先週雪が降る前の日に、映画を見に行きました。
「さすが、山田洋次監督」と言いたくなるほど良い映画でした。
配役も完璧で、特に若い頃のタキを演じた黒木華さんが素晴らしい。
昭和の日本女性そのもののようなお顔立ちで、素朴で控えめ、しかし1を聞いて10を悟るほど頭の良い女性像を見事に表現してくださいました。
特に悲しい場面は無かったのに、最後にハンカチを出して涙を拭いました。
タキさんの心の奥底まで入っていくことで流れた涙だったと思います。
時代は日本が太平洋戦争に向かっていく昭和初期。
真珠湾攻撃の知らせに、大人も子供も「バンザイ! バンザイ!」と喜ぶ場面があります。
国全体がこうした雰囲気に包まれて太平洋戦争が始まったことがわかる場面です。
国がやることに間違いは無いと、盲目的に喜んだ人もいたでしょうが、否定したいと考えた人も大勢いたのではないでしょうか。
でもそれを口にすることは、出来ない状況だったのですね。
再びそんな時代が来ることがないように、一方的な情報を鵜呑みにすることなく、常に多方面からの情報に目を通し、自分の頭で良し悪しを考えることが出来る人でありたいと思っています。
「さすが、山田洋次監督」と言いたくなるほど良い映画でした。
配役も完璧で、特に若い頃のタキを演じた黒木華さんが素晴らしい。
昭和の日本女性そのもののようなお顔立ちで、素朴で控えめ、しかし1を聞いて10を悟るほど頭の良い女性像を見事に表現してくださいました。
特に悲しい場面は無かったのに、最後にハンカチを出して涙を拭いました。
タキさんの心の奥底まで入っていくことで流れた涙だったと思います。
時代は日本が太平洋戦争に向かっていく昭和初期。
真珠湾攻撃の知らせに、大人も子供も「バンザイ! バンザイ!」と喜ぶ場面があります。
国全体がこうした雰囲気に包まれて太平洋戦争が始まったことがわかる場面です。
国がやることに間違いは無いと、盲目的に喜んだ人もいたでしょうが、否定したいと考えた人も大勢いたのではないでしょうか。
でもそれを口にすることは、出来ない状況だったのですね。
再びそんな時代が来ることがないように、一方的な情報を鵜呑みにすることなく、常に多方面からの情報に目を通し、自分の頭で良し悪しを考えることが出来る人でありたいと思っています。
この映画は、さりげなく反戦の意味も込められていて、赤い屋根の小さいおうちは、爆撃で燃えてしまうのです。
言った物なら一族郎党どんな目に合うか!
今の様に何でも言える時代に生きられて幸せです!
良い映画見ましたね!