極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

浜松駅新幹線ホーム中2階

2018-12-01 09:58:29 | Weblog
池谷などはフェイスブックなどでよく発信しているが、浜松駅新幹線乗り場の
中2階には、浜松を代表する企業の展示スペースがある。

通路をはさんで2箇所あり、これを書いている2018年12月時点では、ヤマハ(楽器メーカーの)
とスズキだ。スズキとカワイとヤマハが一定期間「かわりばんこ」に展示しているようだ。
だが、カワイのピアノとヤマハのピアノが、かぶることはない。(しっかり確認した
わけではないが)カワイがアコースティックのピアノを展示すれば、ヤマハは
エレクトリック楽器とか、そのような「忖度」がなされているようだ。

これまたしっかり確認をしていないので、もしかしたら、バイクのヤマハとか
ホンダとか、他の企業が展示していることもあるのかもしれない。

とにかく、現在はヤマハのピアノが置いてある。

しかも、このピアノは弾くことができる。「ドントタッチ」とは書いていない。

池谷もよく弾いているようだが、私もよく弾いている。弾いているのは当然
「楽園の落日」だ。これしか弾けない。「楽園の落日」とは私の曲で、左手は
親指と小指でオクターブのベースが二分音符でループし、右手は同じ三連符が
延々続く、いたって単純で簡単な楽曲である。これを弾く。特に恥ずかしいとは
思わない。よっぽどの演奏でないと、見向きもされないので、平気だ。
「恥を知れ」と、思われているのかもしれないが。

で、このピアノ、ヤマハの最高グレード品である。

希望小売価格は、 19,000,000 円(税抜)。


1900万円もするピアノを私のような、ろくに弾けもしない人間が、
「ネコふんじゃった」よりも簡単な曲を弾いていいのだろうか。

私どころか、鼻水をたらした幼児がバンバンと鍵盤を叩いていたりする。

ヤマハという会社は太っ腹である。

メルセデスベンツの本社のある駅にベンツの最高級グレードが置いてあって、「自由に運転
してください」なんて言うか。 車と楽器をいっしょにしてはいけないが。


そんなわけで、いつも「ああ、ありがたい」と言って、ヤマハの最高級ピアノに触れている。

ちょっと前のカワイピアノも、その名も「シゲルカワイモデル」という超高級ピアノを展示
していた。シゲルカワイモデルも弾いたぞ。


この厚遇を喜んでいるのは私と池谷だけではなく、当然にして多くの人がそう感じている。
実は、「他の人が弾いている」ことが多い。この前も改札をくぐったら、ピアノの音が
聞こえてきた。クラシックとは思うが、かなり難度の高い曲のようだった。

どんな人が弾いているのだろうと覘いたら、弾いているのは私のようなおっさんで、
譜面台に楽譜まで置いて弾いていた。練習か?

練習したい気持ちがわからないでもないが、さすがに練習だったら
家のピアノでやってくださいな、と思った。


写真は池谷のインスタを勝手に転用
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