たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

コクリコ坂から

2011-07-22 | 
ジブリの映画 『コクリコ坂から』 を見ました。

映画のおススメ文には 「感動的」 と書いてありましたが、それほど感動はしませんでした。
ただ期待したよりは、ずっといい映画だと思いました。
それは物語の時代が私の青春時代と重なり、内容の全てを簡単に理解できたことによると思います。
登場する歌も自動車も生活用品も 『あの時代』 を思い起こさせるものでしたが、それが懐かしいから 『いい映画』 と思ったわけではありません。
主人公の二人が、はっきりと言葉を口にし、まっすぐに進む姿に好感を抱くのです。
その姿があの時代の自分の姿と重なるのです。


会社の二十歳を過ぎたばかりの女性に 「コクリコ坂を見てくるわ」 と言ったら 「私も見たい」 と言っていましたが、彼女が見ても、私と同じように理解することは難しいだろうと思います。
あの時代を生きた人間にしかわからないシーンがたくさんあるのです。

だから若い人は、私が感じたのとは全く違う意味で 「いい映画」 と言うかもしれないし、あるいは 「つまらなかった」 と言うかもしれない。

映画の中に 『国際信号旗』 が登場します。


もう一度言いますが、私、この映画好きです。

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2 コメント

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はじめまして (ミセスマヌエラ)
2011-07-27 11:57:55
はじめまして、61歳の草木花が大好きで、写真も好きなものです。青梅のアジサイ山を検索した折にたまびとさんのブログを発見し、とても好きになりました。ときどきコメントさせてください。宜しくお願いします。「コクリコ坂から」は池袋西武ギャラリーで28日まで開かれている原画展を見てきました。
宮崎駿さんの原画は、家の中の様子が描かれているものが特に好きでした。30年代の我が家を写真よりもリアルに再現したような見事な作品でしたよ。映画も観に行く予定です。
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ミセスマヌエラさんへ (たまびと)
2011-07-27 17:42:32
はじめまして。 お寄りくださいましてありがとうございます。
何年もブログを続けていると、気持ちが乗らなくなることもあり、文章も浮かんでこなくなったりします。
このところ、そんな気分でいたので、コメントをいただいてとても嬉しく思いました。

コクリコ坂の原画展をご覧になったとのこと。
宣伝ポスターのような、あの絵でしょうか。
映画の少女とは少しイメージが違うと思いますが、
原画のほうがファンタスティックな素敵な絵なのではないかと思います。
そして私達が育った時代が描かれている・・・聞いただけでワクワクします。
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