極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

オートレース死亡事故

2021-10-31 06:51:29 | Weblog
2021年10月30日川口第9レース中に事故が発生し、レースは不成立、佐藤正人選手が殉職した。
オートレーサーの死亡事故としては、2012年の坂井宏未選手(練習中)、レース中の
死亡事故としては2009年の永井秀樹選手以来である。佐藤選手のご冥福をお祈りします。

今回の事故について、安全策についても多くのコメントが見られる。
事故は金網が突き破れるくらいの衝撃であった。緩衝材の設置であるとか、対応対策は
どうだったのかと私も思う。

オートレース、主体のJKAの内情については、よくわからないので、以下についても
よくわからないまま書いている。

今回の事故について、ヤフーコメントなどを読むと、「事故後の対応がまずい」と
いう意見が多い。

事故は4車が絡む大事故だった。3人が立ち上がれずに横たわったままだった。
スタッフはその状態の選手を、映像からは「そのまま」担架に乗せてバンに移動させていた。

これは、医療救急の知識のある人たちからは「論外」ということらしい。

外傷性ショックがある場合は、「安易に動かしてはならない」が基本の基本らしく
動かすことで、より重篤な状態になることもあるのだという。

救急救命の専門知識をもった資格者が適切に対応していれば、もしかしたら佐藤選手の
命は助かったかもしれない。
公営競技は常に「死」が隣り合う厳しい現場である。いかなる時でも救急救命の
スタッフの常駐が必要ではないだろうか。練習中でも開催中でも、実走がある時は。

何度も言うように内部の情報は持っていないので、もしかしたら他の競技、他の会場
では医師や救急救命士等の「専門スタッフの常時駐在」が実施されているのかもしれない。

私の記憶が確かならば、浜松オートレース場にはレース場内に救急車がいつも停まって
いたようにも思う。専門スタッフの常駐はできているのかもしれない。

一部の記事で「オートレースの死亡事故は95件」とあるが、この件数の大半はダートレースの
時代である。現在の舗装路面、オーバルコースになって死亡事故は激減した。

出来る限りの安全対策と、救急救命対策をお願いしたい。

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