よくあいている車両に乗り込んでくる。商品説明するときは、いつでも逃げられるように車両の中央にある両側ドアの真中に立つ。
彼らが売る商品は「痒いところに手が届く」というより、「痒くなる前に手元にあるといい」と思わせる品物が多い。夏の暑いときには扇子、雨が降っているときには傘、あれば便利だけれどわざわざ買いにいくことのない日用雑貨、たまに零細企業が発明したと思われるアイディア商品なども登場する。値段も千ウォン~数千ウォン程度で、市価よりも安く思ったよりも丈夫なものが多い。
物売りの特徴だが、物売り達は比較的見分けがつく。 彼らには一種の空気があり、旅行にいく服装や雰囲気でもないのに、黒い旅行バッグを手にぶらさげていち早く車内に乗り込んでくる。また他の車両に移るときは、早足で車両の中央にまっすぐ突き進むように歩く。そして物売りを終えた後は、まるで何事もなかったかのように、そ知らぬ顔で電車を降りて行く姿がなんだか可笑しい。
販売方法も共通している。乗客と視線を合わさないで、早口でまくし立てるように説明する。アイディア商品なら器用な手つきで実演し、台詞も「百貨店にも商品を卸していた会社が倒産したので、特別に安くお分けします。」みたいな決まり文句を使う。物売りによっては座っている乗客一人一人の膝の上に品物を乗せて一巡し、財布を出した人をすばやく見つけて売る。地元の人は慣れているので、若者は膝に品物が置かれても身動きしないし、中年層になると興味深々に品物を手にとる人も多い。
電車の中での物品販売は違法だし、時には煩く思うこともある。でも、売られる商品に惹きつけられて買う人が多いところをみると、もしかして理にかなっているのかも。 それにしても、彼らは電車の中で知っている人に会うことはないんだろうか、と思ってしまう。
ソウルの地下鉄に乗ったことのある人なら、地下鉄車内で物売りを見たことがあるだろう。
つい買ってしまいたくなるような品々を売っている。通勤時間帯や深夜には物売りは出没しないが、通路が程よくあいている車両に乗り込んでくる。商品説明するときは、いつでも逃げられるように車両の中央にある両側ドアの真中に立つ。
彼らが売る商品は「痒いところに手が届く」というより、「痒くなる前に手元にあるといい」と思わせる品物が多い。夏の暑いときには扇子、雨が降っているときには傘、あれば便利だけれどわざわざ買いにいくことのない日用雑貨、たまに零細企業が発明したと思われるアイディア商品なども登場する。値段も千ウォン~数千ウォン程度で、市価よりも安く思ったよりも丈夫なものが多い。
物売りの特徴だが、物売り達は比較的見分けがつく。 彼らには一種の空気があり、旅行にいく服装や雰囲気でもないのに、黒い旅行バッグを手にぶらさげていち早く車内に乗り込んでくる。また他の車両に移るときは、早足で車両の中央にまっすぐ突き進むように歩く。そして物売りを終えた後は、まるで何事もなかったかのように、そ知らぬ顔で電車を降りて行く姿がなんだか可笑しい。
販売方法も共通している。乗客と視線を合わさないで、早口でまくし立てるように説明する。アイディア商品なら器用な手つきで実演し、台詞も「百貨店にも商品を卸していた会社が倒産したので、特別に安くお分けします。」みたいな決まり文句を使う。物売りによっては座っている乗客一人一人の膝の上に品物を乗せて一巡し、財布を出した人をすばやく見つけて売る。地元の人は慣れているので、若者は膝に品物が置かれても身動きしないし、中年層になると興味深々に品物を手にとる人も多い。
電車の中での物品販売は違法だし、時には煩く思うこともある。でも、売られる商品に惹きつけられて買う人が多いところをみると、もしかして理にかなっているのかも。 それにしても、彼らは電車の中で知っている人に会うことはないんだろうか、と思ってしまう。